仕事でも後輩が多くなり、重要な仕事を任されることも多くなる30代。とにかく忙しい日々を過ごしているという方も多いと思います。
ですが、自身のさらなるスキルアップのために、資格の取得に挑戦してみても良いかもしれません。
今回は、仕事の効率化や次のステップに進むために、30代からの取得を目指したい資格を紹介します。
忙しい30代からの資格取得、時間の使い方を見直しキャリアアップを
名刺交換や電話対応ひとつにも四苦八苦する新社会人生活。営業や資料づくり、接待や上司との会食で夜はぐったりして帰るという人も多かったはず。そんな日々を送るうちに、後輩ができ、少しずつ大事な仕事を任せてもらえるようになってくるのが30代。プライベートも充実してくる、とにかく忙しくも楽しい時期ですよね。
楽しいことや、責任ある業務は増える一方ですが、1日の時間はだれもが平等に24時間。最低限の睡眠時間や食事の時間、気分転換の時間は健康維持のためにも重視したいところ。30歳を過ぎてからの資格取得を目指すためには、効率アップを常に意識することが必要です。
例えば、あらゆる業務で大活躍しているエクセル。本当に効率的に使いこなせているでしょうか? 実は、もっと簡単な関数や単純な機能を知っていれば、時間短縮ができるかもしれません。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)というマイクロソフトオフィス製品のスキルを証明できる資格はご存じでしょうか? 世界中で実施されており、国際資格としても認められています。ワードやエクセルなどそれぞれのソフト、バージョンごとに試験が分かれています。
また、ワードやエクセルに関しては、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)に分かれているため、エキスパートで力試しをしたり、スペシャリストから復習したりすることも可能です。便利な機能などを新たな発見にして、業務効率をアップできるかもしれません。
転職もスキルアップも視野に入れて
さて、転職という選択も脳裏に浮かぶのが30代。このまま仕事を続けてもよいのでしょうか、それとも新しいステージへとチャレンジすべきか、一度や二度は考えることですよね。特に男性は30代になると、ある程度の専門性も出てきて、資格の取得も考えたりする時期かと思います。
プログラマー&システムエンジニア
今注目を浴びており、今後も需要が拡大していく見込みがある分野といえば、プログラマーやシステムエンジニアです。専門性が高いだけに、大きな強みとすることができるでしょう。
アンドロイド技術者認定試験
プログラミングは、ウェブサイトのプログラムからデータベースのプログラムまで、言語も種類も豊富ですが、身近な存在といえばアンドロイドアプリの開発。
実は、アンドロイド技術者認定試験という資格があり、取得すればスマートフォン開発企業や、カーナビ開発企業への道も広げることが可能になります。プログラムなんて難しそうと思わずに、興味があるならチャレンジしてみましょう。思わぬ才能を開花できるかもしれません。
TOEIC(R)TEST
そして、なんといっても押さえておきたいのは英語。メールや商談で英語に触れることも多いからこそ、身につけておきたいところです。
英語を強みにするためにも、 TOEIC(R)TEST(国際コミュニケーション英語能力テスト)を受けてみるのは良いかもしれません。最初は思ったような結果ではなくても、しっかりと勉強を続ければ、そのうち点数が伸び、自分の成長を感じることができるはずです。
大切なのは積み重ね
なかなか時間がないからと、踏み出せない人も多いと思いますが、「思い立ったが吉日」です。日常生活や業務をもう一度見直して、通勤などのちょっとした時間を有効に活用して勉強を始めてみましょう。小さな努力の積み重ねが、資格取得への道を切り開いてくれるかもしれるでしょう。