韓国選手、李克強首相にレーザー照射 中国から怒りの声殺到=中国メディア
2014-09-04 21:05
中国南京市で8月28日に行われたユース五輪の閉会式で、中国の李克強首相がレーザー光線を照射されたことが中国のネットユーザーたちを激怒させている。中国メディアの華股財経が3日付で報じた。 記事は「韓国の選手がレーザーポインターで李克強首相の顔にレーザーを照射したとの情報が伝わると、中国ネット上で大きな反応が見られた」と伝え、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では怒りを表明するユーザーが相次いだと紹介した。 続けて、閉会式の現場ではレーザポインターを使用しないよう何度もアナウンスがあったと指摘、「それなのに韓国の選手はアナウンスを聞かず、国家の指導者に向けてレーザーを照射した」と報じた。 さらにユース五輪の閉会式に出席した李克強首相は「中国を代表して出席した」とし、韓国の選手がした「下劣な行為」は中国に対する挑発と言っても過言ではないと主張。また、韓国のイメージを損なう行為であると同時に民度の低い行為であり、視力を奪われる可能性のある危険な行為だと指摘。韓国の選手の刑事責任を問うべきだと主張した。 李克強首相に対するレーザー照射事件に対し、韓国駐中国大使館は2日、微博の公式アカウントで「事実関係の確認を行っている」と発表したが、中国人ネットユーザーから、午後8時半現在で2万を超えるコメントが寄せられており、そのほぼすべてが韓国に対する「批判」や「罵倒」の意見だ。(編集担当:村山健二)