才本淳子
2015年1月24日18時29分
23日に放送されたテレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」で、アーティストの曲目や歌詞が当初の予定から一部変更されていたことが24日わかった。イスラム過激派組織「イスラム国」が日本人2人を人質に取った事件に配慮したとみられる。
男性アイドルグループ「KAT―TUN」は新曲「Dead or Alive」を歌う予定だったが、「WHITE LOVERS」に変更した。「Dead」には英語で「死んでいる」、「Alive」には「生きている」という意味がある。
また、3人組のロックバンド「凛(りん)として時雨」は、演奏した「Who What Who What」の歌詞のうち、「血だらけの自由」を「幻の自由」に、「諸刃(もろは)のナイフ」を「諸刃(もろは)のフェイク」に変更した。
テレビ朝日広報部は「昨今の状況を鑑みて、番組とアーティストサイドで協議の上、楽曲や歌詞の一部を変更してパフォーマンスしていただきました」と話している。(才本淳子)
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朝日新聞社会部
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