孤独なバッタ研究者がJKになるとき
前野ウルド浩太郎さんの「孤独なバッタが群れるとき」を読んでエントリをおこさないと、と思っていたまま時間だけが過ぎてしまいました。恥ずかしながら今更、滅多に書かないけど書評というか、ヨイショエントリです。
孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)
- 作者: 前野ウルド浩太郎
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2012/11
- メディア: 単行本
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この本には、前野少年が虫と戯れファーブルに憧れ素敵な先生や同僚と研究をし、海外研究者と切磋琢磨し、新木場の夜の蝶を追いかけたりしつつ着実に昆虫博士として生きていく姿が等身大すぎるほど描かれています。
新木場の夜の蝶もですが特に研究内容については、本当に一歩ずつ丁寧に丁寧に歩いて尾根に登りさらに高みを目指す、山登りのような空気を感じられる素敵っぷりでした。途中途中に出てくる海外の先行研究や、ライバル研究者の研究が車で行ったような感じなのに対して。(まあ一人称か否かという面はあると思いますが)
実験に成功したことはもちろん、実験で思った結果が得られなかったことも、そこから発展して新たな研究テーマを見つけることも、全てにそのプロセスや検討した可能性が書いてあって、読みすすめるうちにいつしか前野さんのシャドーイングをしているような、あるいは一緒に研究をしているような気になっていました。
また、研究の最先端を余すところなく書いてあるにも関わらず「わからない人」にもすごく配慮されていて、例えばメンデルの法則もきちんとページを割いて説明がなされていたり、その一方で研究所の他の研究者さんやパートのおばちゃんも紹介されていたりと、(ブログの音速の貴公子もですが)前野さんのまなざしの広さと優しさ(とモテ要素)を思いました。
そして当然のことのようにすごく研究対象のバッタをとても大事にされている。
目次や帯がキワものっぼくて東海大出版会やりおったワwwwと思っていたのですが*1、本文に入る頃にはちゃんと姿勢を正して読もうと座り直す感じ。
そしてどんどん進む研究内容の疾走感に乗って読み進めて、最後の最後、巻末のバッタへの謝辞でその時新幹線の中なのにちょっと泣けました。
ここまで大事にされるのなら、生まれ変わったら前野さんの実験台のバッタになりた、くはないなやっぱりと思いました。
しかし。
思えば、自分の世代は子供の頃テレビをつければ千石先生やムツゴロウさんがいて、変ではあるけど妙に愛すべき動物好きな人を見ながら育ち、それが今でもさかなクンやバッタ博士やクマムシ堀川さんがいるというところにとてもとても、幸せな同時代性を感じています。
その一方で、科学に好意というか好奇心を持っていて、でも「科学者」ではない自分のような人間には、この素晴らしい本が近い世代から出てきたことに、少し古傷というか幻肢痛のような、なりえたかもしれない自分に対していたた、という感じもちょっといたしました。
で。@alchmistonpuku さんも
この、前野ウルド浩太郎氏の「孤独なバッタが群れるとき」は、高校生くらいの人にぜひ読んでいただきたい。もしくは、この先を迷う人たちに。道を示してくれるわけではないですが、人生一度くらい思いっきり何かにぶつかってみるのは悪いことじゃない、そんな気持ちにさせてくれる本です。
http://winyaan.blog106.fc2.com/blog-entry-357.html
と書かれていましたが、自分も高校生くらいに読んで欲しいなーと思ったので、出身校宛に二冊送りつけておきました。(図書館に置いて欲しいけど登録処理やら何やかやが面倒なら生物部にでもどうぞ、と書いておいた)
一冊は昆虫大学で買って、三冊追加で買ったのだけどレターパック350には二冊しか入らなそうだったので今うちで複本になっています。そのうち近所の図書館に寄贈しよう。
どうかこの本が、面白いことしたいのにどうしたらいいかわからないような、迷える若者の手に届きますように。
最後になりましたがid:otokomaenoさん、白眉センター特任助教就任おめでとうございます。
アウトプットをしていれば見る人は見ていてくれる、という意味でもますます若い人の励みになるんじゃないかなー。
十分頑張っておられると思うので、ますますみんなをムキーッとさせるくらい楽しい研究に励んで下さいませ。
あわせて読んで貰えると嬉しい
さかなクンさんとクニマスのこと。 - tetzlgraph てつるぐらふ
地べたのサイエンスつながりということでここはひとつ。
*1:いやしかしその後のシリーズ見ても企画・編集さんがかなりデキるなとは思う
水族館合宿 アクアマリンふくしま
きっかけ
去年の後半に「てつるの野郎と頓服さんずるいあたいもid:merecoさんとカレー食べたいうわああああんてつるのやろおおおお」というid:kubohashiさん*1のために年始早々に蒲田のベトナム料理屋さんでご飯を食べてビール呑んでだべって*2、てしているうちに話がアクアマリンふくしま行かないとねえ、という方向になり、「じゃあ合宿しましょうか」というメレ子さんの声で各自ニヤニヤしながら夜のJR蒲田駅で散らばったのでした。
そこからアクアマリンの中の方に連絡を取り日程を確定し宿をどこにしようねえと相談して宿を押さえ飲み屋さんを押さえてもらいして*3、してたら決行の一週間前にid:yu-kuboの野郎さんがカーチャンこと @Butayama3 ちに行き窪橋さんから計画をうまいこと聞き出し、その翌日神奈川県立博のイベントでメレさんと会い日程を聞き出した上「ゆうくぼさんも良かったら」とまんまと言わせることに成功した様子で、突然twitterのDMで「その日休みだし着いて行く」ときたので「野郎!じわじわと忍び寄ってやがる!」と思いました自分のことは棚に上げて。
一日目・移動と飲み会
休みだからって朝先に行っていますとゆうくぼさんと窪橋さんは先に日立シビックセンターに行ったようですがわたくしとメレさんは仕事を早引けするためにいそいそと仕事をしてから追いかける。ビール飲みながら。
最初の方は「ぶたやまかーちゃんもう感づいた」「蝉コロンさん気付いたらなんて書くかなあ(・∀・)ニヤニヤ」とかって喋ったりしていたもののだんだんお酒も回り、「だいたい!電車のお出かけっていったら!シート回して!四人席作って!冷凍みかんとか飴ちゃん分け合ってこそだろう!何を休みだからって!先に!先に行くとか!これだから!乗り鉄は!乗り鉄の毒舌な妹botはよ!」という話をして盛り上がっていたら蝉コロンさんにバレた。
そんなこんなしながら宿泊先のいわき駅近くのビジネスホテルに到着。日立シビックセンターに行ってきた二人から土産話を聞かされお土産を貰い(この時点でメレ子さんと私はまだ若干目が笑っていない)。
部屋に行って荷物を放り込み、ロビーで待つ皆さんを尻目にちょっと仕事のメールを出したりしてからお迎えに来て頂いた黒光り5号こと素敵女子なTさんと一緒に居酒屋へ。
看板だけでお酒呑めるぜやっほい。
お店で京都帰りすぐというゲンゴロウの亡者Hさんも合流して6人でかんぱーい。
舌鼓。しばしのご歓談。
福島の漁業はまだまだ一部品目を除いて殆ど商業ルートには乗っていないのでしょうが*4、それにしても旨い魚の数々。
これが地元の魚だったときはどんな破壊力だったのでしょう…。
活造りの魚はまずみんなで口を覗き込み「はずれだ」「はずれだね」「ウオノエの集合住宅みたことある」「なにそれこわい」とかきゃあきゃあ騒ぎ、身を食べつくしたあとほねほね団新入団員のメレ子さんを筆頭によくわからない勢いで骨と記念写真を撮りだすブロガーたち。周りからはただの酔っ払いと思われていたことでしょう(実際ただの酔っ払い)。
あとお約束のゆうくぼ先生のおもちゃの数々。
あんこう鍋→雑炊の黄金コンボで〆て宿に戻ったのでした。
二日目・いよいよ。
朝7時に朝食会場に集合してバイキングでご飯を食べながらのTLチェック。蝉コロンさんのツイートを見てみんなで「そうか奴らはスパリゾートハワイアンズか。うらやまけしからんな」といいながらわしわしとごはんを食べる。
宿をチェックアウトして、てくてくといわき駅に向かい、一旦泉駅まで出てからバスに乗り、最寄りのバス停へ。途中「あそうだ小銭あるかな」とみんなお財布をガサガサしたところ窪橋さんだけ270円分の小銭がない事件発生、みんなの呪いである。
運転手さんはわからないけどそれ以外みんなはてなユーザーなバス車中。
最寄のバス停へ到着し、またてくてくと歩き、いつも通りかかる自動車工場の、「3/11 津波の高さ」というガムテープの前に一同無言で佇んだりしながら、いざアクアマリンふくしまへ。
臨海鉄道の踏切を渡ったあたりの「見えてきた感」に何回来てもどきどきする。
ほどなく開館となり、さっそくインフォメーションでTさんを呼んで頂いて「いやいや昨日はどうも」「いやいやこちらこそ。ていうかツイッターが野郎!てえらいことになってますね」「はははどうもどうも」「ではごゆっくり」というやり取りをしてからの。
ヌタウナギさん。
朝、大学のラボに行くと丸椅子の上でこうなってる院生とかいるよね。
オオサンショウウオさんが(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!と朝の自主トレに余念がなかった。
いわし玉って流し撮りに向いている(どこかにピント合うし)
朝からきぼうたんがハッスルしており、ギンザケさんを追いかけまわしてエサというよりオモチャにしているシーンが。
ここだけでだいぶ時間が経過したものの、よくある「キャーかわいい!!」的な歓声じゃなくて「中村屋!」みたいな「お前まだやるのか!」「もういいだろう!」みたいな声をあげるブロガーさんたち。
前日の飲み会でTさんが描かれたという話のあったゲンゴロウのライフサイクル図。
その下のゲンゴロウさん接待ポジション。
絶滅危惧なうなぎの若魚。
熱帯ゾーンはミストが出ていて色々曇る。(右:メレ子さん、左:植物)
ややちっさい方。オニボラの幼魚ってパタパタしててすごくかわゆい。
そしてお約束の潮目の海水槽。
ふわああああ、と初めてのお客さまである窪橋さん。そうだろうそうだろう、と自慢する立場でもないのにちょっと胸を張る。
あ、ちなみに晴れてたらもっと綺麗なんだぜ。
ボランティアのおっちゃんたちは釣り談義。水槽に貼り付いて同じ方向向きながらああでもないこうでもない言われていてニヤニヤしてしもた。
フサギンポとにらめっこ。
隠れ家で咥えたギンザケを振り回すきぼう、煌めくサケの鱗、呻くブロガー。
きのうのお仲間はおいしかったですよとアンコウさんとメヒカリさんに。
震災前は別棟の水生生物保全センターに展示してあった繁殖賞。*5今はバックヤードツアーで見ることができるようです。
バックヤードツアーを通して、基本的にこのメンツあんまり話聞かないで好きなもの見てる人たちということを再認識。
ツアー終了後のタッチプールだって。
いい年の男女グループが全く躊躇せず手を突っ込むのって教育的だよね。*6
ギャラリーは中川さん。
そこから展望塔へ。
ゆんぼ!ゆんぼ!
リニューアルが終わったらまたこなきゃ。いやその前にもう一回くらい行きそう…。
釣り体験コーナーと蛇の目ビーチは今造成をいじっているのでお休みでした。その代わりに。
ふあっふあの貝柱とかたまらん、うめえ、と食べてtweetして反応にウケてして、テンションが軽くおかしくなった一行、そのまま手に再入場スタンプを押してもらい、ら・ら・ミュウへ。
その途中、窪橋さんの携帯に電話があり、もしや夫の人たるタカハシ氏から帰れコールか、と思いきや窪橋さんが若干敬語で話しているのでははーん、さてはid:yamagatamyclusさん辺りだなと思ったら本当にそうだった。窪橋さんがニコニコしながら「てつるさんに代われって」とiPhoneを渡すので、落とさないように気をつけながら出ると「野郎っ…ホタテとk…、、、あ、すみませんお客様来られたのでまた。」と切られてしまったのでした。絶妙な場賑やかしのちょい役感である。
これで220円というアベノミクスに負けないデフレ茶碗蒸し。
すみませんよくわからず書いてますすみません。
一同なんか笑いが止まらない感じになる。
ビールも呑んで満足したところでまた戻る方向へ。
その手前で仕掛を引き上げてるおっちゃんがいた。
魚とかカニとか。
UONOZOKIも寄ったりして。
アクアマリンふくしまに戻り、勢いあまってゴンベアイスを食べて、おなかも満ちてからまたまったりゆったりと館内を巡る旅へ。
一旦解散、とかいいつつ結局みんなでゆるゆるもう一周して、16時まで滞在。
帰り際に外で「もー!早く来ないと置いてくよ!」と言っている親御さんを見てメレ子さんと二人「我々にとってはむしろご褒美…!!」とか話したりしながら、後ろ髪をむしり取られるような気分でタクシーで泉駅に向かって帰路へ。
窪橋さんの乗り換え案内ではお座敷列車に乗るルートが出たんだけどダイヤにも出てなくてゴースト・トレインみたいだった。
特急に乗り込んで一息ついた頃にはみんな通信デバイスも人の方も電池が切れかかっていて静かでアンニュイで名残惜しい夕暮れをスーパーひたちに揺られて向かい合った四人席で静かに上野に帰って、オトナになってこんな楽しいことしててたまらんわー、という1.5日間は静かに過ぎ去っていくのでした。
釣りコーナーとか蛇の目ビーチとか工事しているけれど、炭火焼は今だけだし、何よりそこまでしてあくまで食とのつながりに拘るところがもう粘着質でとても好きだ。
今回も二月アタマの土曜という日程はあるものの、あんまりお客さんがいなくて、どの水槽も一グループ先に通せば貼りついてしばらく写真撮っていられてそれはそれで快適ではあるんだけど、上野から2時間ちょっとで行ける、泊まっても日帰りでも、一人でも誰かとでも、色んな楽しみ方のできるところというのはなかなか無いので、もっと東京方面からお客さんどばーっと行ったらいいのになあ、と思ったり。
なんていうか、「私たち楽しんだけど経営が心配です☆」とかそういうのでなくて、むしろ「わしら勿体無いことしとるで…」みたいな感じなんだけど。
もうすぐ二年になる被災地の観光地はどこもそういうことあるのかもしれませんが。ねえ。
暖かくなったら会津の方とかも行きたいなあ。大河ので混んでるかなあ、とお出かけ欲はまだまだ尽きないのでした。
あわせてよみたい(手動)
ゆうくぼさん編
日立シビックセンター 科学館・天球劇場 合宿第1日 - cloud9science
アクアマリンふくしま 合宿第2日 - cloud9science
メレ子さん編
くぼはしさん編
のとじま水族館に行ってきた。 - 窪橋パラボラ
珍道中のtwitterまとめ
一泊二日 アクアマリンふくしま合宿 - Togetterまとめ
去年トンボ撮影会でお世話になった、昆虫写真家の尾園さんが行かれた時の様子。
湘南むし日記:憧れの水族館・アクアマリンふくしまへ ― 前編 ― - livedoor Blog(ブログ)
湘南むし日記:憧れの水族館・アクアマリンふくしまへ ― 中編 ― - livedoor Blog(ブログ)
湘南むし日記:憧れの水族館・アクアマリンふくしまへ ― 後編 ― - livedoor Blog(ブログ)
あけましておめでとう。
ヘビも好きですがヘビを食べる方も好きです。*1
昨年も皆様には大変お世話になりました。アウトプットがんばろうとお正月に書いておきながら結構放置しているネタが多くて申し訳ないですねえ。
にも関わらず、おかげさまで「野郎!」キャラが定着するとか可愛がっていただきまして感謝です。
今年は本業の方が結構バタバタする予感なのでぼちぼちやって参ります。
昨年の見所まとめ
主に自分用の行ったところまとめ。上野はじめ都内博物館美術館動物園水族館はちょくちょく行っているので明記なしですが…。
1月
新年一発目のエントリ。
2011年のしめくくりと明けましておめでとう - tetzlgraph てつるぐらふ
そしてお正月早々にまさかの id:uneyamaさんを囲むはてな食品安全クラスタの会に呼んで頂きました。前年に職場の関係で講演会をされていて「こっそり聞きに来ていいよ」と職場の人にも言われていたのに行けなかったんですが、まさか喫茶店のテーブルを囲んでお話できるとは。あんまり仕事のことはてダに書いていないので場違い感が半端なかったですがすごく楽しいお喋りさせて頂きました。
そのまま新年会オフ的なものに参加させて頂きましたねえ。ビールとアイスヴァインおいしかった…。
月の後半は名古屋出張のついでにアクア・トトぎふまで。id:min_hynobiusさん、id:yu-kuboさんありがとうございました…。
アクア・トトぎふ(その1) - tetzlgraph てつるぐらふ
アクア・トトぎふ(その2) - tetzlgraph てつるぐらふ
2月
で、今度は謎なメンツでアクアマリンふくしまに行ったりあんこう鍋食べたりアクアワールド大洗に行ったり。
常磐線で行く水族館はしごツアー(その1・アクアマリンふくしま) - tetzlgraph てつるぐらふ
常磐線で行く水族館はしごツアー(その2・アクアワールド大洗) - tetzlgraph てつるぐらふ
科博のバイオロギング展もこの辺で行きましたねえ。
3月
3/18にズーラシアで「アフリカサバンナゾーン建設現場と繁殖センター特別公開」に行きました。(当日朝先着順受付のイベントでこれは役得ではありません…。そしてエントリにまとめたいと思いながらそのままになっています…)
それからid:horikawadさんをはじめそうそうたるメンバーが出演されたクマムシナイトもおじゃましました。
内容も面白かったし、何よりビールを飲みながらクマムシさんをいじる姿を見て「実験室は飲食禁止」と育った人間としては(いや食べてたけどむしろ鍋とかもしてたけど)、「そうか飲食店で実験をすればいいのか」というコペルニクス的転回に目からウロコが落ちました。
あとクマムシナイトのハイライトはid:kubohashiさんに突然真後ろから本名を呼ばれたポリさんことid:sun-and-moonさんが5cmくらい椅子から浮き上がったところ。
それからid:ohira-yさんのサイエンスブロガーお茶会にもおじゃましました。生肉よくない!
サイエンスの週末 - tetzlgraph てつるぐらふ
4月
出張がてら実家に延泊した上、元上司と一緒に須磨水族園で園長さん(元上司と同級生というびっくり展開)から直々に役得バックヤードツアーをして頂きました。
これはエントリまとめろよ俺、なんですが本格的に面白かったのでちょっとほんとにまだどこから手をつけていいのかわかりません…。
(水族館カフェでは写真使ったり話題に出したりしましたが)
5月
文フリでメガネ男子本を買わせていただきました。
日食とかありましたねえそういえば。
うちの玄関が東向きだったのでこんなのでぐうたらと写真を撮りました。
あと、「21世紀の動物園をどうデザインするか」と題する講演会にもおじゃましました。
上野動物園の前園長小宮さんとズーラシアの村田園長、江戸家猫八さんの放談な感じでとても楽しかった。が、これもエントリにしていない。
スカイツリーがオープンして、まあまあうちからアクセスも良いことだしと年パスを購入してすみだ水族館にも行きました。最初行った時はまだオープンしたてに近かったのですが、最近平日夜とかに行ってぼんやり回ると結構いい水族館だと思っています。
そして、水族館カフェ。
サイエンスブロガーお茶会で喋ってきました。 - tetzlgraph てつるぐらふ
まとまって趣味の話とかしたことがなくて大変アワアワいたしましたが、はじめましてのid:kobeni_08さんとかいずみんさんとか、twitterの知り合いの方も来て頂いたりで感謝感謝。
6月
「あしたのために」という地域保育園ベースのお話会に小比良さんのその他大勢で参加させて頂きました。
あしたの ために。 - tetzlgraph てつるぐらふ
あとは、id:doramaoさんのサイエンスカフェにもおじゃましましたねえ。
打ち上げが普通にオフ会になっていたのは笑うトコ。id:Pz-4さんとはここではじめましてでした。
7月
帰省ついでに京都水族館に行きました。未エントリな上、編集したApertureのデータをFlickrにあげていないままHDDリストアをしたため生データしか残っていない件…。
きれいだしいい水族館なんですがバックヤードツアーが荷物持ち込み禁止で写真も撮れなかったんだよなあ…。転びやすいこととか理解はできるんだけど、ねぇ。
月末にはアクアマリンふくしまで役得バックヤードツアー。楽しかった!!
真夏のぶらりアクアマリンふくしま - tetzlgraph てつるぐらふ
8月
神奈川県の生命の星地球博物館主催のとんぼ撮影講座におじゃましました。
大トンボ撮影会 @大トンボ展 大空の覇者(神奈川県立生命の星地球博物館) - tetzlgraph てつるぐらふ
id:merecoさんとはじめましてをしたために色々怒りを買いました。*2さすが生き物系あるふぁぶろがあやで…。
あと理科ハウスさんにもおじゃまいたしました。
9月
仕事忙しくてやばかった…
10月
九州旅行に行きました。
九州旅行 1日目 東京→福岡(動物園)→別府 - tetzlgraph てつるぐらふ
九州旅行 2日目 うみたまご→由布院 - tetzlgraph てつるぐらふ
九州旅行 3日目 由布院→やまなみハイウェイ→黒川 - tetzlgraph てつるぐらふ
九州旅行 4日目 黒川→阿蘇→熊本→武雄 - tetzlgraph てつるぐらふ
九州旅行 5日目 武雄→長崎バイオパーク→長崎空港 - tetzlgraph てつるぐらふ
夏に大分・熊本での豪雨災害があった地域も多く回ったのですが、年末にエントリ連投をして少なからず「行ってみたい」という声を頂いたのでよかったなあと。
ドライブしてても気持ちの良いところだし、寄り道も楽しいところいっぱいあるので皆さん是非。(ただし冬は普通に雪積もるから気をつけて…)
11月
ご結婚に伴い鉄道で南下する旅を計画されていた頓服さんに言い寄りアクアマリンふくしまと上野聖地巡礼をご一緒して頂きました。
しかもアクアマリンふくしまの帰りにid:merecoさんと三人で晩ご飯を食べたのでまたしても各方面の怒りや嫉妬を買い、「てつるの野郎」がまさにビッグウェーブ。
あとはみなとみらいで大山顕さんの写真展におじゃましたり、昆虫大学におじゃましたり、どらねこさんのお話を聞いたり。
またしても打ち上げという名のオフ会に参加。id:yamagatamyclusさんとかに寄ってたかって名札に落書きをされる事件発生。
id:usausa1975さんとかぷしゅーどくたーさんとかぷろどおむさんとかとはじめましてでした。はじめましてで「あっ、てつるの野郎さんですね」って言われたりとかして(喜んでいる)。
でもはじめましてでもお酒飲みながらまじめな話とかすぐできるところがネットの繋がりっていいもんですよねえ。
後半には近場で行っていなかったところも回ろうと思って金沢動物園にも行きました。
12月
同じく近場で行っていないところということで油壺マリンパークに行ったり。
年末間際にはこっそりとid:semi_colonさんとはじめましてをしました。わずかにてつるの野郎め!と言われました。
11月12月と北日本方面で出張が入った割に時間が取れずどなたともお会いできなかったのがちょっと心残り。
というわけで
はじめましてでお会いできた方も多く、しかも何年もblogやtwitterで「いいなあこの人」って見ていた方と直接お話したりお出かけできる機会に恵まれて、なんだろうな、そういうのってすごく幸せなことですよね。
そして何より昨年お会いした方にも結構またお会いできた2012年だったことが嬉しい。
2012年は大変お世話になりありがとうございました。
2013年も皆様よい年になりますように!
*1:ハシビロコウ先生のあとはヘビクイワシさんの時代が来ると信じているのにまだ来ない
*2:主にid:norton3rdさんとかid:semi_colonさんとか
九州旅行 5日目 武雄→長崎バイオパーク→長崎空港
朝ごはんをマクドで摂り、一路高速で長崎バイオパークへ。
ハウステンボス側から行くといつも突然見えてくる針尾の無線塔は毎回グッと来すぎてたまらない。
お天気がちょっと降りそうな雲行きのなか、バイオパークに無事着いて、玄関のラマに挨拶して中へ。
先に張り付いてたカップルの人がツバ吐かれてた。
クモザルさん。
最初に来た時に感激した温室入り口のメガネ曇り取り用ドライヤーは健在でした。
動くのがとっても苦手なマタマタさんが転がっていた。
プレーリードッグっぽくない立ち居振る舞い。
そうそうこういう感じよね。
昆虫展もやっており、ハンミョウ*1の金属光沢にぐっときて膝立ちしようとしたら下に子ども用の一段高い部分があって膝をしたたかにぶつけました。お皿割れるかと思った…。
カピバラゾーンでカピバラに話しかけながら横からにじり寄ってナデナデナデナデてしたらごろーんとヘソ天になって満足しており、ニヤニヤしてたら飼育員さんが後ろからぼそりと「ヘヴンリィやでぇ…」とうっとりと言わはったので吹きそうになりました。
アカハナグマさんにはついご飯あげてしまう。
荒威熊。なまじ賢い動物はみんな一斉に餌くれアピールするから結構コワイ。
ピントあってないけどこういう小競り合いがそこかしこであってやっぱりコワイ。
それにひきかえレッサーさんはなんでこんなに素敵なのでしょう。レッサーの舌出しは卑怯この上ない。
ダチョウは逆光ぎみに撮るとフサフサしててかっこいい。
お約束のリスザルウォークインケージ。
とりあえず襲われる。
写メろうとしたら止められちった(テヘペロ
それにひきかえ、クロキツネザルさんは非常にジェントリイでした。
一方のリスザルは結構ワルワルで、ガチャガチャのケースに入った餌を主に幼女からケースごと奪い取る姿があちこちで。奪い取ったものの開けられずにすごく怒ったり、ウンコのついた足で観光客を踏んづけていったりと阿鼻叫喚。
ちなみに餌はミールワームとレーズン。日和ったお客さんはレーズンしか買わないのでニヤニヤしながらミールワーム買ってやるとリスザルどもが狂喜乱舞しよります。
でもキツネザルさんは目の前に持っていっても食べなかった…。
ブラウンキツネザル。
クロキツネザル。なんか猫みたい。
このあたりでポツポツと雨が降りだしたのでそそくさと回る。
めっちゃ近づいてきてマクロレンズをくんくん匂い嗅いでたオオカンガルーかわえかった。
カバゾーンで近藤典生展をしていた。書かれてないけど平川動物公園の混合飼育サバンナゾーンは素敵でしたねえ。
この日のカバさんはおとなしめでした。
ハダカデバなネズミさん。
ハダカデバネズミケースと展示パネルの間に軍曹が挟まっていた。
こういうの狩っているのかしら…。
結構好きなイラスト。
蝶の温室
雨もやむ気配がなく、もう一周くらいしたいところをぐっとこらえて入り口でハンバーガー食べて出る。
バイオパーク、「動物は皆んな友達」みたいなメルヘンな方にはたぶん刺激強すぎるからおすすめしないけど、いろいろと自重というか我慢できる人にはちょうおすすめ。*2
やっぱり好きだわー。
長崎市内から長崎空港方面に車を走らせて、レンタカーを返して。
お天気が回復してきたのでデッキに出てみた。
最後に名残惜しく魚を食べる。
アラカブの煮たものセットを頼んだらちみっとはみ出た尻尾からして期待大。
ばばーん。めっちゃおいしかったのでバラバラになった骨だけ残しておいしくいただきました。これ空港のお寿司屋さんでこのクオリティなんやで…。
あと茶碗蒸しもおいしくてなんというか飲み物の一種のようでした。
そして、東京の日常へ。(乗ったのはソラシドじゃなくてANAだけど)
九州はやっぱりよいとこですよねー。
次は島の下側にも行かねば。
九州旅行 4日目 黒川→阿蘇→熊本→武雄
the温泉宿の朝ごはん。
お宿を出て、黒川を早々に離脱して阿蘇方面へ。
通行止めこそなっていなかったものの、夏の豪雨被害の後を補修されているところを何度も通りぬけ、山崩れの跡なんかも横目に見ながらやまなみハイウェイから阿蘇の登山道へ入る。
先行する奥様にはお付きの方、わたくしはその後ろを人馬一体でついて歩く感じで快晴の阿蘇をパカパカと散歩。奥様はお付きの方と話をしているのでこちらはお馬さんといちゃいちゃとお話。「日差しあったかいねー」「あ、ヘリ飛んでるなー」。って喋ったりしてたらわたくしを乗せた馬さん勝手にショートカットしだしてあわわわわってなっていたら、30mくらい離れたところで先行する案内のおじちゃんが気づいて「思いっきり手綱引いてくださーい」とか言われて「こっちいきたいよねー!ねー!!ねーってば!!」みたいになりながら戻ってもらうなど。なんでも水飲み場がコースの内側にあるからそこ行こうとしたんちゃうかとのこと。水、飲んでくれてもよかったんやけどね…。
車に戻って阿蘇山頂の方へ。途中そのヘリ体験搭乗の受付があって「へー」とか言いつつ山頂に向かうと亜硫酸ガスの匂い*1が強くなってきて火山だねえと言っていたら。
火山ガスが高濃度なので山頂が立入禁止とのこと。
「じゃあ」「やりますか」ということでヘリのとこに行って乗せてくださいー、と。ちなみに二人とも高いところは苦手でござる。
ちなみに地上スタッフのおっちゃん、脱サラされる前はうちのちょう近所に勤務されていたとのことでローカル談義に花が咲きました。
ヘリは相席になって助手席はお一人で搭乗の中国の方(フライト中ずっとiPhoneで動画を撮ってはった)。パイロットさんはちゃんと「はい左に傾けますよー」とか言ってくれたので身構えることもできて、まあ怖いっちゃ怖いけどキレイだし楽しかった!
自分のなかで残りの人生乗りたかったものの2つであるお馬さんとヘリをクリアできたので*2だいぶ満足して、「そういえばお腹減ったね」と草千里のレストハウスに戻り、「さっき乗ったけど…おいしそう…」と馬肉串焼きの誘惑に負ける。いいの、水族館の魚はおいしそうだし馬肉は美味しいの。
ついでにソフトクリームとか食べつつ、一路熊本へ下界に降りていく。途中葉祥明美術館があった。
レンタカーの返却場所が熊本駅の方なので市内を運転しつつ、今までペーパードライバーだったのに路面電車と対峙するとか難易度高いことしたりして手に変な汗いっぱいかきながら無事返却。
くまモンを眺めながらおみやげを買い、九州新幹線で新鳥栖へ。ええ、九州新幹線乗りたかっただけですよ…。正味20分以下の乗車。
BGMはやっぱりBoom! Boom!
新鳥栖で一部*3で有名なおうどんを食べて過ごし、ハウステンボス号でこれまた一部*4で有名な武雄温泉駅まで。駅前のビジネスホテルに荷物を放り込んでから再びレンタカーを借りて、佐賀県立宇宙科学館へ。
ここのサタデーナイトプラネタリウム(オペレーションは大学の時の博物館実習先で知り合った友達)を見るために、武雄に土曜日泊するのを基点にして旅行計画を立てたのだ。ふふふ。
館内には字幕付きプラの案内も。やるなあ。
ご挨拶とジェミニスターの写真撮影もほどほどに、オペレーター席の近くつまりセンター後ろよりに陣取り、靴を脱いで椅子の上に体育座り。プラネタリウムで椅子に体育座りしてそのままリクライニングをフルで倒すと暗闇のオープンスペースに一人体育座りして空を眺める感じになってすごくすごく楽しいのでちょうオススメ。
大学生の時住んでた街の区立プラで編み出したんだけど、そのオペレーターの友達らしい女子二人組も自然に同じことやってはってキュンてした。
あっという間のサタプラも終わり、「いやーいいよねえいいよねえやっぱりここのプラ好きだよう」という話をしにコンソールに行ったら「触ってみるかね(ドヤッ」ということで「べっ、べつに大阪市立科学館で実習の時に触らしてもらったもん(びくんびくん」とか言いながらプラ装置の上下ボタンとか押させてもらいました。
押しボタンの魅力にはいつだって勝てない。
ここで引きこもりたい。
あと、投影途中に星画像にかぶせたオーロラ画像がやけに綺麗だったのですが話を聞いたら「ああ、それそれ、4Kプロジェクタ」って。
かっこいい…(うっとり)。
その後天体観望会があるというので屋上の望遠鏡ドームへ。天気はお約束の曇り空で「みなさーん、曇なのは東京から来たこの人のせいですよー」と言われて白い目で見られる。ひどい。
そんなこんなしながら長時間レリーズで遊んだりしながらお開きになって、じゃあご飯食べに行こうぜ!ということでお食事。
まだ色素胞がイリュージョンな状態のイカ。
(地元の方的にはまだまだもっと新鮮なイカがいる、とのことですが十分新鮮…!!)
ナス田楽とかだし巻きとかうめえうめえと食べながら、おみやげをもらったり渡したり。科博の元素展で買った元素生活手ぬぐいをあげたら(妻の人には「女子にそれはないやろ…」と言われてたけど)「ちょっと何でこれ欲しかったってわかったん!!ていうか一つだけ??もっと持ってくるべきやろ保管用と使う用と布教用みたいな」「」というくらい気に入って頂きました。
駅前のビジネスホテルに戻って就寝。
翌日は最終日、長崎バイオパーク。
九州旅行 3日目 由布院→やまなみハイウェイ→黒川
お宿で朝ごはんを頂き、そうそうに朝ドライブ。ちょっと道に迷ったりしながらやまなみハイウェイに乗り、気持ちよく走る。おもしろそうなとこは途中下車をしつつ。
朝日台。
走っているとくじゅう自然動物園があって、そうかここだったかー、と迷わず中へ。入り口でドライブスルー的に入園料をお支払いするスタイル。
駐車場の前に石灰で防疫してあって、そうか口蹄疫か…とすっかり忘れていた自分を反省。まだ警戒は続いてるんだよね…。
駐車場に車を止めて外に出て「うーん」と伸びをしたらヤギと目があう。
結構フリーダムやで…。高まる期待。
犬橋さん的な方もおられた。
金曜なのでこちらもお客さんが少なくて、中に入ると
「餌持ってきたんかワレ」
「おい手ぶらかよオマイ信じらんない」
「絶望した、人間に絶望した」
「ここの機械に100円玉入れてがちゃこんってすればおいしいものが出てきますよイヒヒヒ」
という視線をびしびしと集めるが、ひとまず頑張って無視しながらとりあえずブランコに乗ってみたりするものの、当然のように我慢ならず妻の人と「あかんな」「無理やね…」と入り口に戻って「すみませんエサください…」とお兄さんに言うハメに。アニマルハラスメント…。
「ありがとうございましたー。で、紙袋とか動物に見せないでくださいね」と意味深なことを言われながら放飼場に出たら。
「どこまでもついていきますよー」
きらきら…してやがる…。
しかもストーカーも大量発生…。
おすわりしてみたりとかして。
最終的にうちの奥さんは服の裾食われて草の青汁でべとべとになってました。
ずっと展望台に陣取っていたこの個体は結構賢いと思う。
こちらのアルパカさんおっとりしていて話のわかる大変良い子でした。
ロバさん(だったかな)、なんとか食べたいという思いが強すぎて
キシャーってなってる!めっちゃコワイ!!そして歯周のとこめっちゃ磨きたい!!
わたくしはというとケチケチ配って歩いたりしてたので袋の半分くらい残ったまま順路がほとんど終わってしまい、動物がついてきてないのを確認してから道のあちこちに置き餌をする非コミュごっこなど地味な遊びをしました。
手は動物のよだれまみれ、くつはウンコ踏んでいて、服汚い人も約一名、テンションだけおかしく上がった状態で出入り口になっている事務所に戻ったら、入った時にはなかった人肌ミルクがあって、夢遊病のように買い求めて哺乳までさせてもらう。まるで花鳥園的なキャバのノリ。
哺乳瓶は安定のPIGEON。
たんと飲めやー
哺乳瓶を返して、一応念入りに手を洗って、石灰の線を超えて、駐車場のおっちゃんに会釈して再びやまなみハイウェイへ。
荒威熊…。
旅行の計画段階から出発まで定期的にチェックさせてもらった阿蘇行けるモンどうろmapも貼ってあった。
疥癬リスクがあるので犬を離さないで、とかいてある看板の向こうで地元っぽいワンコがひっくり返ってうにうにしていた。
散歩したあとのハンバーガー。
キイロスズメバチがずーっとテーブルの上をうろうろされていてちょっと困った。
おなかも膨れたところでドライブ再開。
していたら、id:ohira-yさんからオシャレ喫茶店のオススメがtwitterで届いて「よしじゃあ行こう」と寄り道。
茶のこさん。佐々木さんというにゃんこさんが店番をされていた。
ぜんざい美味しかったです(๑´ڡ`๑)滋味。販売されてた雑貨もよさげでしたねえ。
黒川温泉方面に車を走らせ、今日のお宿山みず木さんへ。
\(温泉)/\(温泉)/
晩御飯で落鮎の串焼きが出て、仲居さんに「しっかり焼いておりますので頭とか骨も食べられますよ!」と言われたので飾り塩の鰭だけ外して全部ぽりぽりとおいしく食べたらお皿下げに来られたその仲居さんがびっくりした顔で「あれ、全部食べられたんですか!?」と言われ「えっ」「えっ」てなる。
そんなこんなでおなかいっぱいになりデザートは部屋に持っていってもらう始末…。
しかも部屋に帰ろうと食事処を出たらワクチンで有名な某メーカーの名前が宴会場にかかっていてちょっと一人で盛り上がる。
食後は広い露天風呂に浸かり、あまりに広すぎて貸切状態、しかも軽く酔っているので水中で前足2足歩行とかして遊んでたら(ダンスィごっこ)、暗礁になっている石で思いっきり手を擦って痛かった。
とはいえ天気が良かったので寝転んで空を眺めて高地の星を満喫。流星も飛んでいた。
翌日は阿蘇経由で佐賀に向かいます。