ベルギー外相が黒人に扮し慈善活動参加、批判続出
[ブリュッセル 19日 ロイター] - ブリュッセルで14日に行われた慈善資金集めの行進に、ベルギーのレンデルス外相が顔を黒く塗り黒人に扮して参加。マイノリティ団体などから「大臣としてふさわしくない行為」と批判が噴出している。
「レ・ノワロー」(フランス語で黒人たちの意味)と呼ばれるこのチャリティー活動では、参加者が、顔を黒く塗り、白い帽子と緑のズボンを身に着けて楽団のファンファーレを従えて行進する。
レンデルス外相は自らのサイトでベルギーの外交政策における中央アフリカの重要性を強調。ブログに顔を黒く塗って「レ・ノワロー」に参加している写真を投稿した。
政界からは左派含めほとんど反対が出ていないが、マイノリティ団体やアフリカ系ベルギー人らからは、「外相の参加は容認しがたい」との反発が出ている。ナイジェリア生まれの作家は「他の文明国なら辞任騒ぎになるところだが、ベルギーでは続投してしまう」と批判した。
© Thomson Reuters 2015 All rights reserved.
崖や水中で「アイロンがけ」
世界で最も奇妙な「スポーツ」とされる「エクストリーム・アイロンがけ」の考案者が、11年を経て競技復帰を決めた。考案者のカムバックで競技人気に再び火がつくか、注目されている。 ビデオ