Webサーバのログをリアルタイムで解析、監視できる『GoAccess』コマンド
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今回は、Webサーバのログ解析をリアルタイムで行えるコマンド『GoAccess』を紹介する。

1.インストール

まずはコマンドのインストールから。
以下のコマンドを実行する。

●ソースコードからmakeする場合

$ wget http://tar.goaccess.io/goaccess-0.8.4.tar.gz
$ tar -xzvf goaccess-0.8.4.tar.gz
$ cd goaccess-0.8.4/
$ ./configure --enable-geoip --enable-utf8
$ make
$ sudo make install

●パッケージ管理ソフトからインストールする場合

$ brew install goaccess (Mac OS Xの場合)
$ sudo apt-get install goaccess (Debian/Ubuntuの場合)
$ sudo yum install goaccess --enablerepo=epe (RHEL系の場合)

2.コマンド実行

さて、それでは実際に『GoAccess』コマンドを実行してみよう。「-f」オプションを用いて、対象となるログファイルを指定する。

$ goaccess -f /var/log/httpd/access.log

20140912_000000

コマンドを実行すると、対象となるログのフォーマットについて選択する画面が表示される。
今回は、一番上の「Common Log Format (CLF)」を選択しEnter。

20140912_000002

フォーマット選択後、即ログの解析画面が表示される。
どのページに対してのアクセスが多いのかなど、リアルタイムで確認することも出来るしかなり便利。

Written by blacknon

インフラ系のSE。一時期はプログラマ。 仮想化とオープンソースに興味あり。一日中寝てたい今日このごろ。 スペインとかで働きたいなぁ…(シエスタがあるので)

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