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待機児童対策で保育士確保プラン策定へ
9月14日 4時18分

待機児童対策で保育士確保プラン策定へ
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保育所の空きを待っている「待機児童」が2万人を超えるなか、厚生労働省は人手不足が深刻な保育士を確保するための計画を策定し、保育所の整備を進めていくことにしています。

厚生労働省によりますと、ことし4月時点の待機児童は全国で2万1371人で、去年の同じ時期より1370人減り4年連続で減少したものの、都市部を中心に依然として深刻な状態が続いています。
待機児童を解消するため、政府は平成29年度末までに新たに40万人分の保育の受け皿を確保する計画で、自治体も保育所の整備を急いでいます。
しかし保育所の増設に伴う保育士の確保が課題で、厚生労働省によりますと、計画どおりに保育所の整備が進めば、4年後には7万4000人の保育士が不足する見通しだということです。
このため厚生労働省は、ことし中に「保育士確保プラン」を策定し、保育士の処遇の改善や、60万人を超えると推計されている資格を持っていながら仕事をしていないいわゆる「潜在保育士」の再就職を後押ししていくことにしています。
厚生労働省は「共働きの世帯が増えるなか、保育を必要とする人も増えている。できるだけ速やかに受け皿を整備できるよう人材の確保に努めたい」としています。

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