すぐ順番がくるジーニアスバーの新システムが準備中?

2015.02.26 11:30
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もう銀座で無駄にブラブラしなくてすむかも。

アップルストアの修理コーナー「ジーニアスバー」はいつも人でごった返していますよね。あの列がもう少し短くなれば、もっと気軽に修理をお願いできるのにな…というみなんさんの願い、もうすぐ叶うかもしれないんです。

9to5Macによると、アップルは新アルゴリズムを利用した予約システム「コンシェルジェ」を来月にもアメリカのいくつかのアップルストアに導入するようなんです。なんだか某国内第1位の携帯会社を連想させるこのサービスですが、修理内容によってはかなり待ち時間が短縮されそうなシステムになっています。

現在のジーニアスバーでは来店した後に店員さんに修理内容を説明し、店員さんが待ち時間を指定してそののちに修理された製品を受け取るというシステムになっていますが、新システムではアルゴリズムを利用することによって修理内容に応じて優先順位が決定されます。たとえば、iPhoneのスクリーンの修理みたいな緊急の修理内容なら優先的に、iCloudのトラブルみたいな優先順位が低い内容なら後に回されるというわけです。

このシステムはiPadのアプリに修理内容を入力することから始まります。すると修理時間が決定され、ユーザーは「待ち時間の案内」「そろそろアップルストアへきてくださいという案内」「修理完了の知らせをストアのどのスタッフから受けるかの案内」の3つのテキストメッセージを受け取ることになるんだそうです。うーん、至れり尽くせりというか。まさにコンシェルジュってかんじですね。

複数のアップルストアの店員からは、この新システムを「ここ数年で最大の改革」なんて評価する声も上がっているそうです。店舗のスタッフさんの作業効率が上がるということは、すなわち私達もより早くて的確なサービスを得られるってことですよね。アルゴリズムの内容はまだ練っている最中かもしれませんが、ぜひこの新システムがすべてのアップルストアに導入されることを願いたいものです。


source: 9to5Mac

(塚本直樹)

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