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経済
【経済こぼれ話】「自民党本部にも鯨肉料理を出せ」二階俊博衆院議員
2014.9.7 07:00
二階俊博衆議員 9月2日の自民党捕鯨議員連盟総会
「鯨を食べる文化がすたれている。自民党(本部)にも食堂があるのだから、ここで鯨肉の料理を出せるようにして、鯨のPRをしろ」
自民党本部で二階俊博衆議院はこうほえ、総会終了直後には、党本部の食堂のコックを呼び出し、「すぐにでも鯨料理を出してほしい。出せないようなら業者を替える」とまで迫った。党の重鎮の発言ということもあり、会場内は異様な緊張感に包まれた。
さらに、農林水産省内の食堂では鯨料理が提供されていることを例に挙げ、出席していた外務省の斎木尚子経済局長に「まずは外務省の食堂で鯨肉を提供してくれ」と注文をつけるほどの力の入れようだ。
党捕鯨議連の鶴保庸介幹事長代理によると、「9月中には自民党、外務省で鯨が食べられるようにします」とのことで、今後は霞が関内の各省庁で鯨肉料理が食べられるかもしれない。
ちなみに農水省内の食堂「咲くら」では、「イワシ鯨ステーキ膳」(1000円・税込み)や「じゅ~し~鯨特性カレー」(800円)などの鯨メニューを提供。ただ、「気軽に食べるには値段が高い。鯨料理を普及させたいなら、もっと安くしてほしい」(農水省職員)という声も聞かれる。
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