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米国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデン氏も使った暗号化ソフト「GNU Privacy Guard」(GnuPG)。開発者のコッチ氏はこれまでの17年間、少ない資金で細々とメンテナンスしてきたが、このたび大きな資金援助を手にすることに成功した。
電子メールの暗号化ソフトウェアとして普及しているGnuPGの開発者であり、1997年の開発開始以来コードのメンテナンスを担当しているWerner Koch氏は、2週間に満たない期間で複数の後援者から合計12万ユーロ以上の資金を獲得することに成功した。これにより同ソフトウェアの開発規模を拡大できる見通しが立った。
g10 Codeという(ドイツ法における)有限会社を運営し、散発的な寄付によって10年以上にわたって何とか開発を続けてきたKoch氏は、現地時間2月5日のツイートでLinux Foundationから6万ドルの寄付があったことを明らかにした。GnuPGの寄付関連ページによると、本記事執筆時点で目標額の12万ユーロを上回る12万3253ユーロの寄付を受け取っているという。
そして米国時間2月5日、電子決済のStripeが、FacebookとともにGnuGP開発にそれぞれ年間5万ドルずつ資金提供することに合意したことをツイートで発表した。
5日にドイツのセキュリティ研究者Stefan Esser氏が書いたツイートによると、2015年は16万ドルと、それに加えて英国からの7万ポンドの寄付がGnuGPに集まっているという。
この2週間に多額の寄付が寄せられる中、Julia Angwin氏の5日付けの記事では、Koch氏がプロジェクトの生き残りをかけて苦闘していることが紹介された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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