登山やキャンプに温度計を持って行く人は少なくないでしょう。気象条件を正確に判断するため、というのもありますが単に「測りたいから」という人もけっこういるのでは?
わかります。測った方が楽しいですよね。この小さなビスケットほどの大きさのデバイスは、そんな
「測りたがり」の人にはとくにおすすめの温度計ロガー。必ずしもアウトドアアクティビティ専用というわけではなく多目的な製品ですが、米「BACKPACKER」誌の「2015 Editors’ Choice」にも選ばれています。なるほどです。
Kestrel DROPは、数秒おき、数分おき、数時間おきなど、ユーザーが設定したインターバルで気温を測定して、そのログを本体に記録していきます。測定したデータは、Bluetooth LE経由でiPhoneなどのiOSデバイスのアプリ Kestrel Connect(Android版アプリは開発中とのこと)に転送、閲覧したりCSVに書き出したりができます。
最上位機種のDROP 3は気温、湿度から気圧や高度まで計測できる。
ということは、登山口からピークまでの気温の変化を時系列で追ったり、寒くて寒くて眠れなかったテントの一夜の最低気温をあとでフムフムと確認したりと、楽しい(または役立つ)使い方がいろいろ考えられます。3モデルあって、DROP1というモデルは気温のみですが、DROP2は湿度や露点も測れて、DROP3になるとさらに気圧や密度高度まで測れます。世は活動量計やスマートウォッチなどが花盛りでいろんなものをログできるようになっていますが、スマホと組み合わせて気温を計る手軽なデバイスはあまり見当たりませんでした(ハイエンドのスポーツウォッチには付いていますが)。その意味で、このKestrel DROPはなかなかいいのではないでしょうか。専用アプリだけでなく、他社のフィットネスアプリなんかと連動できたりするともっとずっと面白くなるように思うのですが。
用途からして当然ながら、防塵性・防水性はIP67等級。電池はCR2032のボタン電池で、設定によりますが6ヶ月~1年ぐらい稼働するそうです。重さは34gですから、バックパックにぶら下げても十分軽いと言えます。
- 製品名1
- DROP 1
- 価格1
- $89
- 製品名2
- DROP 2
- 価格2
- $149
- 製品名3
- DROP 3
- 価格3
- $179
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