元日本代表FW鈴木隆行が17年ぶりの千葉復帰「引退するか迷っていた」

千葉への復帰が決まった鈴木隆行 [写真]=Getty Images
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 ジェフユナイテッド千葉は8日、元日本代表FW鈴木隆行が加入することを発表した。

 移籍に際して鈴木はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「このたびジェフと契約することになりました。引退するかどうか迷っていた部分もありましたが、また拾っていただき、プレーすることとなりました。今まで、こんなにチームに感謝したことは無かったし、結果で返したいと強く思っています。優勝するために、自分の持っているものを全て出し、命がけで戦いたいと思います。ぜひその姿を見に来てください!」

 現在38歳の鈴木は、1995年に日立工業高から鹿島アントラーズに入団。加入後は期限付き移籍を繰り返し、ブラジルのCFZ・ド・リオやジェフユナイテッド市原(当時)、川崎フロンターレでプレー。2000年途中に川崎から鹿島に復帰すると、同年の国内三冠獲得に大きく貢献した。

 翌2001年には日本代表にも初選出。コンフェデレーションズカップのカメルーン代表戦で2得点を挙げた。翌2002年の日韓ワールドカップのメンバーにも名を連ね、グループステージ第1節のベルギー代表戦では同点弾を記録。大会終了後にベルギーのゲンクへ移籍した。

 ゲンクではチャンピオンズリーグにも出場。2003年にベルギーのゾルダーへ移籍した後、2004年に鹿島へ復帰した。2006年にはセルビアのレッドスターへ移籍し、2007年には横浜F・マリノスへ。同年末までプレーした後、2008年からはアメリカのポートランド・ティンバーズへ移籍した。2010年にティンバーズを退団すると同時に1度引退を決意。しかし東日本大震災によって被災した地元、茨城県の復興に貢献したいという思いから、2011年6月に水戸ホーリーホックに加入していた。水戸に所属したまま迎えた2014シーズンはJ2で33試合出場3得点、天皇杯2試合出場を記録した。

 キャリア通算では、J1で108試合出場17得点、J2で126試合出場24得点、ヤマザキナビスコカップで18試合出場4得点、天皇杯で23試合出場7得点を記録している。

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