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■聴覚への不快感は人を惑わせる
騒音とまではいかなくとも、イライラする不快な音ってなかなか慣れないものです。例えば…
「視覚はすぐに慣れますが、聴覚って逆に全く慣れませんよねぇ・・・聴覚って不思議だな・・・その音が聞こえなくなっても耳に残って、脳に直接刺さるような・・・」…TVドラマ版:野田ともうします。シーズン2より
この野田さんは普段はいたって穏やかで「キレる」なんてこととは無縁な人なのですが、所属サークルに入部希望でやってきた男子が 歩いている時もシャープペンシルをノックする…カチャカチャ、スチャスチャ…というその音 に耐えきれず、
「聴覚への違和感は決して慣れることはない。それはもぉ排除するしかないんですよ!」
と言ってドアに鍵をかけ、彼の入室を阻止します。
「聴覚への不快感は人を惑わせる・・・」というテロップが画面中央にバーン!
これ、見ていて大納得でした。
■住宅地で爆音を轟かせるバイク野郎
2~3年前から、主に夏季、どうにも我慢できない騒音が「バイクの爆音」です。「暴走族」ではないのです。単独のことがほとんどなので「迷惑バイク野郎」です。数人いるみたいです。
近くに国道があるのに、わざわざ住宅地に入って来てから各家の前で
ブォンブォンボンボン ブォンブォンボンボン~ブァ~ン!!!
と、頭の悪そうな爆音を立てるのです。何かこの地域に恨みでもあるのかと思うぐらい。
しかも、活動曜日・時間帯が不規則で、早い時は朝6時から何度もやってきます。私は0時前後には寝てしまうので深夜についてはわかりませんが、えらい迷惑です。
警察に通報されているらしいのですが(回覧板にのってました)、2~3日静かでもまたやってくるので諦めモード。でも本当に不快でイライラするので、不謹慎ですが…
…死ねばいいのに
と何度も思いました^^;
■…あれ?気にならない??
9月に入り涼しい日が続きました。バイク野郎にとっても走っていて心地よいのか、セミが静かになってもハエ(=バイク野郎)はうるさいです。が、あまり気にならなくなっていました。「…また来たか。しょーがねぇ奴だ」ぐらいにしか感じていない自分にビックリ。
あまりに日常的に聞いていたので 慣れた ということでしょうか?もしかして聴覚が衰えてきてる??と不安になりましたが、そんなことはなく、バイクの爆音が気にならなくなっただけでした。あんなに不快だったのに、嘘みたい…。
■「乗り物系の音」には次第に慣れる人が多いらしい
気になったので、ちょっと調べてみました。すると、こういう事例が結構ありました。
家賃が安いので線路(道路)が近い物件に住み始めて、電車・クルマの音が不快で後悔していた。が、だんだん気にならなくなった。
でも「隣の部屋の話し声」「夜中に道路で大声で騒ぐ声」には慣れることができないようです。私もアパート暮らしが長かったので納得(線路そば物件は住んだことあり。上下両隣は運よく静かな人がほとんどでした。)
「うるさい!」と感じる人の声には慣れにくいのです。大きな声が不快ということもあります。自分の声の大きさは自覚がない、注意されるまで気づかないことも多いので気をつけましょう。
■「慣れ」に気をつけよう
「慣れ」には良い面と悪い面があります。自分が何気なくやっていることで出ている音(自分は慣れているから何も感じない)が他の人には不快ということもあり得ます。
これは「におい」も同様で、香水や柔軟剤の香りは使い続けると本人には弱く感じるようになり、使用量が増えたりしがち。
特に人工的な匂いは苦手な人が多いので十分気をつけたいものです。