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「イスラム国」新たな声明なし 情報収集に全力
1月24日 12時13分

「イスラム国」新たな声明なし 情報収集に全力
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イスラム過激派組織「イスラム国」が日本人2人を拘束したとして殺害を警告した期限からほぼ1日が過ぎましたが、イスラム国側からは依然、新たな声明などはなく、現地の対策本部は引き続き24時間態勢で情報の収集や分析に全力を挙げています。

イスラム過激派組織「イスラム国」が湯川遥菜さんと後藤健二さんの2人を拘束したとして、72時間以内に身代金を支払わなければ殺害すると脅迫する映像をインターネット上に公開し、日本政府が期限と想定していた時間からほぼ1日がたちますが、「イスラム国」側からは依然、新たな声明などは出ていません。
ヨルダンの首都アンマンに設置された現地対策本部を指揮する中山外務副大臣は、日本時間の24日朝早く、「一から改めて情報を精査する。絶対にあきらめない」と述べ、引き続き24時間態勢で情報の収集や分析を進めるなど2人の早期解放に向けて全力を挙げて取り組む姿勢を強調しました。
対策本部では、ヨルダンやトルコなどシリアの周辺国、それに「イスラム国」と接点があるとみられる部族や宗教関係者に加え、シリアの反政府勢力などにも協力を要請し、情報の収集を進めています。
日本政府は、さまざまなチャンネルを通じて「イスラム国」側への働きかけを強めています。

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