『レールの外ってこんな景色』を読んだ

はじめに

 『レールの外ってこんな景色』を読んだので感想を書いてみます。けれど、感想と言うよりは誹謗中傷に当たるのかもしれません。つまりは、そういう人種だということです。

感想

レールを飛び降りた先には、たくさんの出会いが待っていた:けいろー

 読んでいて、けいろーさんらしい文章だと思いました。真面目ながらも暗くなりすぎず、ところどころにユーモアを交えた文章。

 イケダハヤト氏がコメントするように“弱さと優しさ”から来る魅力なのでしょうか。まるで親身になって相談に乗る友人であるかのような印象を受ける文章でした。

 退職前から現在の生活への変遷を書きつつ、「乗り換え上手」の提案をしています。どちらか極端に偏ることなく、どちらも上手く使いこなす考え方は参考にしていきたいです。

世界は想像以上に明るい:ツベルクリン良平

 読んでいて初めに持った感想は「誰?」でした。私の知っているツベルクリンさんはそこにはいませんでした。

 どの人もそれぞれが有名なブロガーばかりで、よくブログを見る機会があります。そうやってブログという一面を見ただけで、私は分かった気になっていたんだと思い知らされました。

 歩んだ道のりと名言の引用。そしてエールが章一杯に続きます。優しく、諭すような文章だと見ていて思いました。読み終わったとき、そこにダメ人間は誰一人いないと思います。読み終わって振り返ると、ツベルクリンさんだと実感することでしょう。

ほんのちょっと、5%だけ外れてみよう:池田仮名

 この共著の存在は、池田仮名氏を通して知りました。そしてイケダハヤト氏がコメントをしていますが、共著者の中では“異色”だと感じています。

 ブログタイトルの『太陽がまぶしかったから』が表すように、池田仮名さんは異邦人としての側面が強いのかもしれないですね。

 内容は、ブログ遍歴とブログとの付き合い方が中心になっており、会社員ブロガーとして、そして“はてな村民”としてを切り口に書かれているので、尚のこと異彩を放っています。

 この電子書籍は副題として“若手ブロガーから見える新しい生き方”が掲げられています。

 「新しい」と聞くと、全く違った生き方を想像してしまいがちですが、 ほんのちょっと、5%違うだけでも世界が全く変わって見えることを、心に留めておきたいと思います。

おわりに

 当日のレビューは間に合いませんでした。