佐藤太郎
2014年9月14日03時00分
サッカーJ2栃木SCは12日、2014年度中間決算を発表した。2~7月の経常利益は3200万円の黒字となった。通期も黒字が見込まれ、債務超過は解消される見通しだ。水沼富美男社長は「まだ期末決算ではないが、心配いただいたJリーグからの退会はないものと確信している」とコメントを発表した。
売上高は4億4千万円で予算比で5%増。中でも広告料収入が2億400万円(予算比20%増)と売上高を後押しした。県や宇都宮市、大田原市などとの「地域支援パートナー」契約で約3千万円の収入のほか、昨年から始めた募金は4千万円を超えた。企業だけでなく自治体やファンの、地元チームへの支援が効果をあげ始めている。人件費の削減なども奏功した。
ただ入場料収入は1億200万円と予算比で500万円ほど減少。「残り試合でチケット収入を増やしていくことで収入基盤、全体の状況が確固たるものになっていく」(水沼社長)として、さらに魅力的なチームづくりに取り組む方針だ。
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