ライフハッカー編集部 - コミュニケーション 09:00 AM
誰もがやりがちな、コミュニケーションにおける失敗例
人間なら誰でもコミュニケーションをするものだし、時には言い間違いをすることがあります。しかし最高のリーダー、素晴らしい上司、そして最も称賛される起業家たちはコミュニケーションに非常に注意を払っています。
ここでは、誰もが犯しがちなコミュニケーション上の失敗や間違いの例をご紹介しましょう。
誰に対しても同じコミュニケーションをしてしまう
グループの人々とコミュニケーションする場合、こちらの言うことをすぐに理解してくれる人もいれば、さらに説明を必要とする人もいることに気が付くでしょう。人によってニーズも期待も違います。コミュニケーションを持とうとする人々の学習スタイルの範囲を考慮し、全員にアプローチできるコミュニケーション戦略を練りましょう。
口調に注意を払わない
ピンチの時などには、いらいらした言い方をしてしまう場合があります。口調はいつでも重要ですが、試練の時には特に重要です。状況がどうであれ、口調に注意を払うことを学びましょう。秘訣:話す前に一呼吸おきます。それから話すべきことを伝達します。
面倒な対話を避けてしまう
誰しも対立する場合があり、一時的に対立を避けたところでそれが完全になくなるわけではありません。例え困難な場合でも、相手にはわかりやすく実行できるフィードバックを返すようにし、困難な会話であっても計画し、実行する方法を学びましょう。
心の中にあることを黙っておいてしまう
意見を話すということは、他の人の欲求やニーズを考慮しながらも、要望をハッキリ伝えることです。良い関係を維持しながら自信を持って、明確に話し、こちらの要求を穏やかに伝えます。
返答するのではなく反応してしまう
怒りや不満で衝動的になっている場合には、ちょっと立ち止まってみてください。深呼吸してすべての事実(自分が知らないことを含め)を考え直しましょう。一呼吸おいて熟慮すれば、反応するのではなく返答することができます。
ゴシップに耽る
根拠のない話は評判を悪くするのみではなく信頼を失います。悪気がなくても、それは状況を非常に悪化させます。コミュニケーションをする者として(そして人間として)信頼され評価されたいのであれば、ゴシップ、皮肉や憶測をやめましょう。
心を閉ざす
今日の職場においてはあらゆる種類の信仰、文化そして民族的指向性が存在します。それらのいずれかを排除することは、視野を閉ざすことにつながります。代わりに心を開き、多様性を受け入れましょう。受け入れることで、コミュニケーションは改善され、その多様な経験と創造性は、すべてにおいて利益をもたらすでしょう。
話してばかりで人の話を聞かない
どんな状況でも主導権を握り続けるには、話すのを止め、相手の話を聞きましょう。話すよりも聞く割合を増やすことで、あなたは次第に学習し、共感できるようになり、それはさまざまなことを達成する上で役に立ちます。
自分が理解されているかを考えない
人々が自分のメッセージを理解しているかを確認するための時間を取りましょう。簡単に思えますが、誤解がたくさんあり、深刻な事態をもたらす場合があります。
コミュニケーションは貴重な生活必需品です。これらの基本的な失敗を避ければ、自分自身のみならず、コミュニケーション、指導力、影響力、成功、そして事業にも利益をもたらすことでしょう。
Communication Mistakes to Avoid At All Costs | Inc.
Lolly Daskal(訳:Conyac)
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