ウィリアムのいたずらの開発日記

ウィリアムのいたずらが、コンピューター関係について、思ったことを好き勝手に書いているブログです。

分析手法がたくさんあって、手がつけられない→よく使うのは5つだけ

2014-09-12 19:44:27 | Weblog
IBM Xcite 2014に今日(9/12)行って来た
その内容、メモメモ。
まずは、基調講演


5月より、具体的ソリューション




■データ、クラウド、エンゲージメントによる企業改革
春から113日たった。
この期間、どんなものだったか
この間、日本で生成だれたデータ、情報
  →DVD 1億7千万枚のDVDがいる
  →富士山の高さの5400倍

3つの戦略的変化
・データ
  天然資源としての
  モバイルデータ通信量2017年までに日本1人当たり14倍
・クラウド
 2016年までにソフトの5分の1がクラウド用
・エンゲージメント
 80% ソーシャル・メディアを使用する80%の人々が
 個人情報を共有

IBMがしたこと
・プレス発表
 IBM Cloud marketplace
  クラウド・イノベーションをワンストップで支援する
  オンライン店舗

 IBM BlueHub
 アベノミクス:3本目の矢
  提携して、支援
 2つのシェアードスペースと新たに提携し、スタートアップを支援

 IBM XCITE ビジネス・パートナー・デイ
 670億のR&D




■クラウド、ビッグデータ、エンゲージ面とがもたらすビジネス革新
(ろばーとさん)
・ビジネス・イノベーションの最前線に位置するIT
 新たな価値を想像する3つのメソッド
   ビジネスの成長エンジンとしてのクラウドを活用
   競争上の優位性を得る新たな基盤としてデータを利用
   生産性とブランド価値を高めるためにシステムオブエンゲージメントを実現

 いろんなものをいっぺんに→ちゃんす
  CxOの79%が新たなトレンドに迅速に対応
  CIOの3〜5年先の最優先課題は、企業戦略の重要な実現者になること
  91%がクラウド向け(2014年)

 クラウドがビジネス船体の革新を実現
  デベロッパー
   サービスを迅速に組み立てることで次世代の革新的なアプリ
  ITリーダー
   ハイブリッドクラウド
  ビジネスリーダー
   顧客が期待するスピードで変革

 既存の投資を活かしながら、オンプレ、オフプレ
   数時間、数日の上に開発できないとX

 エンタープライズITをシームレスに拡張するハイブリッドクラウド
 企業のおよそ70%が2015年までに、ハイブリッド・クラウドを推進
   ガートナー

 ハイブリッドクラウドにより迅速な革新とコスト削減を実現
   セキュアな統合;システムズ・オブ・レコード(SOR),エンゲージメント(SOE)
   ポータビリティと最適化
   スケールアウト
   バックアップとアーカイブ

 クラウドの全ての階層を網羅するIBMのポートフォリオ
   ビジネスプロセス as a Service
   ソフトウェア as a Service     →オンプレミス、クラウド環境
   プラットフォーム  as a Service
   インフラ as a Service
 ビジネスプロセス HR
   自社で、クラウドで

 IBM IaaS:ハイブリッド・クラウドの管理を簡略化
   Softlayer
  完全な制御性、アクセス、透明性
  シームレスで耐障害製のあるマルチサイト・トポロジー
  
 複数のセンター

 IBM PaaS Bluemix
  モバイル/WEBアプリケーションの配信に無限の可能性を
  デベロッパーは、イノベーションに注力できる

 IBM SaaS フロント・オフィスとバック・オフィスを効率化
   リスクアナリティクス
   パフォーマンス管理
   資産管理
   ソーシャルコラボレーション

ビジネス成長の原動力としてのクラウド
  京セラドキュメントソリューションズ
  ユニホー(マンションのメンテナンス)
  日本の大手自動車会社

ビジネス全体にわたるクラウド・サービスでIBMの価値を提供

競走場の優位性を得る新たな基盤として、データを利用

データから得られる知見が起業を変革
  販売/マーケティング/サービス
  ITとビジネス運用
  財務/不正/リスク
  人材
 業界のリーダーは決定の大半をデータに基づいて
 行う割合が通常の2.7倍

ビジネス上の重要な知見とそれを支えるIT基盤が競合優位を確立
  全てのデータソース
   トランザクションとアプリケーション
   マシンとセンサー
   エンタープライズコンテンツ
  新規/拡張アプリケーション
   顧客経験

Watson Foundation:
 統合プラットフォームとしてビジネス上の知見を実現
 非構造化データをリアルタイムで
   新たな知見を発掘
   リアルタイム処理
   信頼と革新

ビッグデータ活用による新たな競争優位基盤を獲得
  顧客満足度工場:All About
  ビジネス変革を加速:国内大手飲料メーカー
  顧客維持率の向上:NTTぷらら

生産性とブランド価値を高めるために
エンゲージメント

セキュアな環境とモバイルとソーシャル・テクノロジにより
人々の係わり合いが大きく変化

2014年末までに、日本の消費者の62%がづマートフォン所有(ぶるーむばーぐ2013/12/11)
1900万人の日本の消費者がスマートフォンを利用してデータを共用
245億円:日本では典型的なデータ漏洩で245億円の損失

人間中心のエンゲージメント

IBM MobileFirst
モバイル・エンタープライズがエンゲージメントを加速
  Protect/保護
  Build/構築
  Transform/変革
  Engage/エンゲージ

インタラクションのパターンがちがうから、
いまのソフトをモバイルに載せてもX

プラットフォームでどれが主流になるか、賭ける?
 IOS,Android・・・
予見性:だれもが、モバイルデバイス
IBM:BYODを認めている
 コーポレート→なくしたらワイプアウト
 パーソナル

モバイル、ソーシャル、アナリティクスの機能を統合して
人間中心のエンゲージ面とを推進する
  スマーターコマース
  スマーターワークフォース
  スマーターシチズン
ソーシャル・ビジネス

IBM MailNext:まもなく登場
 →次世代のユーザーのインターフェース:異なる
 モバイルファースト
 クラウド、あとからオンプレ

高度な脅威を食い止める、セキュリティの統合アプローチ
 IBMセキュリティ・フレームワーク
   インテリジェンス
   統合
   専門知識
 ・ビジネスデータよりセキュリティデータのほうが多いことも
 ・データを理解、アクションへ

生産性とブランド価値を高めるために
システムズ・オブ・エンゲージメントを実現

・ヤマトファイナンシャル:
  IBM Connectionをクラウドへ:3週間

・資生堂
 お客様の店頭経験を刷新:worklightとipadを配布

・上位5社に数えられるエネルギー企業
 高度なセキュリティの脅威を防衛
 20億件以上のイベントを分析、20〜25件の潜在的攻撃を発見

これらを組み合わせて、すべてが変わる
  クラウド
  データ
  エンゲージメント
made with IBM cloud
 ITはenablerである

事例紹介
しものさん

 クラウド
  はじめ、買うか借りるか、
  サービス化していく過程がクラウド
   →製造業からサービス業

 データ
  ものが賢くなった

 エンゲージメント
  コミュニケーション
  本質的にまったくちがう




■クラウド事例:パイオニアVCサービス
 グローバル規模の製造・設計現場でのコラボレーションサービス
 V-cubeとPioneer
・Visual collaboration
 web会議やテレビ会議とは異なるニーズにこたえる

・大きなパネルでコラボレーション

・パイオニアグループ活用状況
 全体の85%はコラボレーション

・お客様の課題
  クラウドセキュリティ
  経済性
  システムとネットワークの運用・可用性
・Softlayer
  プロビジョニング 15分〜30分
  ミドルウェア、CCS導入 30分
・IBM Softlayerを選んだ理由
  設定の容易さと豊富なオプション
  変更の容易さ(自社の特性に合った設計可能)
  レイテンシーの正確さ

・ばいしんく(xSync)システム構成
 導入成果:IBM Softlayerによるサービスの広がり
 SoftLayerのGlobalバックボーンが実現




■ビッグデータ分析でお客様に最高のサービスを提供する
しぶやさん

・JALブランドにこめた想い
・JALホームページ:50万人1日
  2億ページビュー
 2012年 企業ウェブサイト価値ランキング1位

・リアルのお店の場合
  店員さんは、常にお客様やお店の状況を見て販売
・jal.co.jp
 数字が取得できないため、来訪者や閲覧ページの状況など、まったく把握せずに商売
・最適なレコメンド
 (1)お客様が何を望んでいるか、知る必要がある
 (2)トライアルを繰り返し、制度を高める
 →SPSS MOdeler

・SPSS MOdelerのよいところ
 操作が簡単

・導入までの経緯を振り返って
  何がやりたいか
  どんなデータが使えるのか →この部分を省略すると、失敗する
  どういうツール・ハード必要か
  分析開始
 どんなデータがあるのかと、どんなデータが使えるかは違う

・効果
  CV(こんばーじょん)が10倍、CV額が数千万円以上も

●一般の事業会社における
 データサイエンティストの作り方

 雑誌で出ているのは特別な人
 中心:自分で分析ができるマーケッター

・分析人材と必要なスキル
 ビジネスを理解し、分析結果を「わかりやすく」伝える能力が必要
  マーケティング、ビジネス担当
 →いかに分析のハードルを下げるか

・実務:多変量解析とデータマイニング
  →立ちはだかる統計学の壁
    →必要以上にハードルをあげる
  →ツールの力を借りて、実務の分野へ

・分析手法がたくさんあって、手がつけられない
 よくつかうのは5つ
   クロス集計
   ロジスティック回帰
   決定木
   アソシエーション分析
   非階層的クラスター分析

・怖がらずにはじめよう
 決してハードルは高くない




■企業ソーシャルによるグローバルなワークスタイル革新
  J-SQWare
・JCB 4つの事業ドメイン
   ブランド、カード、加盟店、プロセシング事業
・JCBの目指す姿:2020年のありたい姿
   IT部門の課題→Socialで解決
・なぜSocial
  部門を越えた情報共有
  ファイルサーバー卒業
・体制が成功の鍵

・IBMを選んだ理由
  Dominoからの移行のしやすさ
  踏み込んだ提案

・JSQWare
 プライベートクラウド
  コミニティ→社長のトップ発言、社内提案制度
  掲示板/部門共有
  ポータルコンテンツ

・導入効果
 社員の意識変化
 能動的な情報共有
 在席確認の活用

・こんな想定外
 既存DBの利用状況整理
 想像以上に新しい機能はユーザー利用に違い

・すべての成功はユーザーが決めること
・踏み出す人に世界は微笑む

Bluemixチャレンジの表彰式
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