佐藤圭司
2014年11月18日19時26分
戦後の将棋史上、最年長のプロ入りをめざす朝日アマ名人、今泉健司さん(41)=広島県福山市=は18日、東京・将棋会館であったプロ編入試験五番勝負第3局に臨んだが、三枚堂(さんまいどう)達也四段(21)に敗れた。シリーズ初の敗局で通算2勝1敗。残る2局で1勝すればプロになれる。第4局は12月8日、同会館で石井健太郎四段(22)と対局する。
将棋のプロ棋士になるには原則、プロ棋士養成機関「奨励会」三段リーグで26歳までに上位2人に入り、四段に昇らなければならない。例外として2006年、アマ棋戦の成績優秀者が特典として出場できるプロ公式戦で規定の成績を満たせば、プロ編入試験を実施する制度ができた。今泉さんは初の受験者として若手プロとの五番勝負に挑んでいる。(佐藤圭司)
おすすめコンテンツ
朝日新聞デジタルをフォローする
PR比べてお得!