どんどん先に進んでいく同世代の経営者を見ていて思うことを。


「謙虚だからすごい人になる」

よく「すごい人はみんな謙虚」と言ったりしますが、これって順番が逆で、「謙虚だからすごい人になる」んですよね。

たとえばCuRAZYを運営する伊藤さん。彼はかなり謙虚な感じなんですが、CuRAZYが1億円を調達したりと頭一つ抜きん出ているのは、その謙虚さが秘訣になっていると思います。

他に思いつくのは、OVAのJIROさん。彼もまたグイグイ事業を展開させていますが、やっぱり謙虚なんですよね。「いやホントまだまだなんで!」とよく仰っている気がします。

NPO/NGOは謙虚なリーダーが多い気がしていて、PLASの門田さんもすごく謙虚で、その戦略的なマーケティングやすばらしい組織文化を絶賛するたびに「えー!?そんなにですか!?」と素直に驚いたりします。

その他にも、ぼくの周囲には持ち前の謙虚さをもって、自分の道を突き進む人たちがたくさんいます。彼らが浮上しやすい理由を考えてみました。


目標をクリアに持っており、現在地を理解している

なぜ「謙虚だからすごい人になる」のかといえば、謙虚な人というのは、目標を明確に持っており、その目標と自分の現在地の「ギャップ」をよく認識できているのでしょう。ギャップを認識できていれば、うぬぼれることはありません。

たとえばぼくは、自分のブログはまだまだアクセスが少なく、認知度も乏しいと考えています。月間1,000万PVくらい、町を歩いているおばちゃんが「イケダハヤト」を知っているくらいにならないと、まぁ目標達成とは言えないと考えています。

そういった目標から考えると、月間130万PVという現状はまだまだレベルが低すぎです。認知度もまだまだ低く、大学生向けのネットアンケートでも3%程度とのことです。もっと工夫をしないとダメですねぇ。

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自画自賛めいてしまいましたが、謙虚な人というのは、すなわち「高い目標を掲げている人」だと考えることができます。高い目標を掲げていれば、当然ながら「すごい人」になる可能性も高まっていくわけですね。


応援を集めることができる

第二に、高い目標を掲げる謙虚な人というのは、周囲の人々からの応援を集めます。そういう人は「物語」を持っているといいますか、前に前に進んでいく姿を見て、巻き込まれてしまうんですよね。ワンピースとかドラゴンボールとか、少年マンガの主人公みたいな感じ。周りにいらっしゃいませんか?そういうエネルギーのある人。

e-education創設者の税所さんなんかは、まさにワンピースのルフィみたいな感じです。国連も入っていないような未承認国家に「未承認ならイノベーション起こせるかもしれないじゃないですか」とか言いながら向かってしまう恐ろしさ(大学院を作る計画が動き出したそうです)。あの笑顔に一度惚れてしまうと、もうダメですね。

高い目標を掲げる傲岸不遜(自分を偉い人間だと思い込み、他人を見下す態度)な人というのは、人からそもそも好かれませんから、応援されることもないでしょう。よほど力があれば自力でなんとかなっちゃうのかもしれませんが、変化を起こすスピードは遅くなります。戦略としては賢くありませんね。


傲慢な人はそこで止まる

どの業界にも傲慢な人っていると思いますが、傲慢に陥った時点で、その人は変化が止まってしまうんですよね。後になって頑張って前に進もうとしても、既に周囲から人が離れているので推進力も弱かったりして。

ぼくは傲慢には陥りたくないので、「死ぬまで達成できない目標」を掲げようと心がけています。今のところ「自分の認知度を桁違い(たとえば茂木健一郎さん、勝間和代さんレベル)に高める」というのは当面達成できない具体的な目標なので、これを常に意識していきます。そうすれば、傲慢になるタイミングも減っていくでしょう。

あとは、自分が変化することを積極的に受け入れていくことでしょう。ぼくは1年後、自分の意見が変わっていたら、それは喜ばしいことだと考えています。成長しているかはよくわかりませんが、とりあえず変化していることは間違いないので、これでいいのかなと。


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