近況報告とか浪人した話とか

どうも、やぷらすです。

3月になり少しずつ春の訪れを感じる今日この頃ですね。

今日は色々と近況報告と体験記を書きたいと思います。

 

浪人してました

読んで字の如く、です。

2014年初頭、自称進学校の高校でヘラヘラとしていたことが災いしセンター試験で7割程度で爆死、どうしても行きたい国立大学を1校のみ受験しそのまま落ちました。今思えば自分でもどうしようもない奴だったと思いますが、それでも浪人覚悟で受験しました。

その後は浪人生活を経て、この度浪人生活が終了したことをここに報告させていただきます。

浪人生活

落ちたことが決定した昨年3月中に某予備校への入学手続きを済ませ、4月から浪人生としてのスタートを切りました。予備校でのコースは「S難関国立大理系」、要するに東大京東工大以外の理系国立大学のうち旧帝大横国筑波千葉あたりを目指すコースです。(大京東工大は専門コースが存在します。

予備校での1年は4〜7月の前期授業、7〜8月の夏期講習、9月〜12月の後期授業、12〜2月の冬期直前講習に分かれています。

浪人してしまったからには高校までの勉強への態度を改めなければまた大学に落ちると思い、自分なりの学習計画を立てることにしました。

  • 授業には毎回出席し、予習復習を欠かさない。
  • 家では勉強しない代わりに平日の授業後は必ず自習室へ向かい、その日の復習と翌日の授業の予習を行う。
  • 土日の週休2日うち土曜日は自分の苦手な科目を復習する
  • 夏期・冬期講習では最低限必要な講座(2つ程度)のみ取り、残りの時間は全て通常授業の復習に充てる。
  • テキストは通常授業のもののみを使用し、参考書を無闇に買わない。(通常授業のテキストだけで大丈夫というかボリュームが多いので参考書に手を付ける暇がない)

と概ねこんな感じです。結果としてこれが自分には大正解で効果的だったようで、無事に当初の行きたい大学にA判定で合格することができました。

新浪人生へのアドバイス

余計なお世話かもしれませんが、僕が浪人生活を送る上で色々と得た知識を共有したいと思います。

僕のように「自称進学校出身」「高校の頃あまり勉強しなかった」「東大京大は目指さないけど中堅国立大に行きたい」という人には参考になるかもしれません。

【浪人生活全般】

  • 予備校に通えるのなら通った方がいい、というのも予備校での授業時間割が高校でのそれに近く生活リズムを維持できるからです。
  • なるべく自習に時間を割くことが大切。授業を聞くだけで内容が頭に入る人は浪人したりしません。紙とペンを使って頭に叩き込みましょう。
  • 自習する時にイヤホンをつけて音楽を聴くのをやめよう。音楽を聴きながら勉強した分だけ勉強時間が半分になると思うといいです。
  • 夏期や冬期直前などの講習は取りすぎると自習時間を圧迫する上に体力を削ぎお金がかかります。さらに講習の復習までしなきゃいけなくなり学習計画がぶち壊しになります。
  • 受験までに志望校B判定以上の模試を1度は取っておくと幾分気が楽です。
  • 遊ぶ時間もちゃんと確保してメリハリをつけましょう。
  • 僕は遊ぶ時間にはずっとツイッターしてました。

センター試験対策】

  • 数学・理科・英語は大問ごとに時間配分を決めないと時間が足りなくなります。過去問などで練習しておいた方がいいです。
  • ある程度の点数(7〜8割程度)が取れる実力がつくと残りは上記の時間配分が点数アップの鍵になります。それもクリアしたら後は本日のコンディションや問題との相性などの運要素になります。
  • 地歴公民は1ヶ月で間に合いますが余裕を持って3ヶ月前からやった方がいいです。(自分の場合、センタープレで倫政50/100点だったのを1ヶ月後のセンター本番で84/100点まで持ってこれました。)
  • 旧課程の化学Iは直前の詰め込みでなんとかなる問題が多かったけれど新課程の化学は範囲が広いのでちゃんと日頃から勉強しましょう。

【二次試験対策】

  • ぶっちゃけ数学・英語はそれまでの問題演習量がそのまま点数に直結するので、試験前に単語帳などをパラパラとめくるのは無意味というか、むしろ単語帳を見て分からない単語が出てきたときに焦って逆効果になりがちな気がします。
  • 取れるところでしっかり取り、他の人が取れない問題を1〜2問解ければ確実に受かると思います。というのもどの大学の二次試験合格点も6〜7割程度なので、全問解けなくても取れるところで取れば受かるようになってます。

浪人は善か悪か

悪です。そりゃ浪人しないで大学行く人が殆どですし、少なくとも誇れるものではないです。一番賢いのはAO入試で第一志望に行くことです。

しかし自分の実力以上でどうしても行きたい大学があり、そこで妥協しない以上は浪人は必至ですし、自分の嫌な面とも向き合う良いチャンスではあるのかなあと思います。

結果

1年目は私立大学に出願しませんでしたが2年目は流石に二浪するわけにはいかなかった(辛かった)のでいくつか私立大学にも出願しましたが、無事にほぼ全て私大に合格することができました。

国立大学の方も目標点がセンター700/900点に対して750/900点をスコアすることができ、二次試験も難なくクリアして無事合格することができました。

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というわけで4月から筑波大学に行きます。

総括

浪人すること(というか大学受験)自体お金がかかることであり、未成年である以上両親が経済面でのスポンサーであることを忘れてはいけません。この度は両親や姉妹に大変な苦労と迷惑をかけたと思ってますし、非常に感謝しています。

ただ自分の目標を達成でき、両親が僕に投資した分のリターンはほんの少しだけでもできたのではないかと思い今までにない充実感を得ることができました。

春からは大学生として責任を持って生きて行きたいとおもいます。

 

これにてこの記事はオチなし!受験には一度落ちたけど!