少年に懲役5~9年、津地裁 三重の中3女子死亡事件三重県朝日町で2013年8月に中学3年の女子生徒=当時(15)=をわいせつ目的で襲い、窒息死させたとして強制わいせつ致死と窃盗の罪に問われた少年(19)の裁判員裁判の判決で、津地裁は24日、懲役5年以上9年以下の不定期刑を言い渡した。検察側は5年以上10年以下の不定期刑を求刑していた。 増田啓祐裁判長は判決理由で、動機は強固なわいせつ目的と認定。少年が鼻や口をふさぐ行為も危険と認識していたとした。「犯行は悪質。計画的とはいえないが、保護処分が認められる事情はない」と懲役刑を選択した理由を述べた。 【共同通信】
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