愛車1億円でも売りません ウルグアイ清貧大統領妻(左)を乗せ、自家用車のフォルクスワーゲンビートルを運転するウルグアイのムヒカ大統領(右)=5月、ウルグアイの首都モンテビデオ郊外(AP=共同) 【リオデジャネイロ共同】南米ウルグアイのムヒカ大統領(79)は14日、100万ドル(約1億1600万円)での売却を打診されていた愛車を売らない考えを明らかにした。 ムヒカ氏は、車は友人たちからの贈り物で「売れば友人たちを傷つけることになる」とした上で「私が生きている限り(車は)車庫で眠り、時々散歩に出かけることになる」と地元ラジオで述べた。 ムヒカ氏は質素な生活で知られ、その清貧ぶりを象徴する1987年製のフォルクスワーゲン(VW)ビートルについて、アラブ人の富豪から買いたいとの申し出を受けていた。車の実際の価値は2800ドル(約32万円)という。 【共同通信】
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