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今年1月、CIA(アメリカ中央情報局)がツイッター上で、「1950〜60年代に目撃されたUFOのほとんどはCIAの所有するU-2スパイ用偵察機だよ」。という趣旨のつぶやきをあげ話題となったが、それでも今もってその正体がわからない未確認飛行物体も存在するようだ
つい最近、米国では、1947年から1969年に撮影されたUFOの写真1万2000点が発表された。これらの写真が記録されているマイクロフィルム「プロジェクト・ブルーブック」はオンラインで誰もが閲覧出来るようになっている。
UFO目撃情報の5%はアメリカ政府の力を持ってしても、その実態が明らかになっていない。それらは詳細不明の「コールドケース」として分類されている。ここではそんな謎につつまれた、かつてのUFO写真を見ていくことにしよう。
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「UFO写真は幾つものウソをつく」。そう語るのは”UFO捜査マニュアル”の著者であるニゲル・ワトソンだ。
「UFOの目撃写真で一番問題となるのは写真がぼやけている場合です。ハッキリと見える写真は偽物か本物かという賛否両論が無く、直ぐに証明できますが、このようにぼやけてしまった写真だと色んな人が色んな意見を述べる為、1枚の写真から非常に多くの物語が創造されてしまうのです。こういった古い写真だと保存状態で、撮影時には映っていなかったものが浮き出てしまうケースもあるのが問題ですね」。とワトソンさんは語る。
1.B-47ジェット機の後方を追尾するUFO
1957年カリフォルニア州のエドワード空軍基地でテスト飛行を行うB-47ジェット機の後方を追尾する未確認飛行物体。
2.円盤型のUFO
1929年、コロラド州ワードにて撮影されたもの
3.マンハッタンに浮かぶ3つの光
1984年5月9日、ニューヨーク・マンハッタンで撮影された写真で、超常現象調査グループ(aerial phenomena group)が公開したものだ。マンハッタンの上空を飛行する三つのUFOの姿が映されている。写真はフェリップ・オレゴによって撮影され、一時は偽物だと騒がれたが当時の科学技術でそれを立証する術は無かった。
4.サーチライトに照らされたUFO
1942年2月25日、ロサンゼルスにて。サーチライトが照らす先には未確認飛行物体があり、その周りで発光しているのはそれを撃ち落とそうとする爆発である。
1942年2月、ロサンゼルスでは日本軍が空爆を行うのではないかと言う噂が流れた。2月23日、日本軍によるエルウッド製油所砲撃作戦が決行された。それにつながるかのように2月25日の朝、アメリカ全土でUFOの目撃情報が相次いだのだ。
当時のアメリカ陸軍参謀長ジョージ・マーシャルはその時目撃した15機の未確認飛行物体の事をルーズベルト大統領に宛てた”備忘録”として記録している。この時、米陸軍は1430発もの対空攻撃を未確認飛行物体に行ったが、謎の機体からの反撃は無く、現在でもその出来事は「ロサンゼルスの戦い」として語り継がれている。
この件に対する最も合理的な結論は「アメリカに敵対する国家による威嚇飛行だった」という物だが、それにしては多くの謎を残したままで真相は未だに闇の中である。
この出来事はスティーブン・スピルバーグが1979年に制作した名作“1941”の題材となった。当時のUFO写真で現存するのはこの一枚だけだという。
5.男性の背後にUFO
1939年1月1日、アメリカのどこかで撮られた写真。男性の背後には未確認飛行物体が写りこんでいる。
6.巨大な宇宙船
1964年6月10日にアメリカで撮影されたもの。場所は不明。この写真の存在が公表されたのはそれから数年後の事である。
7.飛行場を飛ぶ2つの赤いUFO
1966年夏、スイスのチューリッヒ飛行場で撮影された赤い光を放つ二つの飛行物体。この写真は後にスイスのパイロットであるフェルナンド・スクミドによって公開された。
8.馬の背後に飛ぶUFO
1945年6月の朝、米海軍所属のジャック・レモンドが乗馬をしている姿を撮影したものだ。馬の耳の後ろの方に未確認飛行物体が彼らの後方を飛んでいるのが分かるだろう。
9.飛行機の窓から見えるUFO
この写真はわりと最近のもので、2012年に香港から中国南西へと向かう飛行機の窓から乗客によって撮影されたもの。
10.巨大な4つの光
1952年7月15日午前9時35分、マサチューセッツ・サレムで撮影された未確認飛行物体
11.ラボック・ライト事件
テキサス州の学者3人が1951年8月30日に撮影したもの。3人の学者が集まり、裏庭で雑談していたところ、空に20〜30機の未確認飛行物体が放つ光り目撃したという。その3人の内の一人はこう語る。 「UFOはディナープレート程の大きさでした。青緑色に発光し、蛍光色に近い感じがしました。空に見えた満月よりも少し小さいぐらいの大きさで、角がない完全な円盤状でした」。
この目撃情報を受けて米空軍は「白い胸を持つチドリ科の鳥が飛行する際、下から光が当てられ、それが反射した事による物だ」。と公式な声明を出したが、真相はわからない。
12.巨大な円盤型UFO
1951年の冬、ニュージーランド州で撮られた巨大なUFOが写りこんだ写真。この写真の真相は明らかとなった。米空軍によりレンズ雲であるという事が証明されたようだ。
13.9機のUFO
ケネス・アーノルドが1947年6月24日にレーニア山で撮影した9機のUFO。米政府もこの写真には強い興味を示した。似たようなUFOが1947年7月12日、オクラホマ州タルサでも目撃されたそうだ。
via:dailymail・原文翻訳:riki7119
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コメント
1. 匿名処理班
円盤型の飛行機って開発されてないのか?そっちのが不思議なんだが。
2. 匿名処理班
しょーじきかなり胡散臭いのが殆どのような気がするけれど、
もし科学的に二重露光やらミニチュア、映り込み「じゃない」と
検証が完全に可能なら、「それでもこれだけは良く判らない」という事例も
在ったりするんだろうね、そこがロマンだと思う
3. (。・(エ)・。)
光り輝く物はプラズマ生命体とかじゃないかと真剣に思う
4. 匿名処理班
古い奴ばかりかと思ったら最近のもあるんだね
5. 匿名処理班
未発表の技術はありそう。
説明がつかないというのも、信じていいのか分かりません。
濃厚なのは、軍事目的ではないでしょうか。
6. 匿名処理班
最後の画像の9機のUFOだが、
何度数えても8機しかいないみたいなんだが(;・∀・)
7. 匿名処理班
これは信じてしまいますわ
8. 匿名処理班
5番画像の男性の顔が怖い
9. 名無しのミリヲタ(39年もの)
最初の画像の爆撃機はB-57キャンベラでは。
10. 匿名処理班
観てみたいな 夢あるわ
11. 匿名処理班
正直な話
火星、エウロパ、エンケラドス、ガニメデ
のいずれかで微生物が発見できれば
100%宇宙人の存在が確定するんだけどね。
見つからないかな(−ω−)
12. 匿名処理班
昔のは画像が不鮮明か傷や汚れの可能性を否定できない
今のはフォトショで説明が
ロマンなくなった
13. 匿名処理班
無人探査機が来てるね。
地球に人類がいるのは、宇宙人も知ってるだろうから撃ち落としてもいいと思う。
14. 匿名処理班
目撃例は一世紀以上前からある。
一世紀も実戦配備されずに研究され続けている兵器なんて有り得ない。
従って軍の秘密兵器説は無いね。
15. 匿名処理班
4番は日本が飛ばした風船爆弾なんじゃない?
16. 匿名処理班
※1
開発自体は何種類かされたことがある
名前覚えてないけど、STGで自機になったこともある、円盤状の胴体にプロペラ二つと尾翼をくっつけたタイプのがいたけど、実際にはまともに飛べないような代物で開発中止されたって聞いた覚えがある
あと、動画で見かけたものだと、円盤形で胴体にプロペラ仕込んだタイプの試験機があったけど、辛うじて1メートル浮かんだかって状態でのったりと前後に動くのが限度で、実用性皆無だったらしい
どっちも、うろ覚えなので間違ってるかも知れない
17.
18. 匿名処理班
※15
風船爆弾を実用化したのは1944年だから違う
元々は陸軍によって対ソ連の宣伝ビラ配布用として研究されたものだから1942年に届いたものが旧日本軍の物ならビラなどをまいているはず
あと旧日本軍が米本土空襲を行った日は1942年9月9日、29日で日本軍の戦力は伊号第二五潜水艦1隻・零式水上偵察機一機なので違う
19. 匿名処理班
カラパイアの過去記事であったね、円盤型の飛行機を作ってもうまく行かない理由。
浮き上がって安定した飛行を保つのが難しいらしい。
写真はなあ……もうわかんないよこれ。どれが本物でもニセモノでもいいじゃん!て感じ。