お店はレトロな雰囲気の建物で、戸はガラガラっと開ける引き戸です。
現在、3代目が昔ながらのパンを守りつつ、新しいパンも作りながら、自分好みにカスタマイズされた空間で楽しそうにお仕事されています。
私は勝手に「パン屋にいさん」と読んでいるのですが、パン屋にいさんこと大森さんとはTwitterで知り合いました。
私のブログからもわかるように、私は絵本が大好きなんですけど、絵本作家のやぎたみこさんと大森さんが同じくTwitterでお知り合いになったらしく、それが縁でやぎさんの代表作「ほげちゃん」を大森さんがパンにしちゃったのです。
その「ほげちゃんパン」に食いついた私。
予約制でしたので、予約して買いに行ったのが出会いとなりました。
ちなみに、ほげちゃんパンはこんな感じですー。
それから時々、パンを買いに行くようになりました。
実は「パンを買いに行く」って目的が1番ですが、パン屋にいさんと話をするために行ってるという所もかなりを占めています。
音楽の話をしたり(三重で朝霧JAMの話をするとは思いませんでした)、PTAの話をしたり(にいさんは数年前にPTA会長をしてるんです)、ただの世間話をしたりするのが楽しくて!
いつも穏やかに迎えて下さるので、本当に助かっております。
おっと、パン屋さんですから、パンの話をしますね。
このお店は昔ながらの対面販売です。トレーもトングもありません。
今日はお昼頃にお伺いしたので、上段のパンが少なくなっていますが、朝だとこれぐらいのパンがあります。
季節のパンや新作は上段に所狭しとと並べられて行きます。
ショーケースの中は昔からの定番商品が多いです。
「今日はこれがオススメですよ」
そんな会話も楽しみつつ、アットホームな雰囲気の中でついつい長居してしまいます。
こちら、超ロングセラーの「スゥィートパン」
初代が考えたモノを形を変えずに長年守り続けていらっしゃいます。
それから、こちらがパンをこねるパン屋にいさんですー。
「はたらく手」手作りパン工房 大栄軒製パン所(四日市朝日町) - YouTube
こちらの動画を見てもわかるように、パンの他にタバコも売ってるんですよ。
「町のタバコ屋さん」としても昔から親しまれていたのかも知れませんね。
今回、購入したパン。
左がかぼちゃで右が豆!
かぼちゃは季節限定だし、豆は「新作です!」と言われたのです!
息子はこの昔ながらのバタークリームパンが好きなんです。
それからスゥィートパン。
スゥィートパンは東海地方のテレビ番組や雑誌で取り上げられるコトもあり、そんな時は売り切れる時もあります。
いつまでも飽きない懐かしい味。定番なのもわかります。
今日、数ヶ月ぶりに伺ったんですけど、こんな看板があってビックリ。
「にいさん!あれ何?すごい!」
と、お店に入るなり聞いてしまいました。
お知り合いの方が描いてくれたのだそうです。
こちらの看板からも何となくわかるかも知れませんが、このお店はパンとタバコ以外にもう1つ販売しているものがあるんです。
それは…CD!
にいさんはジャズが好きなんですけど、そう言った関係で知り合った方のCDなどが置いてあります。
パン屋でありながら、CDも買えちゃうなんて!おそろしいおそろしい。
確かにいさんは毎年、TCJFに行ってたと思います。
今年も行くのかは聞くの忘れました。。
現在、disk unionで限定発売されている大塚広子さんのCDにも協力しているらしいです。
(ジャケットうえの方に「大栄軒製パン所」と入ってるのが何とも言えず!)
にいさんが、「毎月、四日市でジャズイベントしてるんですよ」とおっしゃっていたので、どこかのタイミングで行きたいと思ってたりします。
古さと新しさと個性を融合させた不思議なお店『大栄軒製パン所』
三重にお立ち寄りの際はぜひ、一度訪れて見て下さいね。