火薬と鋼

2014-11-15

西洋甲冑を着けた状態で落馬するとどうなるか

Twitterの話題に関連して動画を一つ紹介してみよう。

今回は2004年に放送された英国のテレビ番組シリーズ『Weapons That Made Britain』から。

このテレビシリーズは英国の武器防具の歴史、製法、用法、攻撃力や防御力などを解説した面白い番組だ。

あえて全部の紹介はしないが、動画はYouTube等にあげられているので簡単に探せるだろう。

番組はsword、longbow、lance、shield、armourの全5回。どれも興味深いが、武術関係の人には特にswordの回がお勧めだ。

この番組のarmourの回で、甲冑をつけた人間は落馬した際にどうなるか、 中世武術の指導や著作で知られるMike Loadesがデモンストレーションしている。

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西洋の甲冑(特にプレートアーマー)が鈍重で装着している人間が倒れたら起き上がれないという誤解は海外でも結構あるらしく、それに対応したデモだろう。

古い話になるが、私が小学生のころ読んでいた学研の『科学』と『学習』で日本の甲冑をつけた人と西洋の甲冑をつけた人がいくつかの簡単な競技をしてその特性を見せる記事があった。ああいう情報が児童向けに発信されることは現在ではないのだろうか。


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