怪しいプログラムが動いていないか、ウインドウズのタスクマネージャーでプロセスを調べていたら、「csrss.exe」という正体不明のプログラムが動いているのを発見した……という場合。通常は問題ないが、ウイルスが偽装している可能性もあるので、一応ウイルススキャンにかけてみよう。
「csrss.exe」は、ウインドウズのシステムファイルの1つ。通常は問題ないが、ウイルスの中にはこれに偽装してシステムに入り込んでいるケースがあるので油断はならない。「csrss.exe」の正しい位置は「C\:Windows\System32」。場所を調べて合っていればます大丈夫。それでも気になるなら、タスクマネージャーから実行ファイルを取り出して、オンラインのウイルスチェックサービス「Virustotal」でウイルススキャンにかけてみるといいだろう。
ウインドウズのタスクマネージャのプロセスにある「csrss.exe」。2つ動いているが、正体が分からずに不安に感じている人もいるだろう
「全般」で実行ファイルの場所をチェックしよう。「C\:Windows\System32」にあればOK。それ以外の場所にある場合は、「csrss.exe」を偽装したウイルスの可能性がある
ウイルスの疑惑がある場合は、「csrss.exe」を右クリックして「ファイルの場所を開く」をクリック
「csrss.exe」の本体の場所を開いたら、デスクトップなどにコピーしよう
「Virustotal」で調べてみよう。「ファイルを選択」をクリックして「csrss.exe」を選択。「スキャンする」をクリックしょう
しばらく待つとスキャン結果が表示される。多くのウイルス対策ソフトのチェック結果を参考にしよう
2014年10月18日 15:16
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