錦織 帰国会見「大きなステップに」9月13日 19時30分
テニスの全米オープン男子シングルスで準優勝の快挙を達成した錦織圭選手が帰国し、記者会見で、「これからのテニス人生に大きなステップを踏み出せた」と大会を振り返りました。
24歳の錦織選手は全米オープンで世界ランキング上位の選手を次々と破って、四大大会のシングルスで日本選手として初めて準優勝し、ランキングも日本の男子で歴代最高の8位に上がりました。
13日夕方帰国した錦織選手は成田空港近くで記者会見し、冒頭で「空港で暖かく迎えてもらい、気持ちが高ぶっているところもあるが、体を休めてゆっくりしたい」と今の心境を述べました。
そして準優勝した全米オープンを振り返って、「負けた直後、1日2日は悔しさがにじんでいたが、時間がたって、自分のしたことの重さ、すごさを改めて認識した。決勝でチャンスがあったなかで簡単に負けた悔しさはあるが、同時に得た経験も大きい。これからのテニス人生に大きなステップを踏み出せた」と述べました。
また錦織選手は、「日本人でも四大大会の決勝の舞台に立つことができるというひとつの壁をまずは越えられたと思う。自分の力を信じる自信を、少しでもみんなに与えられたのではないか。来年、再来年と決勝の舞台に戻ってこられるように頑張りたい」と今後への意気込みを語りました。
錦織選手は来週の半ばまで日本に滞在し、スポンサー企業のイベントなどに参加する予定です。
その後、今月22日からマレーシアオープン、29日からは東京でジャパンオープンに出場し、ツアー大会の出場を経ながら、来年1月から始まる四大大会初戦、全豪オープンを目指します。
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 錦織は自己最高の8位 最新ランキング (9月8日 19時35分) |
[関連リンク] |
|