【パパ歓喜】幼い頃に父親とたっぷり時間を過ごした子どもはイイ子になる:研究結果

2014年09月06日 17時00分

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123RF
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育児に積極的にかかわる父親が「イクメン」ともてはやされる昨今だが、そうした父親の存在は赤ちゃんの成長にポジティブな影響をもたらすらしい。

生まれて最初の1年を家で父親とたっぷり過ごした赤ちゃんは、2歳になってからワガママやトラブル行為が少ないのだという。

きちんと向き合う姿勢が必須

ノルウェー・ベルゲン大学の研究者が子ども1157人の両親にインタビューし、子どもの成長を録画・分析して明らかになった。

ただし、ただ一緒にいればいいというもものではなく、子どもの言動によく注意を払い、きちんと相手をしながら長く過ごした場合のみ子どもの成長にプラスになるのだという。

父親の態度が社会適性に影響

逆に、子どもの遊びを強制的に中断させたり、「ダメ!」などと否定的な言葉で子どもの興味を失わせたりするような態度では、一緒にいても好影響は与えない。

実際、子どもに対しネガティブな態度をとる父親と長く過ごした赤ちゃんは、3歳になってからの社会適性が芳しくなかったという。

つまり、子どもの言動に注意を払い、興味を沸き立たせるようにしながら一緒に遊ぶ時間をたくさん持つといい、ということ。

仕事をしていると、平日は帰りがどうしても遅くなる、というお父さんは多いだろう。しかし、特に乳児をもつ男性は、30分でも早く仕事を切り上げて、子どもと一緒に過ごす時間を持つように心掛けるとよさそうだ。

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