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ベルギー外相が黒人に扮し慈善活動参加、批判続出

2015年 03月 20日 14:22 JST
 
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[ブリュッセル 19日 ロイター] - ブリュッセルで14日に行われた慈善資金集めの行進に、ベルギーのレンデルス外相が顔を黒く塗り黒人に扮して参加。マイノリティ団体などから「大臣としてふさわしくない行為」と批判が噴出している。

「レ・ノワロー」(フランス語で黒人たちの意味)と呼ばれるこのチャリティー活動では、参加者が、顔を黒く塗り、白い帽子と緑のズボンを身に着けて楽団のファンファーレを従えて行進する。

レンデルス外相は自らのサイトでベルギーの外交政策における中央アフリカの重要性を強調。ブログに顔を黒く塗って「レ・ノワロー」に参加している写真を投稿した。

政界からは左派含めほとんど反対が出ていないが、マイノリティ団体やアフリカ系ベルギー人らからは、「外相の参加は容認しがたい」との反発が出ている。ナイジェリア生まれの作家は「他の文明国なら辞任騒ぎになるところだが、ベルギーでは続投してしまう」と批判した。


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 3月19日、ブリュッセルで14日に行われた慈善資金集めの行進に、ベルギーのレンデルス外相が顔を黒く塗り黒人に扮して参加、マイノリティ団体などから「大臣としてふさわしくない行為」と批判が噴出している。写真は2013年撮影(2015年 ロイター/Laurent Dubrule)

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