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エボラ出血熱 雨期終え感染拡大に警戒を
11月19日 9時01分

エボラ出血熱 雨期終え感染拡大に警戒を
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西アフリカで感染が広がるエボラ出血熱について、アメリカのCDC=疾病対策センターのフリーデン所長は、現地では雨期が終わり、人々の移動が活発になって感染が拡大するおそれが高まっているとして、警戒を強めるよう呼びかけました。

西アフリカではギニア、リベリア、シエラレオネの3か国に加え、マリでも先月、初めて死者が出るなど感染が広がっています。
アメリカのCDC=疾病対策センターのフリーデン所長は18日、議会下院の小委員会で「西アフリカでは雨期の終わりとともに、感染が深刻な国からその他の国への人々の移動が活発になり、感染が拡大するおそれが高まっている」と述べ、警戒を強めるよう呼びかけるとともに、国際社会に対し支援の強化を訴えました。
そして、西アフリカの4か国からの渡航者に対して、アメリカ入国後3週間は毎日、体温を測って州当局に報告するよう求めていることについて、「先月下旬から2000人以上が入国しているが、感染者は出ていない」と述べ、冷静に対応するよう呼びかけました。
アメリカでは17日、シエラレオネでエボラウイルスに感染し中西部ネブラスカ州の病院に搬送された男性が死亡したばかりで、感染拡大に対する不安が広がっています。

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