預貯金しかしたことがないオヤジも知っておくべき金融商品がある
- 2014/11/15
- 12:38
当ブログはいちおう投資ブログですが、今まで投資経験ゼロで預貯金しかしたことがない世の中の大半の人たちも、知っておくべき金融商品があります。
それは……
その理由は、下記の記事に明快にまとめられていますので、ぜひご覧ください。
アサ芸プラス 2014/11/15
山崎元の「なっ得!オヤジのためのマネー講座」 -“個人向け国債”を知っておけ-
「なんだ、週刊誌の怪しい情報かよ」と思うなかれ、上記記事を書いているのはあの山崎元氏です。PV稼ぎのトンデモ記事などではなく、堅いロジックに裏打ちされた役に立つ情報となっています。
個人向け国債 変動10は、預貯金しかしたことがない世の中の大半の人たちも、知っておくべき金融商品だと私も思います。
個人投資家的な観点から見ると、
・発行体が「国」なので信用リスクはミニマム
・変動金利なので将来の金利上昇にも対応可能
・途中売却しても債券価格の変動なし(←特にコレがありえない!)
(詳しい商品内容は財務省WEBサイトを参照のこと)
と、この超・低金利時代において、「個人に生まれてよかった~!!」(CV:織田裕二)という意味不明な叫びをあげたくなるほどのありがたさです。ちなみにこの債券、機関投資家等のプロは買えません。
もちろん、国が破綻する可能性もゼロではありませんし、金利が「基準金利×0.66」と少々しょっぱいですし、途中売却に対しては中途換金調整額(直前2回分の各利子[税引前]相当額×0.79685)が取られてしまうペナルティがありますし、よいことづくめというわけではありません。
ただ、それらのデメリットを補って余りあるメリットがあります。債券クラスの他の商品とくらべても、「相対的によい」と感じます。
長く当ブログをご覧の皆さまはご存知かもしれませんが、私は自身のポートフォリオにおいて、国内債券クラスの金融商品として、国内債券インデックスファンドではなく、この個人向け国債 変動10に投資しています。
国内債券インデックスファンドが商品的にダメだというわけでは決してありません。個人向け国債 変動10が、相対的によい商品だという考えのもと、投資しています。
仲間うちでは、「インデックス投資家としてあるまじき邪道!」と笑われることもありますが、どうかお許しを。
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