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新幹線登り感電の男性「死にたかった」11月15日 18時27分
15日朝、JR新横浜駅に停車していた東海道新幹線の車両の上に男性が登って停電が発生し、東海道新幹線は、一部の区間でおよそ1時間にわたって運転を見合わせました。
男性は、駆けつけた警察官に「死にたかった」と話したということで、警察が詳しい動機を調べています。
15日午前6時前、JR新横浜駅に停車していた広島行きの始発列車、「ひかり493号」の屋根に男性が登って感電したため、停電が発生しました。
この影響で、東海道新幹線は東京と小田原の間の上下線で、始発から1時間にわたって運転を見合わせ、およそ16万人に影響が出ました。
警察によりますと、車両に登ったのは東京・あきる野市に住む25歳の男性で、全身にやけどを負って病院で手当てを受けているということです。
警察によりますと、ホームの防犯カメラに男性が最後尾の車両の長くせり出した部分から登っていく様子が映っていたほか、当時、駆けつけた警察官に対して「死にたかった」と話したということで警察が詳しい動機を調べています。
JR東海によりますと、新幹線の架線には2万5000ボルトの高圧電流が流れているということで、民営化された昭和62年以降、こうしたトラブルが起きたのは初めてだということです。