YouTubeが定額制音楽サービス YouTube Music Key を正式に発表しました。本日から招待制ベータとして始まった Music Keyは、YouTube上の音楽コンテンツや公式音楽ビデオに加え、Google Play Music の公式楽曲ライブラリ 3000万曲以上を広告なしで好きなだけ聴けるサービス。アプリではオフライン再生やバックグラウンド再生、画面ロック中の再生にも対応します。
またYouTube Music Key ベータの開始と同時に、すべてのユーザー向けにYouTube全体もリニューアルし音楽サービスとしての側面を強化しました。トップページに音楽メインの「Music」ホームが加わり人気の新曲やおすすめのプレイリストが並ぶほか、アーティストごとのディスコグラフィーやフルアルバムをブラウズして再生できます。
YouTubeが本日発表したのは、
1. 音楽に焦点を当てた YouTube 全体のリニューアル、公式音楽ビデオなどコンテンツの追加
2. YouTube上の全楽曲に加えてGoogle Play Music の3000万曲以上が聴き放題の定額制サービス
の二本立て。このうち1.の音楽強化リニューアルについては、有料定額制サービスに加入していなくても利用できます。
2. の YouTube Music Keyは、YouTube上のすべての楽曲と、海外で提供している Google Play Music サービス の楽曲3000万曲以上が聴けるサービス。オフライン再生やスマホなどの画面ロック時にも再生できること、広告表示がないことなどが利点です。
YouTube Music Key は本日より米国や欧州の数か国で、招待ユーザー限定のベータサービスとして開始します。料金は来年の正式サービス開始時には月9.99ドル、当初のプロモーション価格では月7.99ドルの予定。YouTubeからのメールやアプリ上で招待されたユーザーは6か月無料で利用できます。(Google Play Musicの、従来の有料プラン Google Play Music ALL ACCESSは月9.99ドル。)
YouTubeの音楽強化リニューアルは、Music Key beta が利用できない日本を含む全世界で、ウェブやAndroidアプリのアップデートとして提供済み。iOSのYouTube アプリも近日中に対応予定です。