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イスラム国 人質解放したケースも1月20日 19時52分
シリアとイラクでは、ジャーナリストや援助団体の職員などが人質に取られる事件がたびたび起きていますが、解放や救出に結びついたケースもあります。
去年3月には「イスラム国」に人質に取られていたスペイン人のジャーナリスト2人が、およそ半年にわたって拘束されたあと解放されました。また、去年9月にはトルコの外交官やその家族49人が3か月にわたって「イスラム国」に拘束されたあと、無事に救出されました。いずれのケースでも、身代金が支払われたかは明らかにされていません。
「イスラム国」以外の過激派組織では、シリアで活動する国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」に人質に取られていたイタリア人の援助団体の女性2人が今月に入って解放されました。解放に当たっては合わせて1200万ドル(日本円でおよそ14億円)の身代金が支払われたと報道で伝えられています。