ステーキ店長過労自殺で賠償命令 チェーン側に5700万円首都圏でステーキ店チェーンを展開する「サン・チャレンジ」(東京)の店長だった男性=当時(24)=が自殺したのは過酷な長時間労働と上司によるパワーハラスメントが原因だとして、両親が同社などに約7300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は4日、約5790万円の支払いを命じた。 山田明裁判長は自殺した本人に過失はない、として賠償額の過失相殺をしなかった。原告側代理人によると、自殺をめぐる訴訟で相殺をしない判決は異例という。 判決理由で山田裁判長は「数カ月に1日程度の休みしかなく、長時間労働とパワハラによる強い心理的負荷で精神障害を発症させた」と判断。 【共同通信】
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