産経ニュース

【阿比留瑠比の極言御免】民主・岡田氏はいったい何が言いたいのか

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【阿比留瑠比の極言御免】
民主・岡田氏はいったい何が言いたいのか

 民主党の岡田克也代表がこのところ、繰り返し表明している憲法観がよく分からない。岡田氏は、「安倍晋三首相が首相である間は憲法改正の議論はしたくない」と述べており、その理由について6日の記者会見でこう説明した。

 「首相は憲法を素人のGHQ(連合国軍総司令部)が8日間で作り上げた代物だと発言している。今の憲法を非常に悪く、低く見ている。さげすんでいるというと言い過ぎかもしれないが、そういう首相の下での憲法論議は非常に危ない」

 「一国の首相が自国の憲法を8日間で作られた代物だというのは、民主主義国では考えられない」

 また、1月14日の集会ではやはりこの「8日間」を強調してこう語っている。

 「自国の憲法をそこまで足蹴にする首相は珍しい」

 首相の考え方が気に入らないから議論しないというのも、言論の府たる国会の野党第一党の党首としてどうか。最高法規である憲法について論じるかどうかを、属人的に判断するというのも理解し難い発想だ。

 そして、なぜ「8日間」と言うのはダメで、民主主義国では考えられないのかさっぱり解せない。

関連ニュース

【阿比留瑠比の極言御免】これではメディアのヘイトスピーチだ…『東京』『朝日』『毎日』偏見・無知に基づく不公正・不適切な見解

「ニュース」のランキング