1月5日からラスベガスにて開催の CES 2015 より。仏 Parrot が、ヘッドホン Zik シリーズの新製品 Zik Sport を発表しました。重さはわずか75g ながらノイズキャンセリング機能と心拍センサー、歩数計を搭載します。
Parrot といえば、AR.Drone や Jumping Sumo といったドローンの類が有名です。しかしその商品ラインナップは幅広く、なかでもヘッドホンの Zik シリーズはそのノイズキャンセリング機能が高い評価を得ています。
Zik Sport は、シリーズ初となるスポーツ向けの Bluetooth ヘッドホン。ヘッドバンドの先にカナル型のイヤホンを取り付けたようなデザインが大きな特徴です。運動の際、激しい動きでもずれにくくするためヘッドバンドには頭頂部のほか耳たぶの上の部分にもクッションとなるパッドを配置。イヤホン部も加えると合計5か所で支持する格好となります。
またヘッドバンドは折りたたみ式で、たたんだ状態では眼鏡ぐらいの大きさになるところも持ち運びの面で重宝しそうです。
フィットネス向け機能として、心拍センサーと歩数センサーを搭載。運動中の心拍数やペース、脚の接地時間、身体の上下動などを測定し、Bluetooth 経由で専用アプリまたはその他のフィットネス系アプリへデータを送信します。
ほか、6つのマイクと32ビットDSPにより屋外の騒音下でも音楽を快適に聴けるノイズキャンセリング機能も搭載。さらに音声通話向けにも2つのマイクを搭載します。
バッテリー駆動時間はすべての機能を有効にした場合で約5時間。
なお発売時期や価格についてはまだ発表がありません。