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PRESS RELEASE
平成27年2月24日

マーケティング担当者350名に意識調査を実施
2015年注目度No.1のWebマーケティング施策は『ビッグデータの活用』!
2015年に実施予定の施策、中小企業と大企業の間で大きなギャップ。

 

中小・ベンチャー企業の販促支援を行うソウルドアウト株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:荻原猛、以下ソウルドアウト)は、マーケティング担当者350名を対象に、マーケティングに関するアンケートを実施しました。その結果をお知らせします。ビッグデータの活用やインバウンドマーケティングなど、新しい施策が次々と出てくる中、マーケティング担当者は2014年どのような施策を実施し、2015年どのような施策に注目しているのでしょうか。

■本リリースのポイント
① 中小企業のマーケティング担当者が抱える1番の課題は、「リソース不足」
② 2015年に実施予定の施策、中小企業と大企業の間で大きなギャップ
③ 2015年注目度No.1のマーケティング施策は「ビッグデータの活用」

 

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① 中小企業のマーケティング担当者が抱える1番の課題は、「リソース不足」
- 「時間」「人員」「予算」の不足

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全国のマーケティング担当者350名に対し、「現状のマーケティング・販促における課題」(複数回答可)を聞いたところ、企業規模によって担当者が抱える課題には違いがありました。
中小企業(*)の担当者の課題は「マーケティング・販促業務に時間を割くことが出来ない」が1位(31.9%)にあがりました。次いで、「担当者の人員が不足している」が2位(31.2%)、「施策にかけられる予算が少ない」が3位(30.5%)となりました。実際の声では、「予算的な問題と人員不足。知識者が乏しい。」(中小企業/卸売・小売業/40代男性)、「知識と、それを得る時間が不足しています。」(中小企業/出版・印刷関連産業/20代女性)という声があり、全体的な「リソース不足」が課題であることがわかりました。
 

pr_20150226_03一方、大企業の担当者からも『人員不足』が2位(29.7%)、『時間不足』が3位(24.4%)にあがりましたが、「実施している施策の効果検証が出来ていない。」が1位(31.6%)となりました。
中小企業では、約60%が他業務との兼任をしている(※)こともあり、人員・時間を割いての施策の実施が難しい為、成果をあげられないことが多く、結果として社内からの理解が得られず予算が削られる、という悪循環に陥っていると考えられます。

※本アンケート調査による

② 2015年に実施予定の施策、中小企業と大企業の間で大きなギャップ
- 獲得系とブランディング系の違い

「2014年に実施した施策のうち、最も効果があったと感じた施策」を聞いたところ、中小企業では「SEO」(24.1%)、「動画制作・動画広告」(18.4%)、「アフィリエイト広告」・「リスティング広告」(17.0%)の順となり、大企業では「SEO」(20.1%)、「ウェブメディアなどへの記事広告出稿」(18.2%)、ソーシャルメディアマーケティング(17.7%)の順となりました。中小企業・大企業ともに「SEO」が1位という結果になりました。

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一方で、2015年に実施予定の施策については、中小企業と大企業で異なる結果がでています。
中小企業では、「SEO」が1位(24.1%)、「リスティング広告」が2位(17.7%)、「アフィリエイト広告」が3位(17.7%)となり、直接売上拡大につながるような獲得系の施策が中心となっています。一方、大企業では、「動画制作・動画広告」が1位(19.1%)、「ソーシャルメディアマーケティング」が2位(17.7%)、「ウェブメディアなどへの記事広告出稿」が3位(16.3%)となり、直接売上には結びつきにくいが、商品・サービスのファンを増加させるようなブランディング系の施策に注力をしているといえます。

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上記のような傾向の違いは、マーケティング施策における予算ポートフォリオの組み方の相違に基づくものであると考えられます。中小企業の場合は、マーケティングの方向性を即時的な売上拡大に向けていることが想定される一方で、大企業においては中長期的な視点で、認知の拡大や話題化といったことを目的に置いていることが想定されます。また、近年のトレンドとして、インバウンドマーケティングに注目が集まっていることが、反映された結果ともいえます。

③ 2015年注目のマーケティング施策は「ビッグデータの活用」

pr_20150226_08「2015年に注目している施策」について聞いたところ、全体では「ビッグデータの活用」(11.1%)が1位にあげられました。実際の声では、「今まで取れてないユーザーを獲得できそう」(中小企業/電機通信業/30代男性)、「つかめなかったところがデータで把握できるかもしれないところ」(中小企業/サービス業/50代男性)、「リアルな動向の蓄積による分析が可能なため、今まで思考できなかった分野にまで視野がひろがりそう」(中小企業/その他/30代男性)など、ビッグデータ活用による効果に興味を持っている方が多くいました。しかし、2015年実施予定の施策としては上位にあがらず、特に中小企業では、効果測定や費用面などでまだ実施に踏み切れないのかもしれません。

企業規模別による全体考察

○中小企業

中小企業の課題として、全体的な「リソース不足」があげられ、2014年の実施した施策、効果があった施策、2015年実施施策と売上に直結する施策が多く上位にあがっていることから、売上直結型施策の優先順位は高いことがうかがえます。しかし、2014年実施施策の2位は「動画制作・動画広告」となっており、中小企業でも新たな取り組みに目を向けている動向が受け取れます。ただし、結果として効果があった施策・2015年の実施施策には「動画制作・動画広告」があげられていないことから、直接売上に直結しているという短期的な視点から実施施策が継続して必要とされていると考えられます。

○大企業

大企業は、「効果検証」に課題を感じており、施策の取捨選択・優先順位をつけられていないと想定されるものの、既存施策に手詰まり感を感じていると考えられるため、2014年実施し効果がでている売上直結型のマーケティング施策を続けるよりも、しっかりとトレンドや時流に目を向け、2015年のマーケティング施策を見据えていると考えられます。

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*大企業と中小企業の定義は、以下、中小企業庁の定義に準じます。
■業種 : 従業員規模・資本金規模
■製造業・その他の業種 : 300人以下又は3億円以下
■卸売業 : 100人以下又は1億円以下
■小売業 : 50人以下又は5,000万円以下
■サービス業 : 100人以下又は5,000万円以下
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■調査概要
・調査期間 : 2015年1月23日~2015年1月25日
・調査方法 : インターネットリサーチ
・調査対象 : 居住地/全国
性別/男性・女性
年齢/20歳~59歳
職業/マーケティング・販促業務に携わっている方
調査数/350名

ソウルドアウトの取り組み

2009年に株式会社オプトから分割して設立された会社です。日本全国の中小・ベンチャー企業に特化したWebマーケティング支援会社です。中小・ベンチャー企業の皆様が抱えている成果が出にくいという課題を解消すべく、少額予算から始めても成功できる利益創出に徹底的にこだわった知恵やノウハウを提供しています。
全国23の営業拠点を持ち、累計1,500社以上の取引実績があります。お客様のビジネスを理解することが成果向上・お客様の利益創出につながると考えており、お取引の際は、ヒアリングを徹底的に実施させていただき、お客様ごとに個別の施策をご提案しています。
地方の中小・ベンチャー企業が利益を生み出し、結果として新規雇用が創出され、地方から日本が元気になるよう、ビジョンや理念を掲げ、Webマーケティング支援を行っています。

◇事業内容:「中小企業専門の販促支援」

優れた商品・サービスを持っていても、利益につながるとは限りません。また現状、インターネットは大企業の優勢を推し進めるツールとなって閉まっている状況を打破し、本来の価値に見合った利益創出を実現させます。

◇ビジョン:「全国10万人の新規雇用を実現させ、地方から日本を活性化させる」

中小・ベンチャー企業の成長を支援することで、当社が関わる企業から、10万人の新規雇用が生まれることを目指しています。結果として、地方が活性化、ひいては日本が活性化する未来の実現を描いています。
このビジョンを現実のものとするため、中小・ベンチャー企業への想いと、インターネットマーケティングの分野で培ってきた技術力やノウハウを備えて、日々、中小・ベンチャー企業の皆様への支援を行っています。

■会社名:ソウルドアウト株式会社
■本社:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-4龍名館本店ビル 4階・6階
■代表者:代表取締役 荻原猛
■代表連絡先: 03-5745-3977 Email:info@ml.sold-out.co.jp
■ホームページ: http://www.sold-out.co.jp/

メディアからのお問合せ先

アウル株式会社 根木(ネギ)、池谷(イケガヤ)、田口(タグチ)
TEL: 03-5545-3888 FAX: 03-5545-3887  MAIL: soldout-ml@aur.co.jp
〒107-0052 東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂森ビル5F