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前に壁があってもとにかく直行する
電車で会社に通っていてたまに思う。
徒歩と電車での通勤経路は、ぜんぜん最短じゃない。家から会社まで、途中の建物や道路なんかを無視してまっすぐ飛んで行けたら、本当はどんな景色なんだろうか。 本当の意味で会社に直行してみました。 > 個人サイト ツイッター(@mitsuchi) 直行するのはむずかしいぼくは東京の巣鴨に住んでいる。会社は溜池山王駅の近くで、首相官邸の裏にある。
毎朝電車で出社して思うのは、「道のりにムダが多いなあ」ということだ。 上の図は、青が電車での道のり。赤は真に会社に直行した場合の道のりだ。
家から真南を向いてまっすぐ行けば会社に着くはずなのに、青い道のなんと曲がりくねって遠回りなことか。「今から会社に直行します」なんて電話で言っても、実際はぐにゃぐにゃと関係ない場所に寄りながら進んでる。 もしも最短距離をまっすぐ進むことができたら、どんな景色なのか。それを見てみたい。 会社はまっすぐ向こうだけど、障害物があって進めない
そのためには、直線の経路に従ってまっすぐ歩き、障害物にあたったら裏に回ることにしよう。あとはただひたすらそれを繰り返す。
実際にやってみたイメージはこんな感じだ。 途中に金網があったので、裏にまわって再びそこから歩き始めた。だからすり抜けたように見える。
これはスマホを手にもって撮影してるんだけど、ふつうに歩きながらやると手ぶれでガクガクしてとても見にくい。今回、手ぶれを安定させるための道具を買ったので、こういうことをやりたくなったのだ。 「はい、ビデオスタビライザ〜」
じつは「まっすぐ海へ行く」という、ほとんど同じ趣旨の記事を7年前に書いている。このときも手ぶれの問題を抑えるために少し工夫したんだけど、今回はもっと滑らかにできるんじゃないか、そんな期待を込めております。
出発点の巣鴨駅にやってきた
とにかく出発地にやってきた。ここから、目的地の永田町まで本来の意味で直行したらどうなるか。約7kmの道のりひたすらまっすぐ歩いてみたいと思います。
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