政治

いよいよ憲法改正が現実的な政治課題に今こそ戦後の日本のあり方を根本から考えよう

2015.02.09(月)  筆坂 秀世

衆院選で与党が圧勝、投票率は記録的低水準に

衆院選で圧勝し自民党本部の部屋を後にする安倍晋三首相(2014年12月14日撮影)。〔AFPBB News

2月4日、安倍晋三首相と船田元自民党憲法改正推進本部長が会談し、憲法改正の国会発議とその賛否を問う国民投票の実施時期について、2015年夏の参議院選挙後が「常識だろう」という認識で一致したという。

 船田氏が会談後、明らかにしたところによれば、衆参憲法調査会や政党間協議を通じて参院選までに改正テーマを絞り込み、参院選では憲法改正を最大の争点に掲げる見通しのようだ。

 また船田氏が、「一度にすべてを改正するのは無理なので、何回かに分けて改正する」という考えを示したに対し、首相は「なるべく平場で大いに議論し、憲法改正の中身を絞っていくことを丁寧にやっていくべきだ」と語ったという。大いに議論してもらいたい。結構なことである。

 現憲法について、「アメリカの押しつけ憲法」だとか、…
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