今週は「年上彼女と年下彼氏」のおすすめ漫画を紹介させて頂きました。
そして、このシリーズで書いてきて最後は絶対にこの作品だろ!と思っていた漫画があります。それが今回おすすめする漫画「めぞん一刻」です。
めぞん一刻
この漫画を聞いた事も無いという方の方が少ないように勝手に思っています。
アニメ化・アニメ映画化・映画化と本当にメディア化された漫画です。
一刻館という古いアパートに住む五代裕作は、新たにやってきた管理人 音無響子さんがやってきて、恋してしまうというお話です。
ただこの一刻館に住む他の住人や登場人物が本当に個性的で話を面白くしてくれています。
音無響子さんはこの漫画ではヒロインとして描かれており、少しこじらせた性格感はあるものの、とても魅力的に描かれています。そして音無響子さんは未亡人という設定となっています。
だからと言って五代裕作は音無響子さんが未亡人である事に対して恋した訳ではなく、未亡人である事も含めてすべてを受け入れて好きになる事が素晴らしく描かれています。
そして、その思いがつめられたシーンがこちら。僕が一番好きなシーンです。
めぞん一刻15巻(新装版)より
このシーンを見た時、思わず涙が出てきてしまいました。
作者 高橋留美子 先生
もう多くは語りません。代表作はご存知「うる星やつら」
そして「らんま1/2」「犬夜叉」とヒット作を生み出されています。
個人的には、高橋留美子先生の作品で好きなのは、この「めぞん一刻」と「人魚シリーズ」です。
アニメ めぞん一刻
アニメ版のめぞん一刻も好きでした。何よりも主題歌が豪華で好きでした。
「悲しみよこんにちは」斉藤由貴
「Alone Again」ギルバート・オサリバン
「好きさ」安全地帯
「サニー シャイニー モーニング」松尾清憲
「陽だまり」村下孝蔵
特に「陽だまり」は本当に好きな曲で今でもよく聞いています。
村下孝蔵さんと言えば、「初恋」という大ヒット曲が有名ですよね。亡くなられた時はかなりショックでした。
歌詞に英語を使わない珍しい方でした。日本語の美しい素晴らしい曲をいくつも書かれ歌われています。
エンディングも好きでピカソのファンとなりました。
- アーティスト: TVサントラ,安全地帯,松尾清憲,PICASSO,斉藤由貴,姫乃樹リカ,来生たかお,音無響子,松井五郎,湯川れい子,森雪之丞
- 出版社/メーカー: キティ
- 発売日: 1994/11/02
- メディア: CD
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好きになる事の素晴らしさを教えてくれた作品
この「めぞん一刻」は本当に人を好きになる事のすばらしさを教えてくれた作品だと思います。
もちろん、理不尽な世界観のキャラクター達もそこへのエッセンスとなっています。
そして、過去へのこだわりを持ちつつもそれを含めてその人を好きになるという本当の愛情を教えてくれた作品でした。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。
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