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最先端の科学技術 東京五輪で実用化を2月8日 5時00分
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政府は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで日本の最先端の科学技術を世界に発信するため、競技会場の間を運行する自動走行のバスや音声を翻訳するシステムなど、9つのプロジェクトの実用化を目指すことを決めました。
政府は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで日本の最先端の科学技術を世界に発信するため、有識者会議で具体策の検討を進めていて、このほど9つのプロジェクトの実用化を目指すことを決めました。
具体的には、通信技術などを利用して競技会場の間を運行する自動走行のバスや、海外から訪れた観光客のためにスマートフォンなどを利用して音声を翻訳するシステム、また、選手や観客の安全を確保するためゲリラ豪雨などの災害情報を予測する新たな気象レーダーの開発などを挙げています。
政府は今後、民間企業などと協力してプロジェクトの研究開発を進めるとともに、障害となる規制の改革にも取り組む方針で、山口科学技術担当大臣は「最先端の科学技術を発信するまたとない機会であり、オールジャパンで最大限の取り組みを進めていく」としています。