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科学
【編集日誌】日本の技術 またリード
2014.9.14 07:00
また一つ日本生まれの技術が世界をリードしました。iPS細胞を使った世界初の移植手術が無事に終了。プロジェクトリーダーを務めた理化学研究所の高橋政代氏は「大きな一歩と思いたい」と喜びを語りました。
山中伸弥氏がヒトでiPS細胞を作製したのは平成19年でした。それから7年での成果を山中氏は「努力の結晶」とたたえます。
同じ理研よる研究として、発表時「iPS細胞よりも簡単で優れている」とも言われたSTAP細胞は、残念ながら論文の不正を指摘され細胞の存在が危ぶまれています。
今回の快挙は理研の名誉を回復する一助となることでしょう。願わくばSTAP細胞の再現に成功し、再生医療分野における日本のリードを広げられるといいのですが…。(編集局次長兼整理部長 村岡繁)
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