Rettyの月間UUが600万人突破、Androidアプリもリニューアル
ソーシャルなレストランガイドRettyは2月9日、月間訪問のユニークユーザー(以下、UU表記)が600万人を突破したことを発表した。またこれに伴い、Android対応アプリのリニューアルも伝えている。
Rettyが閲覧ユーザー数(ユニークブラウザ数)を公表し始めたのは2013年10月。口コミユーザーのコミュニティ育成に力を入れていた時期から情報閲覧の数字に注力したタイミングで、そこからの数字はグラフの通り、綺麗な成長曲線を描いている。
昨年比で340%の成長ということだったが、急激なアップダウンというより、地道な積み上げ型という印象だ。また、Rettyユーザーの7割がスマートフォンアクセス、というのも時代を反映していると言えるだろう。
この状況を受けて彼らが取り組んだのがAndroidアプリのリニューアルだ。スワイプによる画面切り替えなどのインターフェース改善を取り入れているということだった。
「これまではiPhoneアプリに注力していましたが、今回のリニューアルを機にAndroidにも力を入れていきます。また、アクセスについても、自社で保有している口コミや写真等の独自コンテンツを元に、ユニークユーザーの増加ペースは衰えず、順調に伸びています」(Retty代表取締役の武田氏)。
ここ最近、Googleなどの情報検索でRettyの情報がひっかかることが多くなった。アプリからの指名検索、口コミによる情報検索ではなく、こういったコンテンツによる流入というのはどうしても時間がかかるものだ。
グルメ情報だとまとめ系コンテンツも確かによく検索では引っかかる(場合によってはそちらの方が上位表示されることもある)が、ビジネスモデルを考えた場合、どちらに利があるかは明確だ。
口コミのコミュニティを作り、代表自らおいしいお店を日々巡っている姿というのは、表面的な数字以上の価値があるといえるだろう。
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