ファンタジスタ歌磨呂:デザイナー。1979年生まれ。イラストレーター、テキスタイルデザイナー、グラフィックデザイナー、アニメーションディレクターなど多岐にわたり活動中。POPで彩度高めの世界観が特徴。
――久々にお目にかかって、びっくりしているんですが、身体、かなり絞られましたね!
(腹筋を披露しながら)ここ1年くらい1日おきにジムに通って体を作り直したんです。1日に1時間だけ無になれる時間を作ろうと決めて、慣れるまではほんと辛かったけど、気付いたらストレスフリーになり、体力が付いてきたから身体の調子もすごく良くなって、頭の回転も速くなって仕事がはかどるようになったんです。体と心の正しい使い方を覚えた感じです。
――昨年から、東京にとどまらず、ニューヨークをはじめとする海外に行ったり来たりし、生活をされていますね。
学生の頃から、行きたいって思いはあったんです。僕のモノ作りの考え方として、360°に向けて作りたいっていうのが根本にあって。何度も行こうとは思っていたんですけど、まだちょっと早いかなとも思っていた。というのも、日本のカルチャーを愛しているから、グローバルに持っていく上手いカタチを、主に20代の頃は探って過ごしたんですよね。例えば、これまで作ったアニメーションも、伝統的なアニメに色々な表現を組み合わせてみたり。やっとここ何年かで、日本産ポップカルチャーをグローバルに分かりやすく伝えられそうだな、というアイデアが見えてきた。自分の中で戦えるかもっていうのが出来てきたので、フィールドを広げるタイミングなのかなって思ってます。日本の社会のシステムやルールの中で、納得がいくまでやってからというのもありましたし。5、6年前のまだ模索初期に行っちゃってたら、やっぱりアメリカ人的な考えに染まっちゃうだろうし、NYってそういう日本人多いんですよね。日本人なのにアメリカ人みたいになりきっちゃってる人。そういうのって90年代っぽくてちょっと違うなって。もうちょっと今の時代ならではのやり方で、グローバルで勝負する方法を模索してたんですよね。その方法がやっと少し見えた気がするんです。
■目指すはクリエイティブ界のダライ・ラマ!?
「livetune feat. Hatsune Miku "DECORATOR EP"」
ad/textile de/de: fantasista utamaro|illustration: mebae
ファンタジスタ歌磨呂氏がアートディレクションをしたCDのジャケット。
©2014 mebae/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
©2014 fantasista utamaro/KOTOBUKISUN All Rights Reserved.
© Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
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ファンタジスタ歌磨呂氏がアートディレクションをしたCDのジャケット。
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アートは日本だけだとやっぱり狭き門だし、なかなか難しいですよね。今はアジア、ヨーロッパ、ニューヨークで、僕の“アーティスト”としての価値を作っていく作業を進めています。
――手応えはどうですか?
いい感じで受け入れてもらっていて、今、展覧会の準備をしています。ただ現代アートやファインアートっていうガチな方向は、ヒエラルキーだったり色々と壁があるので、その辺はよく考えながら、という感じですよね。とにかく、”歌磨呂”という存在を概念化していく作業が必要なんです。
というのも、実は、アニメーションの劇場版の企画を2014年の夏から始動していて、今、シナリオを書いているんです。原作、脚本、監督みたいな感じでやろうとしていて、今はまだまだ準備段階。2、3年後に向けて進めているんですよ。そのプロジェクトは、日本の価値を世界のレベルと完全に同じラインに持っていくのが目標。これは音楽の世界でも未だほとんど出来てないことだから。アニメーションは、日本のテレビアニメや劇場アニメによって色んなムーブメントが出来ていて、それをもっと分かりやすく表現したい。出来上がったら、全世界同時上映でやりたいんですね。そのためには、まず僕が堂々と物事を言える立場、僕に価値がなければいけないんですよ。だから僕の価値を作るために、アーティストとしてもモノ作りをしていなければいけないんです。アーティストとして、世界を動かしている人たちと同等のレベルまでいければ発言力が出ますから、大切なこの日本文化の翻訳へ繋がっていけると思うんです。
ファレルのMVもまさにそういう実験としても作りたいと思った。今までのアクションが全部地続きになって、絵も描いて、服も作って、最終的に映画を通して日本のカルチャーを世界中に届けたい。世の中、悲しいことはいっぱいあるし、こういうモノを作ることでワクワクするとか、そういうことだけだと思うんですよね、僕らに出来ることって。だから、最大限の形を作ろうっていうのが、僕のビジョンというか。その為には僕が人柱になるのも厭わない。ガンガン道を切り開いて行って、それを見た人たちが、もっと楽しいことをしようとなったら、ワクワクするじゃないですか。ワクワクすることが人間にとってすごく大事なことだから、そういうモノを作りたいなと思います。ダライ・ラマとかガンジーとかジョン・レノン、そういう方向に近いのかもしれません。大きく言っちゃえばね。何様だよ、とか言われそうですけど(笑)。
■ファレルMV「It Girl」のはじまり
Pharrell Williams「It Girl」
dir: ファンタジスタ歌磨呂, Mr.|pr: 村上隆|original draft artwork: Mr.|dot ani: 大月壮|rotoscope ani: シシヤマザキ (KOTOBUKISUN inc.)|effect ani: 畳谷 哲也(KOTOBUKISUN inc.)|composite & motion graphic: 佐伯雄一郎|cel ani: NAZ|Prod: カイカイキキ
dir: ファンタジスタ歌磨呂, Mr.|pr: 村上隆|original draft artwork: Mr.|dot ani: 大月壮|rotoscope ani: シシヤマザキ (KOTOBUKISUN inc.)|effect ani: 畳谷 哲也(KOTOBUKISUN inc.)|composite & motion graphic: 佐伯雄一郎|cel ani: NAZ|Prod: カイカイキキ
Mr.の世界観を軸に、総集編的なのをやりたかったんです。大月壮君の世界観や、日本で面白いことをやっている人たちの超総集編を。話をいただいた流れとしては、村上隆さんのコレクターであり友人であるファレルが、カイカイキキのアーティスト、Mr.のファンで、新しいMVを一緒にやらないかって話になったようです。でもMr.はアニメーション監督ではないため、さて、どうしようかという時に、たまたまお声がけをいただいたんです。
――村上隆さんとはゆずの「LAND」でもコラボレーションされていましたね。
そうですね。村上さんとは、それよりも前からのお付き合いなんです。「LAND」のMVもとても気に入ってもらいました。Mr.のイメージや原案をベースに彼のイメージをヒアリングして、再構築し、アニメーションを制作していきました。ファレルって今や世界の超ポップアイコンだし、村上さんは去年の秋に「In the Land of the Dead, Stepping on the Tail of a Rainbow」(ガゴシアン・ギャラリー・ニューヨーク)っていう、大きな展覧会をやって、Mr.も個展「Live On」(アジアン・アート・ミュージアム)をシアトルで控えていた中だったので、Mr.にとってもすごく大事なプロジェクトだったんですね。彼の世界観と今の日本の文化の見え方をストレートに表現したいなって思いました。ビットマップゲームっぽいのや、ロトスコープを入れようとかディスカッションしました。シシ(ヤマザキ)ちゃんや大月君など、日本の映像作家として面白いことをやっている人たちを口説いて、Mr.のアトリエでみっちりミーティングしました。「みんなで世界と戦うぞー! 行くぞー!」って(笑)。
■セルアニメ、ドット絵、モーショングラフィックスに、日本で撮影したロトスコープ!
「ゲームと一言で言っても色々なテイストのものがあるので、今回の案件に対してどんなゲームをモチーフにしたら面白いか歌磨呂さんと相談して“プリンセスメーカーがいいね!”ってなった時に、頭の中でバチッとパズルがはまりました。日本のゲームの文脈としてギャルゲーやエロゲーは土台としてとても重要なので、村上隆さんプロデュースでMr.と歌磨呂さんがディレクターというこの作品に、その要素を差し込めたことが良かった点です」(大月壮)
そうです。僕、大月君がすごく好きで、めっちゃ大ファンだったから、遂にこの時が来たと思って「実はさぁ、ファレルのビデオを作ることになっちゃって、ビットマップのパートで一緒にできないかな?」って相談したら、「えーっ!! 」ってなって(笑)。僕が「ビットマップの最初のパートは“横スクロールのアクションゲーム”がいいかな?」って大月君に相談して、「やっぱり90年代初頭のゲームとか80年代後半のPCエンジンのニュアンスだよね」といったやり取りを重ねていきました。ビットマップの表現も時代によって超細分化されているんです。大月君は天才的なアイデアマンだから、超面白いアイデアをアイデアシートにまとめてくれて、もう、僕、げらげら笑いながら「サイコ―サイコ―」って感じで進めていきました。
――どれくらいの期間がかかったのですか?
4ヶ月ぐらいですね。Mr.にヒアリングして、チームを集めて、ストーリーを練り直して、ビデオコンテの絵を描いています。村上さんは全体の監修的な立場で、途中途中でチェックバックしていただいて、どんどん企画をブラッシュアップさせて、アニメーション制作がスタートしました。
――ビットマップの他にもロトスコープ、セルアニメーション、モーショングラフィックスと様々な手法をミックスしたスタイルですが、ファレル本人をロトスコープで描いた理由は?
このMVでは、フルアニメーションを作ろうという話だったんですね。だから本人の出演はロトスコープで起こしたいとMr.から話を受けたんです。たまたま、プロモーションで来日している時があって、ちょっとだけ時間をもらって、村上さんのスタジオで撮らせてもらいました。3テイクぐらいしか撮れなかったですけど、ロトスコープにしちゃうからある程度融通効きますしね。
――融通が聞くというのは、アニメーション化するときに結構なアレンジをいれているのですか?
面白いやり方でやっています。実写素材でオフライン編集したムービーに、僕の愛弟子のターニー(畳谷哲也)がエフェクトのアニメーションを足して、それをシシちゃんが手書きのロトスコープで描いていくんです。普通のロトスコープに変化球をかけ、且つ、音のグルーヴを表現したかったんです。
――撮影をされて、ファレル、どんな印象でした?
めっちゃいい人でしたよ。日本がすごく好きみたいで。
――ファレルへの企画提案や途中の確認などもあったんですか?
もちろんです。ファレルには、ビデオコンテ、脚本の段階から提出しています。ファレルサイドは常に寛容にクリエイティブを受け入れてくれていましたね。
「トリプルファンタジー」
ファンタジスタ歌磨呂氏が手掛ける“上質”にこだわったライフワーク・プロジェクト。第一弾はアパレルで、岐阜県の生地屋、三ツ星の伝統工芸の技とプロダクトデザインをミックスした、ニット生地を開発し、洋服を完全受注生産で生産。国内に限らず欧米でも販売予定。一部、ストールはH.P.FRANCE(アッシュ・ぺー・フランス)で購入できる。
ファンタジスタ歌磨呂氏が手掛ける“上質”にこだわったライフワーク・プロジェクト。第一弾はアパレルで、岐阜県の生地屋、三ツ星の伝統工芸の技とプロダクトデザインをミックスした、ニット生地を開発し、洋服を完全受注生産で生産。国内に限らず欧米でも販売予定。一部、ストールはH.P.FRANCE(アッシュ・ぺー・フランス)で購入できる。
やっぱり、セルアニメーションですね。尺に対してフレーム数の指示を出しているんですけど、あまりに実験的すぎてセル業界の人は理解するのに苦労した様子でした。何度も何度もリテイク続きで、何度か怒鳴ってしまったこともありました。
――具体的にどういう理由でリテイクになるんですか?
セルチームのスタッフがどうこうっていうんじゃなくて、セルアニメーションって伝統芸能的なプロセスが定着してて、スタイルが固まっているんですよね。今回のような構成の作品に合わせてフレキシブルに対応できない仕組みだったので、ちょっとでも道をはずしたらやり方が分からない、どうしよう?ってなっちゃうんです。モーショングラフィックスといったアニメーションの世界だったら出来ることが、セルアニメではなかなか出来ない。僕の経験不足もあり、かなり大変でした。でも、やり切りたいから納得いくまで修正を出すじゃないですか。それで、ラインプロデューサーも前向きに受け取ってくれるんだけど、なかなか思うようにいかないこともあったんです。セルアニメーションのワークフローって、基本、修正が出来ないシステムなんですよね。とにかく、セルアニメパートが一番苦労したし、僕も経験値として成長出来た部分です。セルアニメーション恐るべし!ですね。
――歌磨呂さんオススメのシーンがあれば教えてください。
やっぱり頭のファレルのロトスコープのところかな。Mr.の世界観がぎっしり詰まったシーンなんです。僕もMr.の世界観のファンなので、彼からいただいた色んなキャラクターやテキストのオブジェクトが入り乱れてコラージュしてますが、あの膨大なオブジェクトを動かしているのが佐伯(雄一郎)君。その後、大月君のビットマップのキャラクターが出てくるところも、大月君の超絶なこだわりが効いてますよね。
実はストーリーにも凝っていて、そこも見てほしいです。女の子の青春物語をファレルがセレブレイトしている物語なんですよね。彼女は今大人になって、仲間と散り散りになってしまっているんです。それで、過去の自分の青春をまた感じたいと思って、昔みんなで夏休みに訪れた海に行くんです。ファレルは魔法使いのような存在で、女の子の寂しさを気遣って、魔法で彼女の想い出をファンタジーとして蘇らせる。友達を呼んだり、浜辺がお花畑になったり、星がこれ以上ないぐらいにギンギラギンに輝いている。その辺のストーリーはMr.や村上さんと入念に詰めていった感じです。「となりのトトロ」で、拾ったドングリを庭に植えると、夜中にぶわーって育って、大きな木になるシーン分かります? そのままトトロと夜の世界を空中散歩するんだけど、気づくと朝。で、夢だけど夢じゃなかった。そんな感じです。それで、MVの彼女は最後にまた一人っきりに戻るんだけど、彼女の中には素敵な思い出が今も色褪せず輝いていることを知るんですよね。色んなものを乗り越えて、ちょっと優しい笑顔をして終わるんです。でも、お花の髪飾りは残っている。まあ、構成が激しすぎて伝わらないとは思いますが(笑)。メッセージとしては、“全ては人の心の中にある”っていう愛を込めた作りになっています。
■心技一体のクリエイション
「WHAT'S A FANTASISTA UTAMARO by "QUOTATION"」
special editor : fantasista utamaro|texitile : manga camo 1
ファンタジスタ歌麿呂氏が雑誌をジャック! オリジナルのテキスタイル「manga camo 1」を用いた洋服と靴を長澤まさみが着用する。アートディレクションもファンタジスタ歌麿呂氏が手掛ける。
special editor : fantasista utamaro|texitile : manga camo 1
ファンタジスタ歌麿呂氏が雑誌をジャック! オリジナルのテキスタイル「manga camo 1」を用いた洋服と靴を長澤まさみが着用する。アートディレクションもファンタジスタ歌麿呂氏が手掛ける。
心技一体って言うじゃないですか?本当にメンタルとフィジカルは一体だなって思いましたね。人間って脳みそで考え過ぎなんですよね。胸筋のトレーニングをやっていて、「胸に意識を集中してください」って言われるんだけど、初めは「それどうやってやればいいの!? 」って。脳みそで考えていても出来ないんですよね。でもある日脳みそを胸にもってくるイメージトレーニングをするようにしたんですよね。そしたら思考がストップして、脳みそが胸に宿って、トランフォーマーみたいに自分の中が変わって、全く上がらなかったウェイトが一気に持ち上がったんです。胸で全体を指令すると、次に大事な部分が、かかとで、その次は腰だって、優先順位がレイヤー構造になって見えてくる。体の自然の使い方が理解できた瞬間でした。そしたら感動しちゃってトレーニングしながら泣いちゃって(笑)。人間って地球みたいに超でかいネットワークだなって感じたんです。そしたら考え方がリフレッシュされて仕事もすごくスムーズに出来るようになったんです。心と体のリンクって、超大事。これマジで仕事に生かせるって思いました。そしたら自分の中で色んなものがフラットになったんです。これまで、常に悶々としていて、体調がいい日って一年のうち2日くらいしか無かったんで、ありとあらゆる治療法を試したけど治らなかったのに、トレーニングでこんなによくなったから、一生続けていくと思います。
――心をコントロールするのって難しい。悲しいのに元気になれって言っても出来るものじゃないけれど、体を整えると自然に心も健康になれるってありますよね。
そうなんですよ~、めっちゃ思う。精神的な部分も良くなって。僕は猫背だったのが良くなくて、なんで猫背になっていたのかっていうと、すぐ落ち込んだりすることで猫背になっていた。それを外側から治すことによって内側も治っていく。姿勢を治すことだけでかなり良くなりましたよ。
■カルチャーでしか変えられないものがある。KOTOBUKISUNという場所
――会社組織としてKOTOBUKISUNの今後のビジョンを教えてください?
例えばですが、アンディ・ウォーホルのファクトリーのような、センスや才能があって、すごく価値のあるものを作っている人達を応援できる、モノ作りの現場にしたいと考えています。ファクトリーに、ミック・ジャガーやバスキアやアナスイといったクリエイターが行き来したような、みんながワクワクする場所、ファイナルファンタジーのセーブポイントみたいな場所。そういうのを作れたらいいなあって思っています。今の日本の、既存のシステム的なものはなかなか変えられないから。だったらもがいてる若い世代だったり、戦い続ける人たちが、もっと素晴らしい環境でモノ作りを出来るように変えていければいいんじゃないかなって。勝手にそういうムーブメントを起こしちゃえって。初音ミクしかり、やっぱりカルチャーでしか変えられないものってあると思うんです。やっと、学生の時からずーっと悩んだり、作ったりしてきたものが、全部繋がって来た。諦めないでやるのは良いことだなあ、って最近すごく感じます。だから、ファレルのMVも、ファレル、村上隆、Mr.っていう超ヤバイメンツに対して精一杯応えたかった。僕の出来うる最大限の炸裂したやり方で、僕の信じてるヤバい仲間達とやりたかったんです。それで、あれを見て、もがいてる若者とかは「えーこんなことファレルでやっちゃうの!? 」って、勇気にもなるだろうし、ワクワクさせたいっていうのもあるし、自分を含めてね。
――ダライ・ラマ級の覚悟でもってですね。もしかすると、そのシステムも古い時代に作られたものかもしれない。
本当にそう。今の時代において、何の芯もないですよね。搾取して消費していくんじゃなくて、盛り上げてもっとデカイところにみんなで行こうぜ、っていうスタートアップ的な考え方なんですよね、僕は、きっと。社会のシステムとかに染まっていって、こうしなければいけないっていう風になっちゃいがちだけど、そんなのもったいないって思うし。「は?」みたいな姿勢は常に大事にしていきたい。そこにしか僕の生きる希望はないです。
――今年の目標は?
去年は身体絞ったから、そうですね・・・英語も覚えつつ、最強のアニメーションチーム作りでしょうか。ドラゴンクエストで、最強のパーティーを作るみたいに、強力なモノ作りの仲間たちと冒険したいですね、世界を。
■ 5つの質問 一問一答
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