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2014-09-09

「ヒザ関節蹴りは相手の選手生命も危険だ」「手を開いて顔の前に出すな」…ジョン・ジョーンズの「汚い技術」から分かること

| 「ヒザ関節蹴りは相手の選手生命も危険だ」「手を開いて顔の前に出すな」…ジョン・ジョーンズの「汚い技術」から分かることを含むブックマーク 「ヒザ関節蹴りは相手の選手生命も危険だ」「手を開いて顔の前に出すな」…ジョン・ジョーンズの「汚い技術」から分かることのブックマークコメント

ゴン格最新号。



負傷欠場のために試合は延期されて宙に浮いてしまったが、「JJ対DC」の直前企画が掲載されていて、ダニエルコーミエとそのコーチインタビューがのっていた。そこで、タイトルのような王者ジョン・ジョーンズの戦法への指摘をAKAのハビア・メンデスが語っていた。

少しヒザ関節蹴りについて引用しよう。

62Pにあった。

 あの常にヒザ頭を攻撃してくる蹴りについてだ。残念ながら今のMMAのルール上では…全く問題にならない攻撃だけど、運が悪ければファイターキャリアを終わらせる可能性があるとても危険なテクニックなんだ。

私はキックボクシング出身だから、この関節蹴りが選手生命を奪うことを知っている。

ルール上認められてはいるが、完全に故意に狙ってきているわけで、ジョーンズは”ダーティファイター”とは呼べないけど、”ダーティーテクニック”を使うファイターであることは間違いない。

うーむ…正直にいいましょう。

自分は最初の最初、格闘技を見始めたときの感覚、直感的には「正面からヒザを狙う?こりゃおっそろしい、ヒザが折れるわ」と思っていた。

それに堀辺正史骨法創始師範の友人に「膝蹴りナオさん」という人がいて、格闘技を体系的に習ったわけではないがこの技が異様にうまく、一発でこの技を決めていた、という話も聞いていた(笑)

だが、総合格闘技でもキックボクシングでも…キックは禁止なのかな?この技は使われてはいるが、実際この技で足を汚してそこでTKO、試合終了…という試合は…なかったよね?たぶんみたこと無い。プラス「まあ堀辺氏だしな」ということでナオさん伝説にも疑問符が付くわけで…(笑)

だから「正面からの関節蹴りでヒザが折れる!」的なのは、正直伝説、誇張のたぐいなのかな?、と思うようになっていってたんですよ。見る側の悲しさで。

 

ところがそうでなかった。これだけの専門家がいうのだからね。たぶん、選手精神力で耐えていて、そこで試合を中断するようなことはないけど、ダメージは相当なんだろう。素人だと耐え切れずに一発でいてえよーー、となるようなダメージなのだろう。。

あらためてその怖さを感じました。そういえばアンドレvs前田日明戦で、前田はこの技をほんとにアンドレに仕掛けてる写真を見たから、あの試合はやっぱり、少なくとも前田側は本当に一線を越えたのだろう。


「手のひら防御」に関しては、以前ちょうど書いていたのでそっちをリンクする。

フジメグ引退試合アクシデントから…手を開き相手顔面前におけば、ルール抜きだと有効な防御? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131019/p1


意図的なサミングをしたのではなく、防御をオープンハンドでしていたら、パンチを出しに前進した藤井の目に入り、結果的にその負傷がもとで途中棄権フジメグは追い込まれた、と……(略)…「格闘技の反則というのは、見方を変えればもっとも実戦で有効な技である」ということでした。柔道の技でも、投げにかかった相手の支え足に足を絡めるのが反則だったり、かわずがけや捨て身の脇固めが反則だったりしますが、それが効果的で有効だからこそ。

禁止の体系から、技の有効性が逆にあぶりだされる、というのはままあることです。

正面からの膝蹴りは、ともあれ今のMMAでは解禁技で、絶対王者JJが使う。安全性と実践性の兼ね合いは永遠テーマだが、どこに落ち着くのだろう。

バックドロップバックドロップ 2014/09/09 11:57 JJの膝蹴りって膝十字固めと同じことなので、痛いよりも下手すると十字靭帯がプッツンいっちゃうので動けなくなりますよね。プライド1の黒澤みたいな。そりゃあ危ないですわ。