スマホ版を表示します フォアグラ禁止のカリフォルニア州 やっぱり「違憲」で提供再開
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TO GO WITH AFP STORY by Michael THURSTON: Lifestyle-US-Gastronomy-Animals-Ethics-LawAn order of 'Artisan Foie Gras and Liberty Farms Duck' by Mark Dommen of 'One Market' in San Francisco awaits being served at the 'Melisse' eatery in Santa Monica, California, on May 14, 2012 as animal-rights activists held a protest outside. A simmering row between animal rights campaigners and a handful of California's top chefs is coming to the boil, ahead of a looming ban on foie gras in the western US states | FREDERIC J. BROWN via Getty Images
フォアグラ禁止は「違憲」 米カリフォルニアで提供再開
米カリフォルニア州で、レストランでの提供が禁止されていた世界３大珍味の一つフォアグラが７日、解禁された。その作り方が残虐だとして２０１２年以来、州法で禁じられていたが、米連邦裁判所が同日、この州法は「違憲」だと判断した。
地元のロサンゼルス・タイムズ紙などによると、連邦裁は、州法はフォアグラの生産を認める家禽（かきん）食品に関する連邦法を妨げるものだ、との判決を出した。フォアグラ生産者やレストランの団体が、禁止の撤回を求めて訴えていた。
地元紙は「今晩のメニューから、フォアグラを出せる」「料理の自由が戻った」と喜ぶフランス料理のシェフたちの声を紹介している。判決直後に、「フォアグラがメニューに戻った」と常連客にメールを送ったシェフもいるという。
州法は、カモやガチョウに強制的にえさを詰め込む飼育法が「残虐」との動物愛護団体の支援を受けて成立し、１２年７月から施行されていた。
(朝日新聞社提供)