スコットランド住民投票で英財務相らG20欠席9月13日 8時43分
イギリスからの独立の賛否を問うスコットランドの住民投票を巡り、独立賛成派の勢いが増すなか、イギリスのオズボーン財務相とイングランド銀行のカーニー総裁は、住民投票の結果が市場や経済に与える影響を見極めるため、今月20日からオーストラリアで開かれるG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議を欠席することになりました。
スコットランドでは、今月18日にイギリスからの独立の賛否を問う住民投票が実施される予定で、最新の世論調査では、独立賛成派と反対派がきっ抗する状況になっています。
こうしたなか、イギリスのオズボーン財務相は、住民投票の結果が市場や経済に与える影響を見極めるため、今月20日からオーストラリアのケアンズで開かれるG20の財務相・中央銀行総裁会議を欠席することを明らかにしました。
また、イギリスの中央銀行、イングランド銀行も、カーニー総裁がG20に先立ってケアンズで開かれる金融安定理事会の会合で議長を務めたあと、投票日の18日に帰国を前倒しし、G20の会議を欠席することを明らかにしました。
スコットランドの住民投票を巡っては、賛成派が優勢になったという一部の世論調査の結果を受けて外国為替市場でイギリスの通貨ポンドが急落したり、ロンドン株式市場で株価が値下がりしたりするなど、市場は神経質な動きを続けています。
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