【ＢＯＸ】井岡、長期政権王者に「引導を渡す」

　◆プロボクシング　世界戦　▽ＷＢＡ世界フライ級（５０・８キロ以下）タイトルマッチ１２回戦　王者フアンカルロス・レベコ―元ＷＢＡ・ＷＢＣ世界ミニマム、ＷＢＡ世界ライトフライ級王者、ＷＢＡ世界フライ級３位井岡一翔（４月２２日、大阪・ボディメーカーコロシアム）

　亀田興毅に次ぐ、日本人２人目の世界３階級制覇を目指す井岡一翔（２５）＝井岡＝が３日、２泊３日の和歌山・白浜キャンプを開始した。砂浜を約２０キロを走り込んだ後、ダッシュなどで約１時間半、汗を流した。

　２階級王者のフアンカルロス・レベコ（３１）＝アルゼンチン＝は３５勝（１９ＫＯ）１敗の強敵。１８連勝中で７年以上も負けていないが「バランスがいいけど、長所として抜けているものも別にない。向き合ってみないと分からないが、僕が王者になる可能性も十分ある。王者に君臨して長いですけど、『お疲れ様でした』と引導を渡すぐらいの気持ち」と強気だった。