【2014年連載中】おすすめ漫画一覧(ランキング108選)


comic / pinocchiop

歳を取ると新しい音楽を聴かなくなるのは、もう若い内に自分に合う音楽が見つかって満足してしまうかららしいんだけど、漫画はそうじゃないなって思った。もちろん昔の漫画で忘れられないものもあってそれらもどんどん自分の中に蓄積されてはいるけど、同時に新しい漫画が読みたいとも思ってる。もっともっとくれって。麻生太郎のように、歳取ってもずっと読んでるかもしれない。

今、自分が読んでる連載中のおすすめ漫画を、「108選」だけ一覧(ランキング形式)で列挙してみた。2014年版として。新しい漫画をお探し中の方は、良かったら参考にしてみてください。

※連載中の作品に限定する
※ランクに同一作者を複数登場させない
※順位は思いっきり主観で客観的な評価基準はない


※「青年漫画」限定ランキングはこちら→
http://www.materialize.jp/art/column-essay/7631/
※「総合」ランキングはこちら→
http://www.materialize.jp/art/column-essay/7607/



第108位 銀の匙 Silver Spoon 荒川弘

週刊少年サンデー』に連載中、荒川弘の農業漫画「銀の匙 Silver Spoon」。大ヒット作「鋼の錬金術師」の後なので、ハードルはめちゃくちゃ高いと思う。登場人物があのキャラやあのキャラやあのキャラ・・・に似てるので、頭を切り替えるのが大変。そして農業漫画というと、どうしても石川雅之の「もやしもん」を思い出してしまう。舞台は大学と高校で違うけど。高校生らしい初々しさ、思春期特有のトラウマや悩み、少年誌のコミカルさ、ラブコメ展開なんかでどれだけ面白くなるかってのが今後の期待どころかな。鶏の頭を落としてもまだ生きて動いてるのにビックリするなんて描写は、この手の漫画じゃもう散々やられてるし、オーソドックスに展開しちゃうと年齢層が低く限られてしまいそうな気がする。


第107位 きょうは会社休みます。 藤村真理

『Cocohana』に連載中の、藤村真理「きょうは会社休みます。」。彼氏いない歴33年で且つ処女歴33年の女が主人公で、酔った勢いで男と寝てしまうところから物語が始まる。この冒頭の展開に早くも賛否両論が激しくあるんだけど、今日まで処女だったことへの焦燥感とか、今日まで守ってた貞操をあっさり奪われた後悔とか、そういう葛藤がほとんどないのは、恋愛経験があまりにも無い為に精神が少女のままだからなんじゃないかって曲解かもしれないけどそう解釈して自分は読んでた。この設定と冒頭の展開以外、極普通の少女漫画じゃんって声も多いんだけど、33歳が普通の少女漫画展開やってるのって、かなり特殊で面白いと思う。こんなことやってて、この女、33歳なんだよな・・・って。ドラマはどんな評価になるんだろうか。


第106位 ナナマル サンバツ 杉基イクラ

ヤングエース』に連載中、杉基イクラ「ナナマル サンバツ」。競技クイズを題材としたクイズ漫画。高校生クイズに出なかったことを未だに後悔してるくらいクイズは好きなんだけど、競技クイズとなるとマニアック過ぎて、単なるクイズ好き程度で読み始めると早い内にお腹いっぱいになるかもしれない。クイズの早回答のコツとか載ってて解説本みたいな一面もあるんだけど、あくまでも学園の部活ストーリー。子供が漫画を読むことを未だに否定する大人もいるけど、子供の頃にこの漫画を読んでたら部活としてのクイズ研究会は、アリだったなーとスゴク思った。文化部の一つとして、普通に楽しそう。


第105位 富士山さんは思春期 オジロマコト

漫画アクション』連載中、オジロマコト「富士山さんは思春期」。身長181cmの女子中学生を主人公としたラブコメ。台詞も少ない感じで、ほのぼのと展開されてく。こういう、読者が見守る系の漫画が最近は増えたと思う。今の主な読者が、自分の思春期と照らし合わせてほっこりするのを楽しむ世代だってことかな。あるいは、草食系男子がかつて果たせなかった中学時代の恋愛を夢に見てるのか。柴田ヨクサルの「ハチワンダイバー」のヒロインもそうだけど、大柄な女の子を愛でる傾向も徐々に出てきた気がする。南海キャンディーズのしずちゃん的な可愛さが思ってた以上にウケてる?


第104位 ワカコ酒 新久千映

『月刊コミックゼノン』で連載中の、新久千映「ワカコ酒」。ワカコが一人でとにかく酒を呑み、ただひたすら肴を食べる漫画。安倍夜郎の「深夜食堂」が好きな人だとドラマも何も無いから物足りないかもしれない。でも逆に、そんな人間関係が煩わしくて、とにかく一人呑みが好きだという人には、すごく共感できるんじゃないだろうか。創作の凝った肴がいいんじゃない、オーソドックスな肴を極めることが結局は旨いんだっていうのは、良く分かる。


第103位 Re:まりな 瀬口たかひろ

ヤングアニマル』で連載中、瀬口たかひろ「Re:まりな」。天涯孤独となった主人公の目の前に突然現れた巨乳の女の子は、実は未来の嫁だった。主人公からしたら見知らぬ女の子だけど、未来では嫁なんだから手を出してもいいはずだっていう葛藤に陥るラブコメなんだけど、やたら強調する巨乳にそれほどエロ要素はなくて、何故、この女の子はわざわざ未来からやってきたのかっていう謎を徐々に解き明かす展開の方が気になって、それで一気に読まされてしまう感じ。


第102位 DEATHTOPIA 山田恵庸

イブニング』にて連載中、山田恵庸「DEATHTOPIA」。ある事故をキッカケに異常殺人者の捜査に巻き込まれてしまった主人公。ジャンル的にはエログロと称されてるらしいけどそんなにエロくないしグロくもない。この表紙を見ても分かるけど半ケツなんだけど、ここでおっぱい丸出しの意味あるのかよとか、裸になりゃエロってもんじゃねえだろっていう風に感じる場面がすごく多い。全体的にどこか岩明均の「寄生獣」を思わせる雰囲気があるんだけど、エロを無くして「寄生獣」みたいにシリアスに展開した方がもっと面白いんじゃないかと思う。


第101位 亜人 桜井画門

good!アフタヌーン』にて連載中の、桜井画門「亜人」。死んでもすぐに生き返る不死身の人間「亜人」を取り巻く戦闘アクション漫画。不死身の身体を利用した戦闘なんかは読んでて斬新だし引き込まれるんだけど、何故ここまで「亜人」が迫害されてるのかってのが、その背景が理解できなくて、どうも感情移入がうまくできないのが残念。別に不死身だからといって「害」も別に無いじゃんってのが素直に感じたところ。


第100位 クズの本懐 横槍メンゴ

月刊ビッグガンガン』で連載中の、横槍メンゴ「クズの本懐」。世間的には恋人同士だけどお互いに好きな人が別にいて、寂しさを紛らわす為に恋人という契約を結んでるに過ぎないという、歪んだ恋愛物語。この二人の関係が表題のクズなのか、というと単純にそうではないような気がしてる。この漫画の中のどの部分にクズを見出すかというのが、読者それぞれの意識に潜んでるものから変わってくるんじゃないかと思ってる。で、とにかく横槍メンゴの絵は最高に可愛くて、「君は淫らな僕の女王」でもドハマりしたくらい。


第99位 Pumpkin Scissors 岩永亮太郎

月刊少年マガジン』に連載中、岩永亮太郎「Pumpkin Scissors」。戦災復興をテーマとした漫画で、正直、テーマが重いなと思って読む気がまったくしなかった。1巻の絵も下手クソで読むのに疲れる程だったし。でも、それを堪えて読んで正解だったというか有り余るモノが得られる作品だった。久々に鳥肌が立って泣かされた漫画に出会えた。戦争で命を捨てる前提で投入された伍長・ランデルと、戦争を知らない女貴族の少尉・アリス、女々しい伍長と雄々しい少尉の遣り取り、掛け合い、日常生活の何に投影して自分は読んでるのか、戦争との比較では言語化して認識するのも難しいんだけど、自分が伍長で、少尉に同じように諭されてるような気がしてくる。3巻で少尉が「やがて失うものに意味がないのなら あなたの命もまた無意味でしょう 時か 病か 刃か いずれは奪われる ならば今すぐ死にますか?」と貴族にしれっと当然かの如く問うんだけど、これは作者も自分自身に問うてるのだろうし、もちろん、読者にも問うてる。正義は何か、英雄は何か、というのが全編にあるテーマだと思うんだけど、それぞれ自分の中にある正義にその覚悟が伴ってるかを読んでて常に問われてるような、耳が痛いし、そして懺悔させられてるような、読むのを止められない漫画だ。


第98位 山賊ダイアリー 岡本健太郎

イブニング』に連載中、岡本健太郎「山賊ダイアリー」。現役猟師による実録日誌漫画。ウサギや野鳥を撃ち殺し、有り難く命を頂戴する。実録なだけあって、漫画でデフォルメされてると言えども、生々しさが伝わってきて、ぶっ通しで読んでるとさすがに気持ち悪くなってくる。それだけ日常生活では命を頂戴するという意識が希薄というかほぼ皆無になってるんだと実感させられる。切り身や加工品しか目にすることが無い環境の子供たちに敢えて読ますのもいいかもしれない。ちょっと刺激が強いかもしれないけど。


第97位 生徒会役員共 氏家ト全

週刊少年マガジン』に連載中の、氏家ト全「生徒会役員共」。少子化の影響で女子校から共学化した私立桜才学園に入学した主人公が、女子だらけの生徒会に無理やり入れられてしまうというドタバタコメディ。オタク臭は強いけど、萌えというよりも、女子たちが平然とシモネタを放ってくるところに笑いがある感じ。ラブコメで主人公が女子たちに振り回される感じに楽しみ方は近いかもしれない。実際に学生時代に共学化した高校があったけど、そこに入学した同級生の話だとやはりハーレムだったらしい。ただ、友達との思い出、友情は作り難いって言って中退しちゃったけど。


第96位 ふらいんぐうぃっち 石塚千尋

『別冊少年マガジン』に連載中、石塚千尋「ふらいんぐうぃっち」。15歳になって独り立ちした主人公の女の子は、黒猫を連れた魔女っ子。「魔女の宅急便」の設定とほとんど同じで、その世界観を似せようっていう試みはむしろ面白いと思った。だけど漫画の内容は、あんまり魔法を使わないし、魔法に挫折したり問題が起こったりもしないし、ほんとに淡々と女の子の日常を描いてて、極普通の女の子に、若干のスパイス的に魔法が付属してるみたいな、そんな感じだから魔法に多大な期待を抱いてると肩透かしを食らってしまう。最近はこういった日常を描く漫画が多いけど、折角の魔女なんだから、もっと魔女的な事件が起きてもいいのにって思っちゃうのは、時代の流れに乗れてないのかもしれない。


第95位 ばらかもん ヨシノサツキ

ガンガンONLINE』で連載中、ヨシノサツキ「ばらかもん」。主人公の若い青年書道家が半グレで島に移住してきて島民たちとドタバタな生活を送るコメディータッチの物語。個人的にはこの主人公が好きになれなくて、10巻まで読んでも主人公は出てこないでほしいと思ってるくらい。島民たちのキャラがホントに面白いし彼らのそれぞれのエピソードが何よりの楽しみ。もしかしたら自分は主人公と同じ境遇で、島民に癒やされてるのかもしれない。読んでて不思議な漫画。


第94位 センゴク一統記 宮下英樹

週刊ヤングマガジン』で連載中の、宮下英樹「センゴク一統記」。戦国時代の合戦の事情をリアルに描いたとして話題になってた本作。主人公もマイナーな武将だし、ヒーロー同士の一対一の戦いなんてあり得ない。自分もそうだけど、歴史が苦手で、「本能寺の変」くらいしか知らない人も、この漫画なら楽しく読めるかもしれない。


第93位 拳奴死闘伝セスタス 技来静也

『ヤングアニマル嵐』で連載中の、技来静也「拳奴死闘伝セスタス」。「拳闘暗黒伝セスタス」の続編。主人公はローマ帝国の奴隷拳闘士・セスタス、自由を得るための戦いとその成長に思わず熱くなる硬派な漫画。作者の技来静也は、「ベルセルク」の三浦建太郎と高校時代の同級生だそうだ。


第92位 ハンツー×トラッシュ こばやしひよこ

週刊ヤングマガジン』にて連載中、こばやしひよこ「ハンツー×トラッシュ」。水球を題材にした青春コメディーで、お色気もヤング誌連載だけあって豊富。「おくさまは女子高生」では女の子は可愛かったけどエロさが全然なくて、如何にも作者が女性ですって感じだったんだけど、今回の「ハンツー×トラッシュ」のエロ展開は男ウケする感じに変化しててちょっと驚いた。担当者でも変わったんだろうか、このエロさと可愛さなら、しばらく連載は続くかもね。


第91位 RiN ハロルド作石

月刊少年マガジン』で連載中の、ハロルド作石「RiN」。主人公は漫画家を目指してて、そう聞いてしまうとどうしても小畑健の「バクマン。」を思い描いて比べてしまう。時期が悪かったというか、「バクマン。」は内容が青春ど真ん中だったし、この「RiN」は逆にちょっと冷めた感じもあるから、賛否が分かれてるのも凄くよく分かる。「BECK」のような、音のない漫画でバンドの素晴らしさを伝えてくるような斬新さとか感動を求めてると、期待はとことん裏切られると思う。


第90位 聖闘士星矢セインティア翔 久織ちまき・車田正美

『チャンピオンRED』で連載中の、久織ちまき「聖闘士星矢セインティア翔」。星矢たちが聖域から日本に帰ってきて死闘を繰り広げた銀河戦争の直後の話。アテナを守る聖闘士の女子版”セインティア”たちが主人公で、車田正美の「聖闘士星矢」がバリバリに男臭いから、全編オカマの「聖闘士星矢」を見てるような気になってくる。話としては矛盾もなく筋が通ってるし面白いとは思うんだけど、雰囲気がどこか優しくて、手に汗握る感じじゃない。


第89位 ヒストリエ 岩明均

アフタヌーン』で連載中の、岩明均「ヒストリエ」。後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの生涯を描いた歴史漫画。「寄生獣」が面白すぎたっていうハードルがあるかもしれないけど、「ヒストリエ」はまったくの別物として変な先入観なしに読んでみてほしい。実際、まったくの別物だから。正直、歴史漫画は興味ないし、アレキサンダー? なにそれ? 的な感じの自分なんだけど、岩明均の生々しさも健在だし、物語として、漫画として、娯楽として普通に楽しめる。


第88位 聖☆おにいさん 中村光

『月刊モーニングtwo』で連載中、中村光「聖☆おにいさん」。ブッダとイエスが下界でバカンスを過ごすというギャグ漫画。そのブッダとイエスの設定を忠実に再現できてるかなんて専門知識がない限りもはや読者には判断ができなくて、不謹慎だとか人間臭いだとかで笑わしに掛かるこの設定がとにかくズルいの一言。こんなギャグ、宗教に偏見の無い日本だからこそ、笑っちゃうに決まってるじゃん!


第87位 ベイビーステップ 勝木光

週刊少年マガジン』で連載中の、勝木光「ベイビーステップ」。高校進学を機に軽い気持ちでテニスを始めた主人公が勤勉さを発揮してテニスに熱中してく青春漫画。勤勉さを発揮するというのが新しくてかなり気に入った。現実世界でもそうだけど、物心ついた頃から金にモノを言わせて英才教育して活躍するか、少年誌特有の天賦の才能を発揮して活躍する展開に飽々してたから。必死に勉強して反復練習してひとつずつ基本をモノにしてくというこの漫画の方が、よっぽど夢のある話だと思う。


第86位 シマウマ 小幡文生

『ヤングキング』で連載中、小幡文生「シマウマ」。美人局でヤクザと関わってしまったことをキッカケに、主人公が回収屋と呼ばれる集団に加わり暴力で這い上がっていくバイオレンス・アクション漫画。一般人の依頼から報復や恨みの回収を請け負うのは栗原正尚の「怨み屋本舗」を思わせるけど、とにかく暴力に暴力で社会の底辺のさらに底辺であることを強調してる。


第85位 宇宙兄弟 小山宙哉

モーニング』連載中、小山宙哉「宇宙兄弟」。宇宙を目指す兄弟の話。どこか爽やかで、青春漫画の一面が強い気がする。宇宙の神秘を見るなら、どうしても山田芳裕の「度胸星」を思い出してしまって、こっちを読んでしまう。男の清い夢を見るなら「宇宙兄弟」で、宇宙の果てしない夢を見るなら「度胸星」って感じかな。


第84位 今日のユイコさん 秀河憲伸

アフタヌーン』にて連載中、秀河憲伸「今日のユイコさん」。曲がったことが大嫌いな女子高生・ユイコさんが主人公のラブコメ。典型的なツンデレ漫画なんだけど、今改めて読むと逆に新鮮というか、ツンデレってやっぱ王道で面白いなっていう。


第83位 今際の国のアリス 麻生羽呂

『週刊少年サンデーS』に連載中の、麻生羽呂「今際の国のアリス」。平凡で取り柄のない主人公がサバイバル環境(今際の国)で覚醒するという漫画。これ系も流行ってるのか一気に増えたと思う。理不尽な状況で人が殺されてく中で、どんな判断を下して前に進んでくのか、極限状態での人間心理、この手の漫画が好きな人は満足できるんじゃないかと思う。終末思想っていうか、平凡な日常がみんな潜在的にはつまらないと感じてるんだろうか、これ系の漫画が流行るってことは。


第82位 げんしけん 二代目 木尾士目

アフタヌーン』で連載中、アキバ系サークルを舞台にした「げんしけん」の続編、木尾士目「げんしけん 二代目」。自分にはどっぷりのオタク趣味がないから、たまに「コイツラキモイナ・・・・・・」って思うこともあるんだけど、大学でサークルっていうのを体験したことがないし、仲間っていうのも全然いなかったから、彼らのこの濃いモラトリアムな時間が、すごく読んでて羨ましかった。


第81位 ウィッチクラフトワークス 水薙竜

good!アフタヌーン』にて連載中、水薙竜「ウィッチクラフトワークス」。よく分からないまま魔女と魔女の争いに巻き込まれてしまった主人公が、同級生で学校中から姫様扱いされてる魔女に私生活もベッタリと守られることに。とにかく謎のまま魔女たちのシリアスな争いが繰り広げられるので、いい加減やんなっちゃうって投げ出す人もいるかもしれないけど、巻数が進むにつれて謎は徐々に明かされてく。私生活もベッタリと守ってくれる魔女に主人公は翻弄されながらも、その関係はラブコメそのもの。シリアスなのか、ラブコメなのか、周りのキャラたちもドタバタあって、色々とテンコ盛りで幕の内弁当的な楽しさがこの漫画の一番の魅力だと思う。


第80位 暗殺教室 松井優征

週刊少年ジャンプ』連載中、生徒全員が担任教師の命を狙う、松井優征の「暗殺教室」。これぞ少年漫画って感じがスゴイ。少年が好きそうな設定が山盛りというか、だからなのか、あまりに純真過ぎて、大人には逆に凄く楽しむのが難しいなって感じがした。暗殺を通しての青春、純情、愛、子供の頃ならこの手の漫画は絶対に好きだったろうなとは思うんだけど。


第79位 この美術部には問題がある! いみぎむる

『電撃マオウ』で連載中の、いみぎむる「この美術部には問題がある!」。美術部を舞台にした日常を描く漫画。最近流行りのゆるふわな感じで読んでて落ち着くけど、ホントこういう系が一気に増えたよなー。部活に入ってなかったから、これを読んでると美術部くらいにでも入っておけば良かったって思わされる。


第78位 闇金ウシジマくん 真鍋昌平

ビッグコミックスピリッツ』にて連載中、真鍋昌平「闇金ウシジマくん」。漫画だと分かっていても、闇金には手を出したくないと思わされるし、逆に闇金を運営する側になりたいとも思う。あんまり長時間こればかりを読んでいると、内容が内容だけに、気が滅入ってくる。一気読みには向いてない。


第77位 イエスタデイをうたって 冬目景

『グランドジャンプ』に連載中の、冬目景「イエスタデイをうたって」。人間ドラマと呼ぶのが一番ふさわしい。登場人物一人一人に物語があって、これが人生ってもんだよなーって思わされる。「羊のうた」「幻影博覧会」「ハツカネズミの時間」「LUNO」「ZERO」「黒鉄」「文車館来訪記」など、一通り読めば冬目景という作家にハマると思う。


第76位 となりの関くん 森繁拓真

『コミックフラッパー』で連載中、東村アキコの実弟である森繁拓真の「となりの関くん」。机を完全に遊び場と化すその心意気は、読んでるこちらもスゴク真似をしたくなる。今、自分が学生でないのが悔しいと思うくらいだ。それにしてもよくネタ尽きないなー。


第75位 アラサーちゃん 無修正 峰なゆか

『SPA!』連載中、元AV女優・峰なゆか「アラサーちゃん 無修正」。アラサー女子の本音が満載で、正直、男が読んでると滅入ってくるから休憩しながらじゃないとツライ。そして峰なゆかのことがだんだん嫌いになってくる。


第74位 キルミーベイベー カヅホ

『まんがタイムきららキャラット』にて連載中、カヅホ「キルミーベイベー」。殺し屋が学園生活に混じったら、という発想のギャグ漫画。絵柄が可愛いしギャグも面白くて、殺し屋という要素だけでここまで成り立つというのが冷静に考えると凄いというかなんというか。


第73位 黒鷺死体宅配便 山崎峰水

ヤングエース』連載中、山崎峰水「黒鷺死体宅配便」。死体の声を聞いて、その死体の願いを叶える集団の話。絵柄がグロいしオカルトなんだけど、キャラが個性的でいつの間にか愛着が湧いちゃってて、こういう話が好きな人にはすごくオススメする。


第72位 たいようのマキバオーW つの丸

『週プレNEWS』で連載中、「みどりのマキバオー」の続編である「たいようのマキバオー」の更なる続編、つの丸「たいようのマキバオーW」。とにかく続編が出るとは微塵も思っていなかった。舞台は地方競馬で、業界が抱える問題などがテーマになってる。少年誌の青春ストライクみたいな内容じゃないから、それを期待すると拍子抜けするかもしれないけど、設定だけを引き継いでる別の漫画だと思えば十分に面白い。


第71位 ニセコイ 古味直志

週刊少年ジャンプ』で連載中の、古味直志「ニセコイ」。


第70位 いぬやしき 奥浩哉

イブニング』で連載中、奥浩哉「いぬやしき」。奥浩哉と聞けば真っ先に「」という作品の中で乳首の残像を日本で初めて描いた漫画家だと浮かぶんだけど、もちろんあの映画化もした「GANTZ」の作者でもある。今回の「いぬやしき」は、主人公が58歳のオッサンで、家族にも冷たくされる希望も何もない状況。そんなオッサンがひょんなことから生物を超越してしまうんだけど、そこからどう展開するのかが全然読めなくて、その辺りは「GANTZ」を彷彿とさせる。


第69位 魔法少女・オブ・ジ・エンド 佐藤健太郎

『別冊少年チャンピオン』で連載中、佐藤健太郎「魔法少女・オブ・ジ・エンド」。最近流行りの魔法少女モノなんだけど、殺戮の限りを尽くす魔法少女に可愛さは微塵もない。何巻か読み進めると展開がグングン前に進むので、それまでは辛抱して読み続けよう! 忍耐大事!


第68位 To LOVEる -とらぶる- ダークネス 矢吹健太朗

『ジャンプスクエア』に連載中の、矢吹健太朗「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」。


第67位 健康で文化的な最低限度の生活 柏木ハルコ

ビッグコミックスピリッツ』で連載中の、柏木ハルコ「健康で文化的な最低限度の生活」。新卒の公務員・義経えみるが生活保護に関わる仕事に就いて奮闘する物語。生活保護に頼るくらいだから金銭的に穏やかではない人たちばかりが関わってくるわけで、その中で新人という立場は当然だけど通用しない。生活保護に甘える人もいればそれを恥として死ぬまで精神を削ってしまう人もいる。まだ連載が始まったばかりで修羅場のような展開はまだ無いけど、今後、どういう展開に転ぶかでこの漫画の真価が問われると思う。テーマは十分に人間ドラマを描くとしたら面白い素材だろうし。それにしても柏木ハルコの絵がめちゃくちゃ上手くなってて驚いた。「いぬ」「花園メリーゴーランド」くらいの頃しか読んでなかったから、初め読んだときは柏木ハルコだとはとても思わなかった。ちょっと感動。


第66位 きみが心に棲みついたS 天堂きりん

『FEEL YOUNG』に連載中の、天堂きりん「きみが心に棲みついたS」。「きみが心に棲みついた」の続編。自分を傷つけた過去の男の呪縛から逃れられない挙動不審のキョドコ・小川今日子が主人公の依存系恋愛漫画。これはフィクションとは言えないテーマで、共感できる女性も少なくないのではないだろうか。新しい恋愛がしたいのに、過去に好きだった男のことがどうしても忘れられない、その男から酷い仕打ちを受けたのに、もう愛してないはずなのに、何故か忘れられないし、また繋がることを望んでるかのような行動を取ってしまう。この漫画の主人公みたいに、こういう体験をした女性は今後一切依存した関係を築きたくないと思うらしいんだけど、客観的に見てると、新たな依存関係を作らないとその呪縛から抜けられないんじゃないのって思う。依存なしには生きられないと認めるのが最も近道じゃないのかって。


第65位 よつばと! あずまきよひこ

『月刊コミック電撃大王』で連載中の、あずまきよひこ「よつばと!」。5歳の女の子・よつばを取り巻く日常を描いた漫画。何か事件が起こるわけでもなく、極普通の日常をただただ描いてるだけなんだけど、日常の周りにストレスが全く無いし、誰も日常を否定しないというところが、この漫画の素晴らしいところだと思う。「あずまんが大王」のオタク色が強すぎてこの漫画まで手を伸ばせてないって人は結構いると思うんだけど、自分がそうだったんだけど、実際、その偏見をリセットして読んでみると、この漫画には理想の世界が広がってるってスゴク感じる。よつばが誰からも受け入れられてるっていうのが、この世界はよつばの為にあるんだっていうのが、どこまでも気持ちがいい。臼井儀人の「クレヨンしんちゃん」的な子供の可愛さにも近いと思ったんだけど、ブラックジョークは皆無だし、とにかくよつばが世界の中心だから、唯一無二の作品をあずまきよひこは作り上げたと思う。これはもう天晴だ。


第64位 コウノドリ 鈴ノ木ユウ

モーニング』に連載中の、鈴ノ木ユウ「コウノドリ」。産婦人科を舞台にした漫画。佐藤秀峰の「ブラックジャックによろしく」でも産婦人科を取り扱った回があったけど、そういうシリアスな出産を主にテーマにしてる。未成年の中絶とか、流産とか。男と女ではこの漫画を読んだ印象は全然違うんじゃないだろうか。未婚男の自分からしたら出産が怖いものという風に思えてしまったし、こんな辛い想いを乗り越えてる人たちが現実に山のようにいると思うと自分は何とも小物だと思えてくる。未成年の中絶が多いのはリスクなどを学校でまともに習わないからだと思うから、漫画だからという偏見を捨てて、こういった漫画を中学生、もしくは小学生からでも読ませた方がいいと思った。イタズラに恐怖感を植え付けてしまうかもしれないけど。自分はちょっと怖くなったし。


第63位 進撃の巨人 諫山創

『別冊少年マガジン』で連載中、もうだいぶ認知されたと思う、諫山創の「進撃の巨人」。前にコラム「日本人の本当の潜在能力を政府は分かっていない――今日のリンク」でも書いたんだけど、冷静に考えれば「巨人が人間を食べる」漫画を政府が戦略に選んではダメだと思う。でもそこが「クール」なんだけど。巨人が襲ってくるパニック感は絶望的で圧巻。


第62位 なにかもちがってますか 鬼頭莫宏

good!アフタヌーン』で連載中の、鬼頭莫宏「なにかもちがってますか」。転校生からの指摘で超能力が使えることに気づいた主人公。その超能力は人知れず殺人を犯せるもので、転校生からその力による世直しを持ち掛けられてしまう。多くの人が思ったようだけど、まずピンとくるのは小畑健の「DEATH NOTE」だ。だけど明らかに事情が異なる。転校生に従うままになってく主人公の葛藤なんかはこの作者のお得意なところで、一巻から読ませてくれる。「なるたる」や「ぼくらの」を読んできたら分かるけど、この作品も想像を絶する結末になるだろうから、この先も期待が止まらない。単にテロルを犯し続けるだけのはずがない。超能力でのテロル展開だと森恒二の「デストロイ アンド レボリューション」で十分だし。


第61位 木曜日のフルット 石黒正数

『週刊少年チャンピオン』に連載中、石黒正数「木曜日のフルット」。野良ネコだけど人間からエサをもらってるちょっと野良ネコ界からはみ出したフルットを取り巻く日常。野良ネコ側からしたら人間にエサをもらってる姿は確かにこんな感じに映るのかもしれないなあとか、野良ネコ目線の話がスゴク新鮮で楽しい。クスクス笑っちゃうし。ネコを飼ってたけどまた子ネコから飼いたくなるこの漫画を読んでると。正直なところ「それでも町は廻っている」はそこまで面白いと思わなかったけど、「木曜日のフルット」のほのぼの感は病みつきになってくる。


第60位 へうげもの 山田芳裕

モーニング』で連載中の、山田芳裕「へうげもの」。歴史漫画というジャンルになってるだけで読まず嫌いだったんだけど、美術品、物欲に真っ直ぐに生きる主人公の古田織部の生き様、これは歴史漫画ではなくてこの人物をただひたすら楽しむ漫画だったんだってのが読んでて初めて分かった。周りで巻き起こる歴史的な事件もこの男にしてみれば大して重要じゃない。それらは新しい名品を手にするキッカケに過ぎない。こういう楽しみ方なら、世間でこの漫画が好評なのには非常に納得。山田芳裕は「度胸星」も「デカスロン」も大好きで、その感覚のまま連載当初から読んでおけば良かったとちょっと久々に後悔した。


第59位 スティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ

『Kiss』に連載中の、ヤマザキマリ「スティーブ・ジョブズ」。2011年末に死去したスティーブ・ジョブズの伝記漫画。所詮は伝記で、創作もないし、漫画にまでして読むものではないと思って手を出してなかったんだけど、ちょっとした空いた時間に気まぐれで読んでみたら一巻を止まらずに読んでしまった。スティーブ・ジョブズの生き方に興味が湧いたってのがもちろんなんだけど、そう思わせたヤマザキマリの絵と構成が絶妙に良い。「テルマエ・ロマエ」もそうだけど、ヤマザキマリの描く外国人は温かみがあって、「外の国の人たち」を見てるっていう変な心のフィルタがまったく掛からない。それはヤマザキマリ自身が外国人と結婚しててイタリアで暮らしてるから、偏見というか気負いが作品に出てないんじゃないかと思う。っていうか、すげー愛に溢れてる。それが作品に出てるからすごいよ。漫画ってホントすごい。ヤマザキマリの外国人を読むなら「涼子さんの言うことには」「地球恋愛」なんかもオススメ!


第58位 聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話 車田正美

『週刊少年チャンピオン』で連載中、車田正美「聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話」。派生作品が多過ぎて混乱しがちだけど、この作品が車田正美の正統な「聖闘士星矢」の続編。前作でハーデスの剣にやられた星矢を救う為に、アテナと瞬、紫龍、一輝、氷河が再び立ち上がる。弱者が強者に命懸けで挑んでいた前作ほどの盛り上がりは無いんだけど、正統な続編が読めるということだけでもかなり嬉しい。冒頭からなんとなく予想できるんだけど、実際に243年前の童虎と紫龍が対峙したときなんかは鳥肌モンだった。不定期連載になってるからもっとテンポ良く続きが読みたい!


第57位 ハチワンダイバー 柴田ヨクサル

週刊ヤングジャンプ』で連載中の、柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」。プロになれず、賭け将棋を生業として生きてくことを決意した青年・菅田の物語。この作者は「谷仮面」の印象が強烈だったんだけど、その変態性がこの「ハチワンダイバー」にも生きてて思わず嬉しくなった。大女のメイド姿なんて性癖、なかなか共感できないって・・・オジロマコトの「富士山さんは思春期」もデカイ女の子の話だから、何気に需要あるんだろうか。将棋漫画のはずなのに格闘が本格的だったり、なかなかぶっ飛んでるよ今作も。


第56位 黄昏流星群 弘兼憲史

ビッグコミックオリジナル』で連載中の、弘兼憲史「黄昏流星群」。黄昏時の男女にも恋心は存在する。いつになっても人は愛に生きる、やり直せる。若い世代もこれを読んで元気をもらえると思う。「人間交差点」といい、この作者の人間ドラマは秀逸だ。


第55位 ケロロ軍曹 吉崎観音

『月刊少年エース』で連載中の、吉崎観音「ケロロ軍曹」。地球侵略に来たはずのカエル型宇宙人・ケロロ軍曹がいつの間にか人間の家に居候することになってドタバタを巻き起こすギャグ漫画。絵柄がアニメ調だからかオタク臭がすごく強くて巷で大流行したときもまったく読む気がしなかった。キャラの可愛さから女性の人気もあって、人気が下火になってから冷やかしで読んだら小ネタのオンパレードでめちゃくちゃハマってしまった。雰囲気は子供向けっぽいんだけど小ネタは大人じゃないと分からない古いネタが多い。ガモウひろしの「とっても!ラッキーマン」的というと反感買うかもしれないけど、ストーリーよりも小ネタが楽しみで仕方がない。


第54位 逃げるは恥だが役に立つ 海野つなみ

『Kiss』連載中、海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」。派遣切りに遭い再就職もできない36歳のみくりは、家政婦というアルバイトを通じて「仕事としての結婚」という形を見出す。登場人物がみんな聡明で、日常会話に社会派の話題が自然と豊富に出てくるところなんかは自分のリアルな生活環境と比べると人種的に距離があるんだけど、この漫画は契約結婚という一見ドライな人生の選択をしてるのに、当人同士はそれに少しずつ違和感を覚えてきてて、平たく言ってしまえば中学生や高校生が好きなのに強がって好きと言えないみたいな、そんな雰囲気が冒頭から歯痒くて、それがこの漫画の一番の魅力だと思う。小難しいことを並べながら、結局は好きって言うのを良い歳した大人が逃げてんじゃんっていうのが、堪らなく微笑ましい。久々に『Kiss』の連載が楽しみだわ。


第53位 ワンパンマン 村田雄介・ONE

『となりのヤングジャンプ』連載中、村田雄介「ワンパンマン」。アンパンマンのパロディでしかない下らない漫画だと思って一話だけを読んで放置してたんだけど、それはとても愚かなことだった。必ず一撃、ワンパンチで敵を倒してしまう程の強靭な肉体を得たヒーローという設定が、読み進める内にどんどんどんどん面白くなってくる。ヒーローなのにスキンヘッドで間の抜けた顔をしてるし、シリアスに戦いワンパンマンの横でどんどん負けてく他のヒーローがとても滑稽で笑えてくる。これは人生にも通じてるかもしれない。もちろん力を得る為の努力を怠らなかった成果ではあるんだけど、それゆえに力まず脱力できるということが、本当の幸せを掴むカギなのかもしれない。勝てないフィールドで抗う者がこんなに滑稽なんだって見せつけられてるような気がする。


第52位 LIAR GAME 甲斐谷忍

週刊ヤングジャンプ』で連載中の、甲斐谷忍「LIAR GAME」。


第51位 MIX あだち充

『ゲッサン』にて連載中、あだち充「MIX」。


第50位 少年少女18禁 くずしろ

月刊ビッグガンガン』で連載中、くずしろ「少年少女18禁」。


第49位 ヒメゴト~十九歳の制服~ 峰浪りょう

『モバMAN』で連載中、峰浪りょう「ヒメゴト~十九歳の制服~」。


第48位 聲の形 大今良時

週刊少年マガジン』で連載中、大今良時「聲の形」。大きな反響を呼んだ、耳に障がいを持つ同級生へのイジメをテーマにした漫画。でも実は純愛漫画。冒頭で繰り広げられるここまで酷いイジメは現実で聞いたことがないけど、もう少し程度を落としたイジメなら現実でも普通に横行してるんじゃないかと思わされた。何が正しかったのか、どうすべきだったのか、大人になった今になって、スゴク考えさせられる。


第47位 とめはねっ! 鈴里高校書道部 河合克敏

ビッグコミックスピリッツ』で連載中の、河合克敏「とめはねっ! 鈴里高校書道部」。書道漫画という設定は面白いんだけど、書道にそもそも興味が無いって人には書道ウンチクはシンドイかもしれない。主人公のおっとり感が漫画の展開にも表れてる感じで、恋愛模様がスパイスに入ってたりする。登場するキャラたちが文化系なんだけどそれぞれ多種多様で楽しくて、それがこの作品で一番気に入ってるところかもしれない。


第46位 坂本ですが? 佐野菜見

ハルタ』で連載中の、佐野菜見「坂本ですが?」。普通に考えれば、現実で考えれば、こんなキャラの奴は間違いなくイジメられてる。この漫画の面白さがまったく分からないという人も多いけど、その感覚はなんとなく分かる。クーレスト高校生・坂本の学園生活。


第45位 ドラゴンボールSD オオイシナホ・鳥山明

『最強ジャンプ』にて連載中、オオイシナホ「ドラゴンボールSD」。もちろん原作は鳥山明の「ドラゴンボール」で、この「ドラゴンボールSD」は原作の「ドラゴンボール」を大きくデフォルメしてる。かなり話の展開が端折られてるし、ヤムチャがサイバイマンに殺されるパロディを序盤も序盤で小ネタとして出してきたりと、なかなか笑える構成になってる。パロディと言えば「ネコマジン」で鳥山明本人が「ドラゴンボール」のパロディをしてるのはすごいズルいっていうか、面白いに決まってるじゃんって。「銀河パトロール ジャコ」は「ドラゴンボール」の「0巻」に位置してて、悟空の母親が出てくるし、買っちゃうに決まってるじゃん!


第44位 ぼくは麻理のなか 押見修造

漫画アクション』で連載中の、押見修造「ぼくは麻理のなか」。見知らぬ女子高生を尾行してた主人公、目を覚ますと自分がその女子高生になってたという突拍子もない展開で、どうやって結末まで持ってくのかスゴク気になってる。「惡の華」といい、女の、男から見た気持ち悪さというのがよく表現されてて、読んでて普通に気持ち悪くなってくる。これはこの作者、さすがだと思う。押見修造は他の作品も絶妙なものばかりだ。映画化され話題となった体毛漫画「スイートプールサイド」(コラムを書いた)、男性器に強烈な興味を抱く女子高生「アバンギャルド夢子」、「漂流ネットカフェ」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「デビルエクスタシー」「ユウタイノヴァ」なんかもすごくオススメ。


第43位 CLAYMORE 八木教広

『ジャンプスクエア』にて連載中、八木教広「CLAYMORE」。


第42位 名探偵コナン 青山剛昌

週刊少年サンデー』連載中、見た目は子供、頭脳は大人、青山剛昌「名探偵コナン」。探偵漫画にストーリーを付与したみたいな位置づけだと思うから、仕方がないけど、黒の組織に関連した話以外には、あまり興味が無い。トリック話が好きな人は、純粋に楽しめるとは思うけど。「まじっく快斗 ~TREASURED EDITION~」と併せて。


第41位 健全ロボ ダイミダラーOGS なかま亜咲

ハルタ』にて連載中、なかま亜咲の「健全ロボ ダイミダラーOGS」。「健全ロボ ダイミダラー」の続編。エッチなことをするとエネルギーがチャージされて、それによってロボを動かして悪を倒すという、なんともお馬鹿な設定のこの漫画。エッチなこと目当てで読み始めたけど、ギャグや小ネタもなかなか面白くて、すっかりハマってしまった。アニメも人気があるね。


第40位 こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治

週刊少年ジャンプ』連載中、秋本治の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。警察ギャグ情報人情漫画とでも言うか、とにかく各話の話題がテンコ盛り。今でも十分に面白いと思うんだけど、昔の人情臭い無骨な絵柄の方が好きだった。暇つぶしには最適なんだけど。


第39位 ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~ 藤原カムイ

『ヤングガンガン』にて連載中の、藤原カムイ「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~」。「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」の続編で、舞台は20年後の物語。呪文が消えた世界を、ジャガンとアステアの息子・アロスが旅をする。前作が好きなら、これほど嬉しい展開はないと思う。息子たちの活躍、毎回、楽しみでしょうがない。


第38位 自殺島 森恒二

ヤングアニマル』連載中で、自殺を繰り返す人たちが送り込まれる島を舞台にした、森恒二の「自殺島」。一度は自殺を決意した人間が、ここまで生きようとするのかというところに疑問もあるんだけど、どうやって抗って生き抜いていくかは最後まで見届けたいという気持ちになってくる。暴力漫画が好きじゃないから、この作者の「ホーリーランド」は読んでない。


第37位 謎の彼女X 植芝理一

アフタヌーン』にて連載中、植芝理一「謎の彼女X」。ずっと謎。とにかく謎。なんでこの彼女はこんな体質なのかとか、全然、解明されない。とにかく謎。でもこんな彼女ほしいとか思ってしまったり。


第36位 新クレヨンしんちゃん 臼井儀人

『まんがタウン』にて連載中、嵐を呼ぶ風雲児・野原しんのすけを中心としたギャグ漫画。臼井儀人が死んだときは、もうショックでショックで仕方がなかった。「クレヨンしんちゃん」は小学生のとき、唯一欠かさず買ってた単行本で、発売される夢を見た契機で書店にチャリでダッシュで買いに行ってたのは本当に良い思い出。夢だからもちろん売ってないんだけど。当時、アクションに掲載されてた「クレヨンしんちゃん」は、まだターゲット層が大人で、シモネタバリバリだった。その背徳感というか、子供が見ちゃいけないんだろうな感もまた、購買意欲を子供ながらにそそられてた。今でも全巻を手放せない、結構、宝物的な位置づけになってる。臼井儀人が死んだ後に出た公式な続編「新クレヨンしんちゃん」、期待してなかったんだけど、中期くらいの王道ギャグが復活してて、悔しくもクスクス笑ってしまった。嬉しくてちょっと涙出たし。臼井儀人よ永遠に!


第35位 新黒沢 最強伝説 福本伸行

ビッグコミックオリジナル』にて連載中、福本伸行「新黒沢 最強伝説」。「最強伝説黒沢」の続編。目標もなく、ただ漠然と生きてきた男の生き様。悩みに悩んだ挙句、裏目裏目に事が運ぶ。共感できる人、できない人、極端に別れそうだけど、笑いだけじゃなくて勇気も貰える作品だと思う。


第34位 魔方陣グルグル2 衛藤ヒロユキ

ガンガンONLINE』に連載中、衛藤ヒロユキ「魔法陣グルグル2」。前作の「魔法陣グルグル」は、大人になった今ではもう物足りないのだが、子供の頃はワクワクドキドキできるファンタジーの王道だった。ギャグとエロが楽しみで、この新しく連載してる「魔法陣グルグル2」もついつい子供の頃を思い出して買ってしまう。そうえいばギャグ王で「Pico★pico」を連載してたよね。懐かしい。


第33位 BTOOOM! 井上淳哉

『月刊コミック@バンチ』連載中、井上淳哉の「BTOOOM!」。コンピューターゲームの舞台をそのままに、現実にプレイヤー同士が殺し合うというのは、殺し合いはしないまでも、近未来では実現してそうな設定で面白い。どんどん人が死んでいく中、脱出できるのかできないのか、ハラハラドキドキを久々に思い出した。


第32位 ボールルームへようこそ

月刊少年マガジン』に連載中、竹内友「ボールルームへようこそ」。


第31位 東京喰種トーキョーグール 石田スイ

週刊ヤングジャンプ』に連載中の、石田スイ「東京喰種トーキョーグール」。


第30位 ZETMAN 桂正和

週刊ヤングジャンプ』にて連載中、桂正和「ZETMAN」。「電影少女」や「I”s<アイズ>」なんかのラブコメが桂正和といえば有名だけど、「ウイングマン」の頃からヒーロー漫画が本当はずっと描きたかったらしい。今、改めて「ZETMAN」でリアリティを追求したヒーロー性を描いてるけど、「ウイングマン」は少年漫画の夢を壊さないテイストだった。一度に読んだら、同一作者が描いたとは思えないねえ。


第29位 累 松浦だるま

イブニング』に連載中の、松浦だるま「」。


第28位 幽麗塔 乃木坂太郎

『ビッグコミックスペリオール』連載中、「医龍」で有名な乃木坂太郎の「幽麗塔」。「医龍」とはまったく違うミステリーというジャンルでありながら、スピード感もあって、期待していた以上にかなり面白い。このままテンポよく終わってほしい気もするけど、それも寂しいというか。


第27位 アホガール ヒロユキ

週刊少年マガジン』で連載中の、ヒロユキ「アホガール」。とにかくアホ、アホ、アホ、バナナが大好きなアホの女の子が巻き起こすドタバタコメディ。「マンガ家さんとアシスタントさんと」を読んでなければ、こんなくだらなすぎるテーマの漫画、絶対に手にも取らなかったと思う。完結してしまったのがちょっと寂しくて、連載中の「アホガール」に手を出した。ヒロユキの世界観がそのままで、それで寂しさを紛らわしてる今日この頃。


第26位 ラブやん 田丸浩史

アフタヌーン』にて連載中、田丸浩史のニート漫画「ラブやん」。何が哀しいって、作中でもちゃんと時間が経過することだよ。どんどんニート歴が長くなり、その悲壮感がどんどん蓄積されてく。もう哀れで見てられない。でも見ちゃう。いつまでもニートでいてほしい。ずっと見ていたい。


第25位 ハルロック 西餅

モーニング』連載中の、西餅「ハルロック」。


第24位 リアル 井上雅彦

週刊ヤングジャンプ』連載中、井上雅彦「リアル」。車椅子バスケの話なんだけど、「バガボンド」の連載を止めてまで描くなよとか思ってたし、障がい者に媚びるような内容じゃないかっていう先入観があったから、12巻が出る頃まで読まず嫌いだった。読んでみると障がい者が頑張って生きてるんだぜっていう息苦しい話じゃなくて、健常者も障がい者も同じ目線で夢を語っててそれを同じ目線で追い掛けてるのが、スゴク自分としては救われた。「SLAM DUNK」でも散りばめられてた「井上雅彦ギャグ」も健在だし、とにかく満足の一作。


第23位 我妻さんは俺のヨメ 西木田景志

週刊少年マガジン』に連載中の、「我妻さんは俺のヨメ」は西木田景志の作品。主人公の予知夢で、未来のヨメが憧れのあの娘だと分かってしまったというストーリーのラブコメディ。でもその未来は確定していなくて、日々の行いでころころとヨメが変わってしまう。自分だったら、目先の女子に手を出しちゃうけどな。。。と思いながら読んでる。女の子たちのキャラがとにかく愛くるしい。


第22位 海月姫 東村アキコ

『Kiss』に連載中、東村アキコの腐女子漫画「海月姫」。少女漫画で抵抗なく読めるのは、この人の作品だけかもしれない。一言で言ってしまえばシンデレラ・ストーリーなんだけど、小ネタもキャラもすごく面白い。「かくかくしかじか」が自伝的な漫画で、色々と感心するし、この人、東村アキコの人柄をすごく好きになる。


第21位 ONE PIECE 尾田栄一郎

週刊少年ジャンプ』で連載中、もはや国民的漫画の、尾田栄一郎の海賊漫画「ONE PIECE」。初期の頃はすごく面白くて、サンジやナミ、チョッパーの件ではすっかり泣かされたんだけど、たまに話数を稼ぐ為なのか、まったく面白くないエピソードが挟まるのが、スゴク興が冷めて嫌だった。あと、あまりに単行本が売れすぎて、ちょっと金の臭いがするのが気になってる。素直に楽しめないというか。全然関係ないけど、個人的に尾田栄一郎の嫁である稲葉ちあきがあまり好きじゃない。


第20位 ヒナまつり 大武政夫

ハルタ』で連載中の、大武政夫「ヒナまつり」。


第19位 まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 石田あきら・橙乃ままれ

『月刊コンプエース』に連載中、石田あきら「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」。


第18位 シドニアの騎士 弐瓶勉

アフタヌーン』に連載中、太陽系を謎の宇宙生物に破壊され、宇宙に放り出された人類の戦いを描く、弐瓶勉の「シドニアの騎士」。始めのうちは設定がなかなか飲み込めなくて、いつ読むのを止めようかと思ってたけど、徐々に世界観が顕になってくると、その頃にはすっかり虜になってた。やっぱり宇宙には夢がある。「BLAME!」「BIOMEGA」もオススメ、弐瓶勉ワールドにどっぷりハマるなら。


第17位 スピリットサークル 水上悟志

『ヤングキングアワーズ』で連載中、水上悟志「スピリットサークル」。輪廻転生を繰り返し、都度、愛と憎しみを募ってる主人公たち。前作の「惑星のさみだれ」もだけど、この作者はキャラの魅力の付け方がスゴク上手いというか、読んでる序盤から一気にキャラたちに惹かれてしまうし、話の設定も今までにありそうでなかったものを巧みに突いてくる。何より、分かりやすいというのが、一番かな。分かりやすくて面白いのが一番だ。


第16位 女子攻兵 松本次郎

『月刊コミック@バンチ』に連載中の、松本次郎「女子攻兵」。作者お得意のガンアクション。とにかく、女子高生型の兵器に乗り続けると汚染されてオッサンが女子高生化してしまうというピンチの新しいあり方が、斬新過ぎて、頭が上がらない。思わずコラム「日本人の本当の潜在能力を政府は分かっていない――今日のリンク」を書いてしまった。この作者の「地獄のアリス」「べっちんとまんだら」も面白い。


第15位 深夜食堂 安倍夜郎

ビッグコミックオリジナル』で連載中、安倍夜郎「深夜食堂」。深夜から朝方までしか開いてない小さな食堂に集まる人たちの人情劇。まず思ったのは、こんなお店の常連になりたいってことだった。店主が講釈垂れたりするんじゃなくて、むしろ大人しいくらいで、この食堂に集まる人たちが実にユニーク。自分に特別な何かが無くても、カウンターの隅で定食を毎日食べてるだけで、自分も人間の温かさに触れられそう、仲間にしてくれそうという夢をついつい見てしまう。人とのコミュニティーが減ってる現代の心の乾きに、すごく訴求してくる内容だと思う。本当に、こんなお店の常連になりたい。


第14位 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 谷川ニコ

ガンガンONLINE』で連載してる、喪女が主人公の「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」は谷川ニコの作品。もちろんデフォルメされてるんだけど、こういう女子はクラスに一人はいたなあと思うとより笑えてくる。自分が女子だったら、性への探求はこの主人公のような状態になってたかもしれない。他の作品では、先輩の女の子が過剰なまでに一途に好きになってくる「ちょく!」も面白い。


第13位 監獄学園 平本アキラ

週刊ヤングマガジン』で連載中の、平本アキラ「監獄学園」は、懲罰房を巡る学園コメディ。とにかく、女子の絵が可愛くてエロい。それ目当てで読んでたんだけど、小ネタが結構ツボで、今では笑い半分、エロ半分で読んでる。


第12位 ドロヘドロ 林田球

『月刊IKKI』に連載中の、林田球「ドロヘドロ」。もうすぐ完結してしまう。この漫画を人に勧めると、「キモチワルイ」という感想の人が多かったんだけど、自分はそんな印象は受けなかった。魔法使いとのバトル、双方のキャラに特徴があって、どちらの側のキャラも途端に好きになってしまった。謎もクライマックス、最後まで目が離せない。この作者は「魔剣X Another Jack」という漫画も描いてる。


第11位 銀のニーナ イトカツ

漫画アクション』に連載中の、イトカツ「銀のニーナ」。東京で職を失い田舎へ戻った主人公。実家には姉の娘である銀髪の少女・ニーナが待っていた。叔父と姪、この距離感だからこそ気づくことがあって、学ぶことがあって、癒やしも得られるんじゃないだろうか。子供の前向きな気持ち、未来への期待、大人には必須なモノなのかもしれない。


第10位 四月は君の嘘 新川直司

月刊少年マガジン』に連載中の、新川直司「四月は君の嘘」。


第9位 山田くんと7人の魔女 吉河美希

週刊少年マガジン』で連載中、吉河美希の「山田くんと7人の魔女」。


第8位 ジョジョリオン 荒木飛呂彦

『ウルトラジャンプ』で連載中の、荒木飛呂彦「ジョジョリオン」。「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを読んでいない人にとっては今更全巻読む気もないし、と敬遠してしまいガチな作品なのだが、第六部(前々シリーズ、ジョジョリオンは第八部)で世界が一周してパラレルワールドに突入してるので、過去の作品をまったく知らなくてもこの作品だけで十分に楽しめる。もう過去の繋がりなんてないし。この作品を読んで面白いと思ったら、思い切って「ジョジョの奇妙な冒険」を読んで、その後にスピンオフの「岸辺露伴は動かない」や「死刑執行中脱獄進行中」などを読み進めれば、いつの間にかすっかり虜になってると思う。


第7位 七つの大罪 鈴木央

週刊少年マガジン』に連載中の、鈴木央「七つの大罪」。久しぶりに王道のファンタジーバトル漫画が登場したって感じ。今まで使い古された同じような設定の中でも、やりようによっては十分に面白くなるんだなーって感心させられた。


第6位 僕だけがいない街 三部けい

ヤングエース』に連載中の、三部けい「僕だけがいない街」。タイムリープ・サスペンス。何も知らず、ただタイトルだけに惹かれて手に取ったんだけど、絵柄が古臭くて、まさか新刊を手に取ったとは思わなかった。どうも現代の設定も、2014年ではなくて、ちょっと過去の年になってるから、これも作品の設定に関係がありそうで、いつの間にか随所に散りばめられた謎のワクワク感にすっかりハマってしまった。


第5位 団地ともお 小田扉

ビッグコミックスピリッツ』で連載中、小学生の日常を描いた小田扉の「団地ともお」。今でこそアニメも放映されて多くの人に認知されてるけど、それまでは私の周りで「団地ともお」を知ってる人が一人もいなかった。小学生が主人公の漫画だから大人は敬遠してしまうのか分からないけど、大人こそみるべき作品だと思う。小学生の時の感覚なんて、成長するにつれてどんどん忘れていってしまうけど、小田扉は何故ここまで詳細にあの頃の貴重な感覚を覚えてるのかと、とにかく関心しっぱなし。「フィッシュパークなかおち」「しょんぼり温泉」などの他の作品も、小田扉ワールド全開で、読んで損はないと思う。


第4位 ハイスコアガール 押切蓮介

スクウェア・エニックスの権利侵害問題で、書店から完全に姿を消してしまった押切蓮介の「ハイスコアガール」。『月刊ビッグガンガン』も休載中。格闘ゲームの歴史と共に主人公たちが成長してくというラブコメなんだけど、この作者が描く女の子の表情が何とも言えないくらい素晴らしく可愛くて、実は格闘ゲームをまったくやったことがないんだけど、純粋なラブコメ漫画として大変に堪能してる。このまま権利問題で未完のまま打ち切りという事態だけはホントに避けてほしい。この作品のファンもめちゃくちゃ多いはず。


第3位 湯神くんには友達がいない 佐倉準

週刊少年サンデー』に連載中の佐倉準「湯神くんには友達がいない」は、その友達がいない設定が「イジメられてる」とか「根暗でひとりぼっち」なのかと思って手を出すのを躊躇ってた。いわゆる「ソリタリー」というやつだと思うのだが、自分に絶対の自信があり、友達など無益だという結論で常に一人で行動してる。野球部では嫌われのエースで、こういう設定の友達がいない系の漫画は初めてだったから、新鮮でとにかくニヤニヤしてしまう作品だった。当初は短期連載を想定していたらしくて延長延長でやってきたみたいで、いつ終わっちゃうのかなと変にハラハラしてる。終わったら寂しくなるな。


第2位 HUNTER×HUNTER 冨樫義博

週刊少年ジャンプ』で連載中、「幽★遊★白書」「レベルE」でお馴染み、冨樫義博のハンター漫画「HUNTER×HUNTER」。この作品は漫画からではなく初期のアニメから入った、自分としては珍しいパターン。アニメはほとんど見ないから。旅団編までアニメで見て、あれだけ面白い展開を描いた後、もう飽きて最終回に向かうのかなーと思ってたら、グリードアイランド編もキメラアント編もますます面白くて、「HUNTER×HUNTER」っていう設定はかつてないほどの無数の夢の展開を孕んでるのだなと改めて関心させられた。冨樫が飽きることを集英社がとにかく許さないでほしい。この先、死ぬまで。


第1位 ベルセルク 三浦建太郎

三浦建太郎のダーク・ファンタジー「ベルセルク」は、高校生時代にアニメで知ったんだけど、これほど毎号『ヤングアニマル』の連載を待ち侘びた漫画は過去に無かったし、書店で立ち読みしてて鳥肌がゾワゾワゾワって走るのも「ベルセルク」が唯一だった。ヤングアニマルでたまに休載になってると、ホントにしばらく、数日はテンションがだだ下がってた。最近はほとんど連載がないし、どうやって収束するつもりなのかっていう展開だから、作者死亡で未完だけはホントに勘弁してほしい。ていうか、面白かったから許すけど、「ギガントマキア」を描いてる時間があるなら「ベルセルク」をもっと描いてくれ!


いやはや、「108」もの連載中作品を一度に読んでるとは自分でも思ってなかった。ランキングから洩れた作品もあるから、実質はもっと読んでることになる。

ちょっと気になったんで、読んでる媒体を作品数順に並べてみた。

7 週刊少年マガジン
6 アフタヌーン
5 週刊少年ジャンプ
5 週刊ヤングジャンプ
4 ビッグコミックスピリッツ
4 イブニング
4 月刊少年マガジン
3 good!アフタヌーン
3 モーニング
3 ビッグコミックオリジナル
3 月刊ビッグガンガン
3 週刊少年サンデー
3 週刊ヤングマガジン
3 漫画アクション
3 ヤングアニマル
3 ヤングエース
3 ハルタ
3 ガンガンONLINE
3 Kiss
2 週刊少年チャンピオン
2 別冊少年マガジン
2 ジャンプスクエア
2 月刊コミック@バンチ
1 ヤングガンガン
1 グランドジャンプ
1 ヤングキング
1 ヤングキングアワーズ
1 別冊少年チャンピオン
1 月刊少年エース
1 週刊少年サンデーS
1 ゲッサン
1 チャンピオンRED
1 月刊コミック電撃大王
1 電撃マオウ
1 SPA!
1 週プレNEWS
1 ウルトラジャンプ
1 最強ジャンプ
1 ビッグコミックスペリオール
1 コミックフラッパー
1 月刊コミックゼノン
1 月刊IKKI
1 月刊コンプエース
1 モバMAN
1 まんがタイムきららキャラット
1 まんがタイム
1 月刊モーニングtwo
1 Cocohana
1 FEEL YOUNG
1 ヤングアニマル嵐
1 となりのヤングジャンプ

列挙してみて自分が一番ビックリした、まさか「週刊少年マガジン」の作品をこんなにも読んでたとは。少年誌はもう卒業したと思ってたし、「週刊少年ジャンプ」はもう読んでないつもりだったんだけど、普通に3位に来てるし。

次こそは少年漫画に限定したランキングを作ってみよう。なんだかんだ、少年漫画も読んでるしね。

おすすめ漫画ランキングを「108選」で紹介する
http://www.materialize.jp/art/column-essay/7607/

【108選】面白い青年漫画のおすすめ一覧(ランキング形式)
http://www.materialize.jp/art/column-essay/7631/

(平成26年8月5日 アシベズヘア@ashibehair_mfacebooknoteSUZURI

スポンサーリンク
The following two tabs change content below.
幼い頃の自分の髪型が、まるで森下裕美の漫画『少年アシベ』の芦屋アシベのようだったので、それを名前の由来にした。 コラム・エッセイは月金更新、それ以外は不定期更新。